北庄司酒造店 会長の独り言

北庄司酒造店 会長の独り言

 元三代目蔵主、会長による「酒蔵と趣味」のお話です♪

年末恒例の感謝祭を今年も28日(日曜)~30日(火曜)までの3日間開催させて頂きます。(27日の土曜日はお休みです。)

 

今回も3,000円お買い上げ毎にクジを一枚引いて頂いて、特賞からハズレまで空クジ無し。今年のハズレはいつもの酒粕の詰め放題や蔵元カフェ特製のコーヒー、同じく特製のソフトクリームなど、色々ご用意させて頂く予定です。

 

例年人気なのがこのハズレで、特賞から3等までの賞品も勿論当選された方は大喜びですが、ハズレを楽しみに来て下さってる方も大勢おられます。

 

ご住所などご登録頂いてる皆様には案内のハガキを送付させて頂きました。令和7年締めくくりの運試しに、是非のご来店をお待ちしております。

 

 

12月に入り今年も寒蘭が咲き始めました。

 

 

二十歳過ぎから始めた小品盆栽、20年ばかり育ててると苗のような若樹も少しは見れるようになり、盆栽展に出展もしてたのですが、40歳の頃事情があって面倒を見切れなくなり、すっかり止めてしまいました。

 

以後生き物には二度と手を出すまいと決めてたのですが、寒蘭の花に再び出会った時、その清楚で品格を備えた花と香りを思い出し、また虫が起き出して、寒蘭の水やりは盆栽みたいに毎日じゃなく一週間に一回くらいで済むし、なんて自分を納得させ一鉢手に入れたのが間違いのもと、何時の間にか30鉢ほどに増えてしまいました。

 

 

花が咲き終わった後の大半の時節は細い葉だけなので少し寂しいですが、上手に育てるとバルブが増え葉も増えて、艶のある葉が優雅に弧を描く様は十分に楽しめます。

 

 

でも熱心さが足りない私ですので、水やりが早過ぎたり遅過ぎたり、多過ぎたり少な過ぎたりで、葉を傷めずに大株に育てるのは至難の技です。

 

かなり下手な育て方をしている私の寒蘭ですが、めげずに今年も10鉢ほどが花を付けてくれて、ありがとうとお礼の言葉を掛けてあげたく成ります。


 

政府は物価高対策としてお米券3,000円程度の配布を決定するらしい。

 

3,000円と云うと500円のお米券6枚で、券1枚に付き60円の印刷代が掛かってるとかで差し引くと実質2,640円の中身しか無いらしい。

 

鈴木農水大臣は此れでたらふくお米を食べて下さいと、能天気なことを言ってるとか。

5㎏のお米も買えない金額で物価高対策には殆ど役に立たず、米価格の低下にも結び付かない愚策そのものだ。

 

これで儲かるのはJA全農と全米販、それに山形県出身で農水省出の無能な農水大臣の票集め、利権がらみそのものに見える話しだ。

 

米価格の下落を防ぐ為、再びその場しのぎの減反政策などの馬鹿げた農業政策に後退してしまいそう。日本の国全体のことを考えると、前内閣の方が余程正しい考え方で農業政策を押し進めていたように思える。

 

弱い立場の消費者にとって唯一の抵抗手段は「コメ離れ」しか無い。

そうなればまた、農家の担い手不足、耕作放棄地の増加、農地の荒地化などが進む悪循環に陥ってしまいそうだ。

 

高市総理、一日も早く無能で馬鹿げた農水大臣の首を挿げ替えて下さい。農水族でない、しがらみの無い人に。それが貴方の延命にも繋がると思いますよ。

 

 

 

昨日の「秋の酒蔵祭り」、最高の暖かい好天に恵まれた一日でした。

 

第20回の開催、無事終了致しました。

昨年の秋に再開を果たしてから今回が3回目の開催でしたが、お陰様でコロナ渦前の賑わいを取り戻すまでに成って参りました。

 

お立ち寄り下さいました大勢のお客様、出店して下さったお店の皆さん、祭りを楽しく華やかにして下さった出演者の皆さん、司会や音響、売店の手伝いなどで支えて下さった方々、皆様に心から感謝を申し上げます。

 

ベビーカステラ、クレープ、ポン菓子、パン、たこ焼きなど子供さんに喜んで貰えそうなお店も沢山集まって下さったので、お子様連れ、家族連れの若いお客さんの姿が以前よりかなり増えたように見受けられました。

 

今回出店して下さった方々、また日頃の練習や活動を舞台で披露して下さった方々の殆どが「次回もまた声を掛けてな」と仰って下さって本当に有難く嬉しい限りです。此れからも益々賑やかな楽しい祭りを続けて行けそうです。

 

皆様、本当にありがとうございました。

 

 

新米の売れ行きが例年に比べ低調らしい。

価格の高騰が影響してるのは確かでしょう。

 

また、今頃に成って店頭に令和6年産の米が沢山並んでるスーパーも見られるとか。

昨年の米不足は一体何だったのだろう。

 

柳の下の2匹目のどじょうを狙ってか、令和7年産の収穫が始まると、農協や民間業者間の争奪戦でどんどん新米の買い入れ価格が上がったらしい。が、此処にきて店頭での売れ行きが芳しくなくて一気に冷め始めたとか。

 

確かに此処数年前までの米の価格は安止まりだったと思われるが、昨年来の余りにも急激過ぎる高騰は、消費者の立場からすると逆に一段と米離れが進む可能性も想像出来る。

弱い立場の消費者が抵抗出来る唯一の手段ですから。

 

かと言って、国内で米が余っても日本の米は高過ぎて海外に輸出も出来ない。だから作り過ぎないようにと減反政策や補助金漬けなどのその場しのぎの馬鹿げたことをやってきた。それが結果的に農家の意欲をそぎ、担い手不足の深刻化や農家の高齢化で休耕田の増加が顕著に成り、農地の荒地化を進めて来た。

 

内閣が代わり、また以前の続きのようなことしか出来ない農水族の大臣に戻ってしまった。

早速、米の増産は行わないとか高値を維持したいような農協の手先のようなことを言い始めてるようだ。

 

こんな人が仕切ってるようでは、日本の農業が海外相手に通用するような時代に成るのは、また遠ざかってしまいそうだ。