肥満、便秘、高血糖、高血圧、高脂血漿に桑葉。皮膚のアンチエージング、肌荒れに生絹エキス。 NPO法人 日本マルベリークラブ -6ページ目

老化の最大の原因は血液中のグルコース

ソーコ(桑子)さん

「糖尿病じゃない人も血糖値を下げた方がよいって言われていますけど、これはどういう意味なんでしょう。」

マルベリー(桑)先生
「そうですね。血糖値を下げないといけないのは糖尿病の人だけではなく、血糖値が高くない人も下げた方がいいんですよ。」

ソーコさん
「糖尿病でない人も血糖値を下げた方がよいってどういうことですか。」

マルベリー先生
「あのね、血液の中の糖っていうのはグルコースのことですがね、グルコースはタンパク質によく引っ付くばかりか、いくつものタンパク質に引っ付いて、最終的には大きなタンパク質の塊を作ってしまう性質があるんです。」


ソーコさん
「たくさんのタンパク質の分子がくっついてしまうということは、それぞれのタンパク質は自分が持っている機能を発揮できなくなるってことですよね。ということは、いろんな臓器でタンパク質の塊ができてしまうと、臓器は十分な働きをすることができなくなるんですね。」

マルベリー先生

「その通りですよ。各臓器が十分能力を発揮できなくなるということですね。つまり、核臓器は老化していっているわけですよ。」

桑の葉はアンチエイジング

ソーコ(桑子)さん

「桑の葉を飲んでいるとアンチエイジングに効果があるって、どういうことなんでしょうか。」

マルベリー(桑)先生
「桑の葉にはDNJというグルコシダーゼの阻害剤が入っていますね。DNJの働きで、グルコシダーゼがマルトース(デンプンのアミラーゼ消化物)をうまく分解できなくなります。すると、小腸内でグルコースができにくくなります。小腸の細胞はマルトース(グルコースが2個つながった糖)を吸収することができませんし、唯一吸収できるグルコースもあまりできないとなると、血液へ行くグルコースは少なくなりますね。」

ソーコさん
「だから、食後血糖値があまり上がらなくなるんですね。」

マルベリー先生
「そうなんですね。血糖値が上がりにくくなると、糖尿病の人にとっては血糖値が低く抑えられることになって好都合なんですね。」


ソーコさん
「それで、桑の葉は糖尿病の治療に向いているわけですね。」

マルベリー先生

「そうなんです。時には、医師が処方する薬ではなかなか血糖値が下がらないのに、桑茶を飲み始めたら、血糖値が低くなったなんてことはよくあることなんです。血糖値が低いってことは、グルコースとタンパク質の反応、アミノカルボニル反応が進まないので、その分老化が防げるというわけです。」

アンチエイジングは桑の葉で

ソーコ(桑子)さん

「桑茶を朝から晩までいつも飲むようにしたら、何か身体が軽くなったようで、すごく調子がよくなったような気がします。」

マルベリー(桑)先生
「実はね、桑の葉にはDNJという食後血糖値の上昇を抑える物質が入っていて、糖尿病の人が飲めばよいと考えられてきたんです。」

ソーコさん
「へぇ、糖尿病ですか。」

マルベリー先生
「そう、糖尿病です。だけどね、血糖値の上昇を抑える作用は重要で、アンチエイジングにも役に立っているんですよ。」


ソーコさん
「えっ、アンチエイジングに役立つんですか。」

マルベリー先生

「そうですよ。健康な人でも血液中にはグルコースが80-100㎎/Lぐらいは含まれているでしょ。これが老化の原因の一つでもあるんです。特に、食後には血糖値がぐんと上がりますから、これを抑えてくれる桑の葉はアンチエイジングに非常に役に立っているんです。」

夏の水分補給は桑茶で

ソーコ(桑子)さん

「梅雨が明けたら、すごい猛暑がやってきましたね。」

マルベリー(桑)先生
「暑いですね。早く暑さに慣れるために、毎日、汗を思い切りかくような仕事を230分程度するようにしています。」

ソーコさん
「汗をかくようにしたら、暑さになれるんですか。」

マルベリー先生
「そりゃぁ、なれますよ。炎天下に働いている人たちは、この暑さの中でも平気で動いておられるでしょ。」


ソーコさん
「そうですね。暑さには慣れが必要なんですね。エアコンの効いた部屋に閉じこもっていたのでは、いつまでたっても暑さに順応できないんですね。」

マルベリー先生

「そうですよ。汗をかいて、桑茶で水を補給する、これを夏の間の習慣にすればいいんです。メタボだ、生活習慣病だと騒いでも、ちっともよくはならないんです。桑茶を飲んで、快適な夏を過ごせば、血圧は下がるし、血糖値も下がる、おまけに中性脂肪やコレステロールも下がる、秋には体重も減ってスリムになっている、いいことづくめですよ。」

桑茶を飲もう

ソーコ(桑子)さん

「梅雨が明けたようですね。」

マルベリー(桑)先生
「晴れ間が出るようになりましたが、まだよく雨が降りますね。」

ソーコさん
「台風がよく来るからなんでしょうね。」

マルベリー先生
「よく晴れると、すごく暑くなります。まだ、身体の方が暑さに慣れていませんから、こたえますね。」


ソーコさん
「熱中症予防に水を飲むのを忘れないようにしなければ。」

マルベリー先生

「水を飲むのはいいことなんですが、ついでのことだから、桑茶を飲むようにしましょう。桑茶を飲んでいれば、老化の大敵の血糖値を低く抑えてくれるし、便秘にもよく効くし、メタボにも効果抜群ですよ。自然な痩せは桑茶からってとこですね。」

桑の場合、実よりも葉が注目された

ソー子さん
「桑の実には、アントシアニンがブルーベリーの10倍も入っていることがあるんですか。」


マルベリー先生
「そうですよ。桑の実は非常に大事な果物だって言えますね。」

ソー子さん

「どうして、桑の実を使わないんでしょうか。」

マルベリー先生
「実については、その昔、子供のころ、学校帰りに田んぼの畔などに生えている桑の実を食べた思い出をたくさんの人が持っているんですが、商品にはならなかったんですね。」

ソー子さん
「赤とんぼに出てくる歌詞のような郷愁を感じているだけだったんですね。」

マルベリー先生

桑の実は日持ちが悪く、朝獲ったものでも夕方には崩れていますから、お店に陳列しておくのも中々難しいんですよ。それともう一つ、桑の葉が糖尿病に効くってことも影響しているかもしれません。注目が葉っぱの方にばっかり偏ってしまったんでしょうね。

桑の実のアントシアニンはブルーベリーの最大10倍

ソー子さん(桑子さん)
「桑の実って、子供のころ食べた記憶があるんですけど。」


マルベリー先生
「学校の帰りに、口の中が紫色に染まってしまうくらい食べましたね。」

ソー子さん

「そうなんです。山の畑の桑の実を おかごに摘んだは まぼろしか なんて歌いながらね。」

マルベリー先生
「そうでしょうね。小学校唱歌「赤とんぼ」の2番ですね。」

ソー子さん
「甘くって、とてもおいしかったです。」

マルベリー先生

この桑の実なんだけど、実は、アントシアニンがいっぱい入っていてね、ブルーベリーの6-10倍ぐらい入っているんです。わざわざ、外国からビルベリーなんかを輸入するくらいなら、桑畑を整備して、国内産の桑の実を使えばよいと思うんだけど。

野菜を食べればインスリンが増えて血糖値が下がる

ヨー子さん

「腸内フローラって、非常に重要なんですね。たくさん作用があって、絶対に軽視できないんですね。」

マルベリー先生
「そうですよ。最近の報道に、野菜を食べておけば、血糖値が下がるってのもありましたよ。」

ヨー子さん
「たしか、食事の前に野菜を食べておくと血糖値が上がりにくくなるってのがありましたね。」

マルベリー先生
「そうなんですが、今度の話はちょっと違います。注目に値する話です。」


ヨー子さん
「へぇ、どんなことですか。野菜がもっと積極的に身体に作用するんでしょうか。」

マルベリー先生

実はね。野菜を食べると腸内細菌のうちのバクテリオロイデスという種類の細菌が増えて、この菌がインスリンを出せというスイッチをたくさん作るんです。スイッチができると食べ物のうちの何らかの成分がスイッチをオンにしますので、インスリンが増えるんです。そのため血糖値が下がり、やがて糖尿病も治るってことでしたよ。

桑の実は重要な漢方薬

ヨー子さん

「最近、珍しいものを食べる機会が当たんです。干してレーズンみたいにした桑の実なんです。こんなものもあるんですね。」

マルベリー先生
「どんな味でしたか。」

ヨー子さん
「甘くって、生の桑の実の味がしましたよ。」

マルベリー先生
「桑の実の干したものは『桑椹』という漢方薬なんです。」


ヨー子さん
「へぇ、漢方薬ですか。何に効くんですか。」

マルベリー先生

熱さまし、すい臓の保護、視力増強、血圧の降下、心臓や肝臓病の改善、神経症などに使われてきたんですが、抗ガン作用や長寿遺伝子活性化作用なんかもあって、今、すごく注目されているんですよ。

表皮ケラチノサイトを刺激するD-アミノ酸

ヨー子さん

「もっと研究が進めば、D体アミノ酸がいろんな場面で活躍しているかもしれませんね。」

マルベリー先生
「そうですね。研究はこれからってとこでしょう。」

ヨー子さん
「今、分かっていることってどんなことでしょうか。」

マルベリー先生
「セリンというアミノ酸がありますが、コラーゲンにたくさん含まれています。コラーゲンのセリンは当然L体のアミノ酸ですが、D体のセリンが表皮細胞のケラチノサイトという細胞に作用して、ケラチンを作らせていることが分かっています。」


ヨー子さん
「ケラチンですか。爪が確かケラチンでできていましたよね。肌が爪のように固くなったらこまりますよ。」

マルベリー先生

「いやいや、そんな心配はありませんよ。爪のようにたくさんのケラチンが塊を作ったら固くなりますが、皮膚表面のケラチンは適度に分散していますから、皮膚の柔軟性を破壊するようなことはありません。むしろ、外部から受ける刺激から表皮を守って、柔らかな皮膚を維持するのに役立っているんです。」