北野輝一 陰陽師の独り言
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女が男を殺す時



「首切り殺人事件」のニュースを見ながら、私は過去に執り行った呪詛依頼者の幾人かを思い出していました。

以前述べましたが、呪詛依頼は年間数十件あります。その中で私が受ける件数は年間2件~3件でしょう。30日の満願呪詛を受ける条件は「祈願が叶わない時、依頼者が生きていく事ができない、又は他人を殺める」という鑑定結果が必要になります。

今でも良く覚えている依頼者がいます。40歳になる相談者は、12年の不倫関係で3回の堕胎をし、数百万円のお金を彼に貢いでいました。

相談者が妊娠をするたびに「次に出来た子供は絶対に幸せにするから」と言って堕胎を強要したそうです。又、彼は相談者に暴力も振るっていました。

相談者の依頼は「彼の家族4人を殺してほしい」と言うものでした。私は相談者を説得し、夫婦だけに不幸をもたらす呪詛を受けました。彼女にとっては堕胎した自分の子供が不憫に思え、生まれている彼の子供を許せなかったのでしょうが、子供には何の責任も無い事をどうにか理解してもらいました。

呪詛依頼の段階で二人は別れていました。呪詛の霊力を無効にする条件は二つ。

一 私が呪詛を解く

一 依頼者が恕の心を持つ

そのような理由から、私は彼女に彼と復縁してもSEXだけは絶対にしないように厳しく注意をしました。

しばらくして彼女から連絡があり、呪詛の霊力は無効になった事を知らされました。

女性とはある時、とても悲しく弱い生き物だと改めて痛感した瞬間です。

男の器量

器量などと言う言葉自体が死語化しつつある今だからこそ、結婚相手を決めるには器量の良し悪しが重要なことを皆さんに知っていただきたいと思います。

男の器量とは「人格」「人柄」「品性」などの諸概念を総合したものを指す言葉ですが、男女共に人間であるならばそのレベルを測るのには最適な物差しだと思います。器量には職業や財産が入り込む余地はなく、あくまでも一個の人間としての価値を決める基準です。

全ての事柄がボーダレスになっていく現代、安定した職業、安心できる財産運用などはほとんど無いのが現状です。

相手の財産や職業で結婚した場合、彼が失職した時、よしんばまともに勤め上げても定年後の20数年間、貴方は幸せ気分で居られるでしょうか?

確かに収入は多いほうが良いですし、仕事も確りとしているほうが今の日本では安定した家庭を築きやすいと思います。

結婚前の貴方に知っていただきたい事があります。不倫をしている主婦の多くは、恵まれた家庭の専業主婦たちであるという事を。

スピリチュアルの危うさ



先日、弟子に勧められてスピリチュアルに関する本を読んでみました。霊・自然界エネルギー・主護霊・障霊・憑依・類魂・天国。これらの言葉が氾濫しており、思わず陰陽師の著書かと勘違いをしてしまいそうな内容でした。

著者はきっと生身の人間が持つ悩みを、それ程多くは聞いていないのでしょう。

内容が平坦で美しすぎ、汗の匂いも涙の味も感じることができませんでした。

私が感じたのは宗教的な意思支配と、頭でっかちな未来人の姿です。

近未来の恐怖社会、一つの意志で統一され、戦争もなく、犯罪もない。当然、今、私たちが持っている自由はその世界にありません。

幸福の科学(新しい宗教)が躍進した状況と酷似しているようにも感じました。

守護霊であるとか天国、又は自然界エネルギー(気)というような世界を、一般の人間に体験させようとしてはいけないのです。

陰陽師の私でさえ、今まで20人ほどにしか守護霊との対話を勧めたことはありませんし、障霊に関しても通常、否定をしています。鑑定の場合も、なるべくこのような言葉を用いないよう心がけています。その理由は簡単で、心の貧しい人や、深い悩みを持っている人にとって、これらの言葉は危険極まりない内容を含んでいるからなのです。

心療内科と私のところを併用している相談者は数多く居ます。私はその方たちにしてはいけない事を教えます。

1 見えないものに興味を持ってはいけない

2 他人に優しくしようとしてはいけない

3 自分が劣っていると考えてはいけない

4 人生を考えてはいけない

心が弱っている人にとって、これらは全て新しい宗教(オウム等)に通じる道なのです。

昔の新興宗教は金銭的に貧しい人たちを対象に布教活動をしていました。今の宗教は心の貧しい人を狙っているのですから。

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