葉緑素とシルクタンパク質のコラボでできた光合成する人工葉っぱ
ヨー子さん
「光合成する人工の葉っぱができたって聞きましたけど。」
マルベリー先生
「基材の中に葉緑素をちりばめた、人工の葉っぱができたんだそうです。」
ヨー子さん
「この人工葉っぱ、光合成もするんでしょうね。」
マルベリー先生
「もちろんです。ちゃんと、二酸化炭素を吸収して、酸素を放出する、まさに人工の光合成ですよ。」
ヨー子さん
「お野菜とか果物は本物を食べたいですね。この人工の葉っぱ、何に使えるのかしら。」
マルベリー先生
「人工の葉っぱでできたものを無理に食べなくてもいいんですよ。人工の葉っぱは温暖化防止に役立つのではないでしょうか。世界中の建物の外壁を人工葉っぱで覆ってやれば、大気中の二酸化炭素の回収は、非常にてっとり早くやれるでしょう。」
美肌にD-アミノ酸
ヨー子さん
「今朝の朝日新聞の『美肌アミノ酸 これだ』って記事にD型のアミノ酸が美肌に良いと書かれていましたが、D型アミノ酸ってなんですか。」
マルベリー先生
「普通のタンパク質を作っているアミノ酸は全部で20種類あるんですけど、グリシンというアミノ酸以外のアミノ酸は全部L-アミノ酸なんです。」
ヨー子さん
「今度はLですか。DとかLとかって何のことなんですか。」
マルベリー先生
「DとLの説明によく使われるのは、右手と左手なんです。右手も左手も、全く同じに見えるでしょ。形は全く変わらないんですけど、重ね合わせると違うってことがわかるでしょ。同じアミノ酸でも、この2種類が存在します。」
ヨー子さん
「人間はL型のアミノ酸でできているのに、D型のアミノ酸が美肌に良いと言われても、身体の中にないものを言われても、どうしようもないでしょ。うまくD型アミノ酸を摂る方法があったら教えてください。」
マルベリー先生
「あのね、細菌類はいっぱいD型アミノ酸を持っているんですよ。だから、細菌がうようよいるような食品を食べればよいということですね。それには、発酵食品が良いでしょう。現に、玄米黒酢にいっぱい含まれているんだそうですけど、味噌、醤油、日本酒、酢、チーズ、ヨーグルト、漬物などなど、食べたらよい食品はたくさんありますよ。」
桑の実は1本の木から100kg
ヨー子さん
「河川敷で太い立派な桑の木をみつけましたよ。」
マルベリー先生
「そりゃ、よかったね。」
ヨー子さん
「桑の実って小さいですね。でも、濃い紫色になったものを獲って食べたら、すごくおいしかったのでびっくりしました。」
マルベリー先生
「おいしいでしょ。甘いし。」
ヨー子さん
「そうなんです。今までに食べたことがない味だし、健康に良いってことですから、たくさん獲ってきました。ジャムにしておこうと思っています。」
マルベリー先生
「実のお尻をちょっと突っつくと、ぽろっと落ちてくるのが完熟なんです。もっとも甘い実です。今度、行かれる時は傘を持って行って、傘をさかさまにして受けるようにすると、枝をゆすって簡単にたくさん獲れますよ。」
桑の実の有効成分は星座のごとく
ヨー子さん
「桑の実って、おいしいんですってね。」
マルベリー先生
「おいしいですよ。年配の人なら、子供のころ、口が紫色に染まってしまうほど、たくさん食べた経験があると思いますよ。」
ヨー子さん
「桑の実って、スーパーでも見かけないし、どこでそんなにたくさんの桑の実を獲ることができたんですか。」
マルベリー先生
「30年ぐらい前までは、養蚕をする農家がありましたから、カイコの餌用の桑の木があちこちにあったんです。中には、所有者も分からないようなものもあって、それらが子供たちの絶好の餌食になったわけですよ。」
ヨー子さん
「桑の実の干したものは桑椹(そうじん)という漢方薬なんでしょ。何か人間に役に立ちそうですね。」
マルベリー先生
「桑の実の有効成分というと、まずはアントシアニンでしょう。ブルーベリーの約6倍も入っています。その他、ケルセチン、クロロゲン酸、ルチン、アストラガリン、レスベラトロールなどたくさんの抗酸化物質が含まれています。これらの物質の化学構造は素人目にははなはだ厄介な代物ですが、並べてみると星空にきらめく星座のように思えます。」
桑の実って今が見つけ時、おいしいよ
ヨー子さん
「桑の木ってどこにあるんでしょうか。」
マルベリー先生
「桑畑はほとんどなくなってしまいました。昔はたくさん植えられていましたから、河川敷とか、あぜ道とか、山すそとかに、残っている桑の木が結構あるんですよ。」
ヨー子さん
「ハイキングがてらに、桑の木の探索をしてみます。でも、これが桑の木と断定するのは難しそう。」
マルベリー先生
「桑の葉の形で分かるんですけど。でも、確かに葉の形だけでは、決めにくいですね。」
ヨー子さん
「では、どんな方法が良いんでしょう。専門家に付き合っていただくわけにはいきませんもの。」
マルベリー先生
「そうですね。もっともよい方法は、実を見つけることです。今は実を見つける絶好の季節です。ブドウの房を小指の先ぐらいに小さくした形をしています。葉の形と実がなっていれば、確実でしょう。実は、緑→白→ピンク→赤→紫→濃紫と色が変化します。濃紫のものは完熟です。」
桑ってカイコの餌だよね
ヨー子さん
「ずいぶん暖かくなって、と言うより、通り越して夏日、時には真夏日になるようになってきましたね。」
マルベリー先生
「5月の連休になりますと、桑の木も完全に芽吹いて、きれいな緑を見せるようになります。」
ヨー子さん
「そんな新芽を使って養蚕が始まるんですね。」
マルベリー先生
「早すぎると若葉が少なくて、エサの補給ができなくなってしまいますが、連休明けぐらいからは十分な葉を確保できるようになるんです。」
ヨー子さん
「この頃では桑畑も無くなってしまいましたから、カイコを飼おうと思うと自分で桑の木を探してこないといけないんです。これが桑の木だって見分けるコツはありませんか。」
マルベリー先生
「桑の葉の形は切れ込みがあるものと無いものとがあります。同じ木なのにマル型と切れ込み型の両方が出ていることもあります。このことが、かえって判定しやすいかもしれませんね。葉を食べてみて、ほとんど味がないのも特徴です。」
おなかで水素ができれば体重は軽くなるかしら
ヨー子さん
「おなかの中で水素ができるって、不思議な気がします。」
マルベリー先生
「土の中にいる細菌の中には水素を作ることができるものもいるんですよ。」
ヨー子さん
「それがいつの間にかおなかの中にいついて、水素を作っているんですか。」
マルベリー先生
「そうなんです。土の中にいるメタンを作る細菌や水素を作る細菌なんかが、口から入って、いつの間にかおなかの中でメタンや水素を作っているんですよ。」
ヨー子さん
「水素を作る菌がどんどん水素を作ってくれれば、身体も軽くなって目方も減るってことですね。」
マルベリー先生
「いや、そんなにたくさん水素ができるわけではありませんから、アドバルンのように浮き上がることはありませんよ。」
おなかの中で水素だってできるんですよ
ヨー子さん
「おなかの中でメタンガスなんかができるって、なんだか変に思えますが。」
マルベリー先生
「そんなことはありません。水素だってできるんですから。」
ヨー子さん
「えっ!水素ができるんですか。」
マルベリー先生
「腸内細菌はもともと土壌細菌というか、自然界にいたやつが、たまたま食べ物なんかと一緒に大腸に届いていついてしまったものなんです。」
ヨー子さん
「すると、土の中にいた細菌がおなかの中で増殖しているってわけですか。」
マルベリー先生
「そうなんですよ。人間にとって都合の良いの悪いのもいるんですよ。だから、おなかの調子を整えて、人間に都合の良い細菌を増やしておく必要があるんです。」
オナラは燃える
ヨー子さん
「オナラの主成分はチッ素ですか。でも、オナラは燃えるっていうでしょ。」
マルベリー先生
「そうなんですね。オナラは燃えるんですよ。」
ヨー子さん
「チッ素ガスが主成分なのに、なぜ燃えるんですか。チッ素ガスは燃えないガスなのに。」
マルベリー先生
「それがね、大腸の中での腸内細菌の働きによる醗酵で燃えるガスができてくるんですよ。」
ヨー子さん
「あぁ、メタンガスとかですか。」
マルベリー先生
「そうです。メタンガスも燃えるガスの一つですよ。」
オナラノ主成分はチッ素ガス
ヨー子さん
「オナラのガスって、なんなんですか?」
マルベリー先生
「主成分はチッ素でしょうね。」
ヨー子さん
「チッ素って、空気の中にあるガスですよね。そんなものがおなかの中でできるんですか?」
マルベリー先生
「いや、そうじゃないんです。ものを食べると空気が一緒に胃の中に入ってきます。すごく多かったら、ゲップとしてでてきます。」
ヨー子さん
「ゲップにならなかったチッ素ガスはおなかを通過してオナラとして出てくるんですね。それでは酸素は?」
マルベリー先生
「酸素はね、腸内細菌がどんどん使いますから、大腸へ行く前にほとんどなくなってしまうんです。」