私どもの製品の中に「純米山田錦」と云う銘柄の純米酒があります。
最初に造り始めた五百万石を原料に使ったやや辛口で軽快なタイプの純米酒とは別に、山田錦を使ったやや甘口の味のある純米酒として後に追加した商品で、造り始めて既に20数年経過しました。
2012年、近畿二府四県の地域が対象の大阪国税局主催の秋の鑑評会の燗酒の部門に初めて出品したところ、成績優秀で表彰して頂きました。それも、出品酒の中で最高点だったと後日耳にしました。
以来9年連続で表彰して戴いてたのですが、かれこれ10年近く前から取り掛かった堺の上神谷産山田錦を始め、東大阪産の山田錦や雄町など、大阪産の米を使った純米酒のバラエティが随分増え、徐々にその存在が薄れて来てました。
最近の若い人達や女性には燗酒は余り人気が無いと云う息子たちの意見で、以後は新たに造らず今の在庫が無くなったら廃版にしようとの意見が強く成って参りました。
私個人としては、冷酒から燗酒まで幅広い温度帯で美味しく楽しめる色んな日本酒があることや、身体に優しい燗酒の良さをもっと多くの方々に知って貰いたいと云う気持ちが強く、失くしたくはないのですが。









