京都に桑を植えよう
桑を植える場所は京都に限らず全国いたるところといいたいのですが、京都に桑を植えることには特別の意味があるのです。
その理由を箇条書きで書きます。
1.1200年前の平安遷都は桑がもたらした冨に支えられた
平安京の造成、御所をはじめ巨大寺院や神社の建設、仏像の製作などに要した莫大な費用は、養蚕で生み出された絹で賄われたのです。当時、京都一帯を支配していた「秦」一族が持っていた土木、灌漑・治水、建築、仏像製作、金属精錬、養蚕などの大陸由来の先端技術によって生み出された冨、とりわけ養蚕によって生み出された冨は莫大で、この冨によって平安京が建設されたのです。したがって、京都は桑によって作られたといっても過言ではありません。
2.絹文化の中心地
全国で生産された絹は京都に集中し、西陣織をはじめ友禅染めなどかぐわしい絹文化の花を咲かせてきました。桑無しには絹文化の発達はありえなかったのです。
3.大都市でも桑園の開発は可能
京都には神社・仏閣がたくさんあり、これに加えて学校など公共施設に桑を植えることは可能です。特に学校に植えられた桑はカイコの飼育を通じてさまざまな教育を行うための教材として有効に活用することができます。
4.「京都議定書」締結の地
1997年に開催された気候変動枠組み条約締約国会議(COP3)で締結された京都議定書は、今後の二酸化炭素の削減値を示しています。京都は二酸化炭素削減事業の中心地であり、世界にアッピールする事業として桑の植林運動を進めることは有意義であると考えられます。
植えた桑を管理する(手入れはもとより、どこに何本植えられているなどを把握する)ことによって、京都が年間どれくらいの二酸化炭素を積極的に削減したかを記録することも大切だと思っています。
5.郷愁を誘う京都の桑
長い歴史に彩られた京都の町に植えられた桑は6月には実をつけます。観光に訪れた人々は路傍に生える桑の木から直接実をとることができ、童謡「赤とんぼ」にある「山の畑の桑の実をお籠に摘んだは幻か」を実感し、幼き日々の思い出に浸ることができます。京都の新たな観光資源となるでしょう。
「京都に桑を」運動の具体的な行動方針はまだありません。今後皆様の提案を具体化する中で、立派な運動に育てたいと考えています。皆様のご協力を御願いします。
NPO日本マルベリークラブ代表理事 京都工芸繊維大学名誉教授 原 三郎 筆
栄西著「喫茶養生記」
800年前、臨済宗(禅宗)総本山「建仁寺」(京都祇園)の開祖 栄西禅師は「喫茶養生記」を記した。
上下2巻からなり、上巻では茶の効用を説き、下巻では桑が糖尿病や動脈硬化によく効くと述べている。
栄西禅師はいわば日本における健康食品の元祖的存在である。
昨年、この偉業をたたえて建仁寺境内、開山堂(栄西禅師の墓所)前に「桑碑」が建立され、これを記念して第1回マルベリー(桑)フォーラム」が開催された。
本日、第2回マルベリーフォーラムが建仁寺において開催される。
内容は桑に関する講演と落語2題、さらに同境内にある重要文化財の茶室において桑入りの抹茶が振舞われる。
飛び入りもできますので、時間のある方はどうぞお出でください。
会費は7,000円です(桑碑建立基金、建仁寺拝観料が含まれています)。
NPO日本マルベリークラブ代表理事 京都工芸繊維大学名誉教授 原 三郎 筆
桑葉の健康効果
ブログをごらんの皆様。
今日は、桑葉のすばらしい便秘改善効果について書きます。
3日以上便通のないことがよくある人は、完全に便秘症にかかっています。
原因の第一は食物繊維の多い食事、野菜たっぷりの食事を摂っていない、あるいは外食が原因で十分に摂れないことです。
第二は、内臓脂肪が溜まっていて、大腸を固めてしまっているため、大腸が自由に蠕動運動をすることができないことです。
臍周りのサイズが、男85cm、女90cm以上の人は、内臓脂肪が溜まっていてメタボリックシンドローム(脂肪代謝異常症)に罹っていると診断されています。
でも、もっと痩せた人でも、隠れメタボリックシンドロームに罹っている可能性があります。
こんな人は、なかなか便秘症を解消することができません。
桑葉(乾燥粉末)あるいは桑茶を根気良く、毎食事の直前に食べ(飲み)続けますと、やがて内臓脂肪がとれ、桑葉が本来的に持っている便秘改善作用によってすっきりした毎日を過ごすことができるようになります。
試してみたい方、いませんか。
NPO日本マルベリークラブは桑葉の便秘改善効果をはっきりさせるため、ご希望の皆さんに桑葉粉末で作った錠剤を配っています。
ご希望の方は、http://mulberryclub.net./ をご覧下さい。
NPO日本マルベリークラブ代表理事
国立大学法人 京都工芸繊維大学名誉教授
原 三郎 筆
NPO 日本マルベリークラブとは
日本では影が薄くなった養蚕ですが、科学の視点で見つめなおすと、びっくりするような「人のお役に立つ」ことがいっぱい分かってきました。例えばカイコの餌である桑葉は、これを食べると糖尿病、動脈硬化、肥満、などの予防や改善の効果があることがはっきりしてきたのです。
日本マルベリークラブは大学や研究所の先生方を会員とするNPO法人で、桑やカイコが人の役に立つということを世の中に宣伝するとともにさらにもっと人の役に立つことを研究しようというのが会の目的です。
皆さんの生活の一部にカイコが溶け込んでいることをご存知でしょうか。そうです、「シルクなんとか」という化粧品は絹繊維(フィブロインというタンパク質です)を取り巻いている「セリシン」というこれまたタンパク質を水に溶かしだして使われています。セリシンは保湿性が良く、化粧水として使いますと翌日の朝まで潤い感が持続します。
私たちは、桑、カイコ、繭、蛹の全てを人に役立つようにする研究を展開しています。
これから順次説明を展開しようと考えていますので、是非このブログを時には覗いてください。
貴女のお肌に潤いをもたらすセリシン、あなたの便秘を改善する桑葉、肥満解消は桑葉で、などなどのテーマで話を進めて行きます。
何せ私たちは学者なので、世の中ではとても通用しない難しい話を展開するかも知れません。
そんな時は、どうぞ遠慮無しにブーイングをお寄せください。
また、質問・疑問にも丁寧に答えたいと思っていますので、遠慮無しに質問の書きこみをしてください。
もちろん、あなたのご意見も大切にしたいと思っています。