北庄司酒造店 会長の独り言

北庄司酒造店 会長の独り言

 元三代目蔵主、会長による「酒蔵と趣味」のお話です♪

私どもの製品の中に「純米山田錦」と云う銘柄の純米酒があります。

 

 

最初に造り始めた五百万石を原料に使ったやや辛口で軽快なタイプの純米酒とは別に、山田錦を使ったやや甘口の味のある純米酒として後に追加した商品で、造り始めて既に20数年経過しました。

 

2012年、近畿二府四県の地域が対象の大阪国税局主催の秋の鑑評会の燗酒の部門に初めて出品したところ、成績優秀で表彰して頂きました。それも、出品酒の中で最高点だったと後日耳にしました。

 

以来9年連続で表彰して戴いてたのですが、かれこれ10年近く前から取り掛かった堺の上神谷産山田錦を始め、東大阪産の山田錦や雄町など、大阪産の米を使った純米酒のバラエティが随分増え、徐々にその存在が薄れて来てました。

 

最近の若い人達や女性には燗酒は余り人気が無いと云う息子たちの意見で、以後は新たに造らず今の在庫が無くなったら廃版にしようとの意見が強く成って参りました。

 

私個人としては、冷酒から燗酒まで幅広い温度帯で美味しく楽しめる色んな日本酒があることや、身体に優しい燗酒の良さをもっと多くの方々に知って貰いたいと云う気持ちが強く、失くしたくはないのですが。

 

 

昨夜、泉佐野市のりんくうタウンで今シーズン初めての花火大会が開催されました。

 

 

梅雨に入り雨模様の日が多くなるこの時期、運良く雨にも会わずに、綺麗な花火が夜空を染めました。

 

 

年齢をくった私には、花火大会と云えば浴衣姿で団扇を片手に汗をかきかき見物するイメージがありますが。

 

 

昨夜は暑くも無く、海岸に近い会場だと涼しいくらいのコンディションに恵まれたのやないかと思われます。

 

 

次男が広島の酒類総合研究所に酒造りの実習研修に出掛けてる1ヵ月近くの間、私も時間がかなり制約されそうだったので、愛犬「ミルク」を長女の処に預かって貰ってたのですが、6 月に入って久し振りに我が家に帰って来ました。

 

 

2人の孫娘を始め、みんなに面倒見て貰って、可愛がって貰って、すっかり家族の仲間入りをしてたようですが、ペットサロンにカットの予約を入れてたので戻して貰ったのです。

 

 

毛が伸びてむくむく状態だったのが、夏に向けて短くカットして貰ったので、二回りほど小さく成りました。

 

 

ついでに翌日朝から、動物病院に連れて行って狂犬病の予防注射とフィラリアの検査を受けました。その日の午後、長女が「もう暫く預からせて」と再びミルクを迎えに来てくれました。たった二泊三日間の帰還でした。

 

そばに居ったら居ったで、あれこれ世話がやけるのですが、もう13年近く一緒に暮らしているので、居なくなるのはやはり寂しいものです。

 

我が家に戻ってきたら、今度は孫娘たちが寂しいと言い出しそうやし、こりゃミルクのクローンを作るしか両方上手く治まる方法無さそうに成って来ました。

 

 

今月末から6月一杯は病院通いで忙しい。

 

先ず今週は4年前の大腸癌の手術後に定期的に受けている検査で、血液検査、造影剤注入のCT検査、それにエコー検査で凡そ半日掛かりです。

 

これらの検査ですが、当初は3ヵ月に一度でしたが3年経過後は6カ月毎に成りました。

 

私の場合、手術後の抗がん剤治療を4回受ける予定でしたが、一回目の副作用がきつくて食事を摂れず、一週間ほどの間に体重を6キロほど落とし、脱水症状も起こして再入院と成り、以後の抗がん剤治療を中止して貰った経緯があるので、転移や再発が起こらないか、定期的な検査は欠かせません。

 

検査結果が全て出揃った後の来週明けに診断を受けます。

 

その次の週は、同じりんくう病院の泌尿器科で昨年経験した前立腺がんの診察があります。

こちらの方は血液と尿の検査だけですが、前立腺の数値の結果次第で1ヵ月或いは2ヵ月に一度くらいの割合いに成ります。

 

りんくう病院からの紹介で前立腺がんの放射線治療を受けた岸和田市民病院の診察もあります。

 

この他にも、大腸癌や前立腺がんなどの異常を見つけてくれた近くの消化器系の内科医院と、以前からの持病である糖尿病を診て貰ってる医院にも毎月通っています。

 

今日はどちらの病院の何科だったかなと迷うほどに成って来て、もうこれ以上増えないことを祈るばかりで、すっかり後期高齢者の仲間入りした我が身を実感させられている今日この頃です。

 

 

 

昨日、令和7酒造年度「全国新酒鑑評会」の結果が発表されました。

 

弊社の出品した大吟醸ですが、昨年に引き続き入賞は出来ましたが、残念ながら金賞には一歩届かずでした。

 

大阪での新酒研究会で大阪府知事賞を戴いたので、スタッフ全員かなり期待を抱いてたようでしたが、やはり難しい。

 

此れで、コロナ渦で結審が実施されなかった令和元年を除き、2年から7年までの6年間の成績は金賞が3回、入賞が3回と成りました。

 

60、70年前の私の父の代の頃には金賞を受賞すると一気に蔵の名が高まるのも夢ではなかったそうです。今ではそんなこと望むべくもありませんが、酒造りに携わっている者にとって、金賞はやはり自社の醸造レベルを確かめる上での一つの指標でもあります。

 

近年、醸造設備や各種機器の進歩に伴って全国的に酒蔵の醸造技術も進み、各蔵一生懸命頑張ってる中で、毎年安定して良い成績を続けるのも難しい処です。

 

また、これらの新酒も、この後の熟成や瓶詰めなどの過程で品質を落とすことが無いよう、逆に味が上がるように、常に創意工夫を重ねることも肝要と成ります。

 

全国新酒鑑評会の方は、また来年頑張りましょう。!!