今回は「令和6年福岡県総合防災訓練」の続編。
前回までの更新分はコチラ👇
今回は訓練開始からの様子を。
大雨により田川市周辺に被害が発生したことを想定して訓練が行われた。
まず被災地域を管轄する消防・警察車両などが入場していく。
その様子は動画で。
※サイレン吹鳴にご注意ください。
まずは田川市消防団第1支団第7分団 ポンプ積載車。
大阪サイレン社製の散光式警光灯と補助警光灯を装備。
地元消防団車両を先頭に車両が入場していく。
続いては香春町消防団第6分団 ポンプ車。
ウイレン製の散光式警光灯を装備。
続いては常備消防。田川地区消防本部 指揮車"たしょう16"。
2020年度に更新配備された200系ハイエースベースの指揮車。
田川地区消防本部 タンク車"たしょう0"。
フロントの[火災保険号]のプレートが懐かしさを感じる日産ディーゼル コンドル。
本署予備車ということで訓練に参加。
田川地区消防本部 高規格救急車"きゅうきゅうたがわ6"。
こちらも本署の予備車。
続いては国土交通省遠賀川河川事務所 河川パトロールカー。
続いて国土交通省北九州国道事務所筑豊維持出張所 道路パトロールカー。
続いて福岡県警察田川警察署交通課 200系クラウン無線警ら車。
普段は地域課の交番ゲタになっている個体だが、休日のこの日は訓練用に駆り出されてきた。
福岡県警察田川警察署警備課 オフロードバイク。
オフロードバイクだが、特別警戒出動式などにも出てくる個体。
車両入場後は陸上自衛隊のヘリが着陸し、機内に収容していたオフロードバイクを地上に降ろして偵察活動を行う。
大規模災害の際には被災地への陸路でのアクセスは困難を極めることも多い。
ヘリなどでアプローチしての地上活動により迅速な情報収集も可能になる。
こちらは上空から被害状況の確認を行う、国土交通省九州地方整備局ヘリ"はるかぜ"。
様々な機関のヘリが上空活動を実施。
地上では災害時連携協定企業が支援物資の輸送を行う。
写真はCAINZの関係車両が被災地へ支援物資を輸送した場面。
こちらはTRIALの輸送トラックが支援物資を輸送したシーン。
またドローンによる支援物資の輸送も行われた。
こちらは被災地域に孤立した人とペットを救出する訓練。
孤立した住民は福岡県警察航空隊ヘリ"とびうめ"に収容。
安全な場所へ搬送される。
着陸から離陸まであっという間。
続いて飛来したのは第七管区海上保安本部北九州航空基地所属"はまちどり"。
こちらも孤立した住民の救助活動にあたる。
ホイスト装置を使用して隊員を降下させ要救助者と共にヘリへ。
海上だけで無く陸上でも救助活動を行う頼もしい部隊。
続いて飛来したのは西日本空輸株式会社所属ドクターヘリJA6667。
九州5県でドクターヘリ等運航業務を行う会社の機体。
着陸地点に斜め向きに進入してあっという間に着陸。
訓練に参加したどのヘリよりも素早い着陸だった。
ドクターヘリの元へ救出された傷病者を乗せた田川地区消防本部の救急車が向かう。
救急車でヘリとのランデブーポイントへ到着すると、待機していた医師により傷病者の観察が始まる。
被災地での命のリレー。
観察を終えると速やかにヘリへ収容し離陸の準備を開始。
あっという間に飛び立ってゆく。
会場から飛び立つドクターヘリに手を振る子供と、それに答える操縦士。
訓練だからこそ見られる光景だろう。
とても素晴らしいものを見せていただきました。
さて、今回はここまで。
次回もお楽しみに。
2024.6.23 @kitakyu_pc
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