そも「十三仏巡拝」とは何ぞや?ということなのだけれど、「先祖供養のお参り」なのだそう(私も全く知らなかったのだけれど・・・)。
十三仏を参拝すれば亡き人の追善になり、又、それをすれば自分も善行の功徳を積んだことになり、来世は善処に生まれかわることが出来るとのこと。もともとは中国の「十王思想」から来ているものなのだそうで、この信仰は日本独自のものだそう。十三仏霊場は日本各地にあるそう。
知らなかったとはいえ、父の一周忌を目前にしたこの時にこの「十三仏参り」が出来て本当に良かった。それぞれの仏様の前でお経を唱えた後、それぞれの思いを心の中で呟くのだけれど、毎回「安らかにゆっくりそちらで過ごして下さい。お母さんと仲良くね」と心の中で呟く。
ちなみに、それぞれの忌日にお守りくださる仏様は以下の通り。
初七日 不動明王
二七日(ふたなぬか) 釈迦如来
三七日(みなぬか) 文殊菩薩
四七日(よなぬか) 普賢菩薩
五七日(いつなぬか) 地蔵菩薩
六七日(むなぬか) 弥勒菩薩
七七日(満中陰) 薬師如来
百カ日 観世音菩薩
一周忌 勢至菩薩
三回忌 阿弥陀如来
七回忌 阿閦(あしゅく)如来
十三回忌 大日如来
三十三回忌 虚空蔵菩薩