【浅田真央 2006 スケート・アメリカ、‘チャルダッシュ’】


男子シングル、日本人選手の表彰台独占という結果となった記念的な 今期の グランプリシリーズ の初戦、スケート・アメリカ。

この 6年前の、浅田真央さんの、‘チャルダッシュ’ は、彼女の シニアデビュー の フリー の演技でした。

ショート、‘ノクターン’ では、68,84 という得点が出て一位でしたが、翌日の、この フリー では、3A も失敗し、点数は伸びませんでした。

けれど、この時 既に、私達の多くは、浅田真央さんの演技には、得点に反映されない処に、無限大の価値があることを感じていました。

この後、高い得点を得る為と思いますが、ジャンプ構成や つなぎ の演技などが変更されて行き、愛らしい印象を放つ、巧みなステップは、ここでしか見ることが出来ません。


とにかく、今、振り返って見ても、彼女の演技に、‘歴代最高得点’ という褒章が付けられなくても、その魅力、価値は、なんら損なわれるものではなく、煌めきをさえ見ることが出来ます。



やっぱり、彼女のファン達も、競技者も、皆、彼女の演技を追って行くことを止めることは出来ないと思います。

(今日も、動画の貼り付けの無い、殺風景な記事です。ご免なさい)。


ジャパン・オープン を見ていて、ちょっと、驚いいてしまったことがあります。


今期の、小塚祟彦 さんのフリープログラムは、ロシアのプルシェンコ選手と、同じ曲、なのですね!!。


プルシェンコ選手の方は、サン・サーンスメドレー、ということで、後半は‘白鳥’になっていますが、出だしは、全く同じ でした。


正直、タカちゃん・・・風格負けしている、~ ~ ~ ~ ~ と、私は感じてしまいましたが、


でも、プルシェンコ選手は、グランプリシリーズには出ませんから、是非、シーズン前半に頑張って、あの曲を、タカちゃんのものにして欲しいと、思います。



ところで、


カーニバルオンアイスで、布袋さんとコラボした時の、タカちゃんの演技は、まるで別人のような感じで、そして、物凄く、良かった。


演技後のインタビューで、“感動して、泣きそうになった”、と云っていて、それも、私は意外なことばに聞こえました。



タカちゃん、って、情緒を、理屈で抑え込んでしまう人だ と、いう風に、思っていました。 感動があっても、演技中に、涙することは無い、と思っていました。


あの時のジャンプも滑りも、タカちゃんは、涙する程の感動を抱えたままに、やっていて、それが、見る者の心にも響いて来たのではないでしょうか。



私は、あの、情感を演技に融解させるような、そういう滑りを、シーズン中にもやることがあれば、プルシェンコ選手の風格にも、タカちゃんは、けして、負けることはない と、確信します。


それに、そういうタカちゃんの演技が、又見たい、という気持ちも芽生えて、



それが、今シーズンの、私の楽しみの一つに加わりました。



ケイタスさんのブログ 】 (浅田真央ちゃんの黒鳥、オディール♪) に、


先日のジャパン・オープンの時の 浅田真央さんの動画と並べて、クラシックバレエの ‘黒鳥’ の動画が添付されてあります。


両方の動画を見ていて、私は、ふと、浅田真央 さん の ‘白鳥の湖’ を、世界で一番喜んでいるのは、きっと、天上に居て、その演技を見守っている、彼女のお母様かもしれない、・ ・ ・ ・ ・ と、思いました。



それから、『浅田真央 さらなる高みへ』 という本に書いてあった、素敵な話しを思い出したのです。↓(以下に抜粋します)。



2006-07 シーズン、(世界選手権への出場を果たす、ということの他に)、真央にはもう一つの目標があった。12月のグランプリファイナルである。--ー最も大きな理由は、それがロシアのサンクトペテルブルグで開かれるということだった。


サンクトペテルブルグには、クラシックバレエの聖地、マリインスキー劇場がある。チャイコフスキーの3大バレエが生まれた歌劇場。そこは、母の憧れの場所だった。


 「いつかサンクトペテルブルグに行ってみたいなあ」


そんな母の言葉を、真央は幼いころから何度も聞いていた。だからファイナルに進出して、母をサンクトペテルブルグに連れて行ってあげたいと考えていたのである。


  (チャルダッシュのフィニッシュの写真を挟んで、3頁、めくる)。


(NHK杯で)、文句なしの優勝、そしてファイナル進出。真央は、母の夢をかなえた。




“母の夢をかなえた” ・ ・ ・ ・、今、読むと、なんだか涙が出そうですが、


つくづく、浅田真央さんが母親思い、家族思いの人である、と あらためて思います。



私も、浅田真央さんの ‘白鳥の湖’ は是非見たいと、夢に思っていたのです (以前、記事にしたことがあります) が、それが、どういう訳からか、何故か、今、思っても、分かりません。


不思議ですが、もしかすると、彼女は、人の夢をかなえる使命を負わされて、この世に現れたのかもしれません。




とにかく、今は亡き 母親と 気持ちを一つにしてリンクに舞う 今期の浅田真央さんに、私達は、きっと、最強の スケーター の姿を見るような気がします。