韓国美女ホラー・シリーズにソン・ジヒョ。 『女子高の怪談3:狐怪談』 | コワれるまで ALLORA

韓国美女ホラー・シリーズにソン・ジヒョ。 『女子高の怪談3:狐怪談』

何でこれを
観ようと思ったか、
気の迷いかも
しれませんけど・・・(;^_^A

“女子校の怪談”
シリーズ3: 階段 『狐怪談』 ((Wishing Stairs)2003年)。

ただ、主人公ユン・ジンソンを
演じているのが、 (Goong) -Love in Palace-』 (2006年) のソン・ジヒョ (シンの恋人ミン・ヒョリン役)ラブラブ

この映画の製作時、ソン・ジヒョは21歳。

美人ですよね。
(なんでこんな人が 『セックス イズ ゼロ (色即是空) 2』 (2007年) なんてくだらない映画に出たのか、不思議でなりません)

この人が観られるだけでも、この映画には価値はありますビックリマーク

宮』(クン) のヒョリンはバレリーナをめざす高校生でしたが、『狐怪談』 でも ジンソンはバレエに打ち込む女子高生です。


そして、ソン・ジヒョと共演する もう一人の主人公が、「チョン・ジヒョンの再来」 と呼ばれるパク・ハンビョル。

この “女子校の怪談” シリーズって、美少女スターを輩出する登竜門らしいのですけど、この2人を見ればうなずけます。


さてさて、主人公の2人とも女の子ですが、この映画、男性は全くと言っていいほど登場しません。
彫刻の先生と、あとちょっとバレエ・コンペの審査員に1人チラッと見えるくらい。

そんな閉ざされた少女社会の中で、愛憎渦巻く惨劇が起こるのです。



     階段     階段     階段



狐よ(ヨウ ヤ)狐よ(ヨウ ヤ)、私の願いを叶えておくれ」


28段しかないはずの、女子寮に続く石の階段。
でも、もし数えて29段あったら、願い事が叶う・・・

バレエの才能に長けていたキム・ソヒ(パク・ハンビョル)、彼女の願いはいつまでも親友ジンソンといっしょにいたい、それだけだった。

バレエの才能がソヒに及ばないジンソンは、「(結果として親友を蹴落とすことになっても) コンペで1位になりたい」 と強く願う。

周囲からいじめられ続ける醜娘オム・ヘジュ(チョ・アン) の憧れはソヒ。
彼女の願いは、死んだソヒが自分の元に還ってくること。


この3つの交錯する願いを、 “狐階段” は(Wishing Stairs)聞き届けるのです。

この映画の邦題はオカシくて、原題は『狐階段』。
それが、 “怪談” になってしまっているんですね。

それはともかく、(ヨウ)・・・西洋で言えば悪魔みたいなイメージでしょうか、そんなものに願い事をするということは、それなりの代償を支払わなければならないのです。

その代償は、あまりに凄惨な結果でした・・・





まあ、こんなとこでしょうね。

ちょっとデカダンス風の、妙な雰囲気を持った映画でした。

なによりもソン・ジヒョが可愛いので、単に暗い画面でも、不思議と画面がアートっぽく見えてきたりして。

じゃあ そのうち、ソン・ジヒョの出演作 『強力班~ソウル江南警察署~』 (2011年)、観ようかな。



     階段     階段     階段


ところで、ソヒ(パク・ハンビョル) とヘジュ(チョ・アン) のツーショットですけど、これは興味津々。

6年後、2人はドラマ みんなで(タハムッケ ) 차 차 차』(チャチャチャ ) (原題:Holly Widows 2009年) で再び共演するんです。


ついでに、美少女役じゃないけど その体当たりの怪演がすごく私の印象に残ったチョ・アン。
2019年にはドラマ 『龍王〈ヨンワン〉様のご加護』 (原題:龍王様 
(ヨンワンニム)
保佑
(ポウ)
(神仏が)守り助ける下賜
(ハサ)
~なされて)) に出演して、すごく憎々しい悪女役を演じきっています。

私は『龍王様・・・』 のラスト近くになって、やっとこの女優さんの魅力に気づきました。