あれは、まだ肌寒い4月の頃。
我が家の周りで、子猫が大きな声で鳴いているのが気になっていました。
声がすると窓を開けて探すんですが、見つからないんです。
声が聞こえる方角も、よく変わるし、「母猫と一緒なら、いいんだけど・・・」と心配していました。
2日ほど声が聞こえ続けて、ある日、声がすごく大きく聞こえたので、おもわず外に見に行ったら、なんと! 隣家の庭を子猫がヨチヨチ歩きながら、鳴いていました。
生後、1ヶ月未満の手のひらサイズの小さな子猫。
まだ、ミルクかな。
母猫の姿は見当たりません。
声がとても大きいので体力は、ありそう。(‐^▽^‐)
隣家の庭なので、勝手に入ると不法侵入になってしまいます。
チャイムを鳴らして、事情を話して、庭に入れてもらいました。
抱き上げると、片手に乗るほど小さな子猫。
目やにがひどくて、目が開かない状態。
目をつぶったまま、さまよっていたのかな・・・・・・。
鼻水たらして、グシュグシュだし、
「このまま放置すると、母猫がいても、死ぬかも・・・・」
隣家に御礼を言って、急いで家に連れ帰りました。
つづく