果物大好きな私、ネット通販で出ていたある産地のメロンの評価を見ていると、固くて甘みも少なく美味しくなかったと云うようなレビューがありました。桃も同じように、がりがりとした固い桃で全く甘くはなかったと同じようなレビューが。
それらは恐らく収穫仕立ての追熟前の物を食べた人が書いた可能性大で、食べ頃が分からない人が書いたレビューは全くあてには成りません。
果物には収穫時が食べ頃の物と、収穫後に追熟させると美味しくなる物があります。西瓜や葡萄やパイナップルなどは収穫仕立てが食べ頃で、置いておくと味や食感などが劣化して来ます。桃やメロンは収穫後に追熟させると柔らかく成って来て甘味も増して来ます。ミカンも品種に寄って差がありますが、収穫後少し置いておくと酸味が減ってきて甘く感じられるように成ってきます。
先日、東北の方のJAさん直売のメロンを取り寄せたところ、箱の中に食べ頃の日が書かれた案内が入ってました。でも、その日にはまだまだ固くて、結局10日近く常温で追熟させ、お尻を押さえて少し柔らかく感じるまで待ったら、甘い果汁が溢れる美味しいメロンに成りました。
このように商品に付いてくる食べ頃の案内も余り信用できない場合もあり、食べ頃を見極めるのにある程度の経験が必要な物もあるので、色々試してみるのも面白いですよ。
今まで、見極めが早すぎたり、逆に追熟させ過ぎて傷んでしまったり、色々失敗もありましたが。