今回は令和4年度に更新配備された新車の消防車両を紹介します。
宗像地区消防本部 福津消防署
ポンプ車 "むなかた2"
令和4年10月に更新配備されたポンプ車。
日野デュトロベースのCD-I型ポンプ車で、艤装はMORITA。
A-2級ポンプ装置を搭載している。
日野自動車に関しては今年になっていろいろと問題が起きて出荷停止などの期間もあったが、無事に納車されている。
キャブはMORITAオリジナルのハイルーフキャブ"レッドアーマーα"キャブを採用。
色々裏話があるが、やっと宗像にもレッドアーマーαが配備された🎉🎊
ハイルーフの側面部にもデザインが施されている。
車体後部はオールシャッター方式を採用。
600ℓの水を積載しており、併せて圧縮空気泡消火装置(CAFS)も搭載している。
後部シャッター部には宗像地区消防本部を表すMのデザイン。
車体後部。
筆文字の英語表記がカッコいい。
コールサインの表記も昔の北九州のように大きく配置されている。
今回の更新配備で福津消防署は新車ばかりの豪華メンバーに。
・宗像指揮1: 平成30年度更新配備
・宗像(タンク)1: 令和元年度更新配備
・宗像(ポンプ)2: 令和4年度更新配備
・宗像救急2: 平成26年度更新配備
・宗像救急7: 令和2年度更新配備
新車が増えるという事は最新装備や最新機器が運用できるという事で、地域の消防・防災力も向上するという事で非常に良い事と考えて良いだろう。
というわけで11月末には既に運用を開始している。
今回更新対象となった平成13年度配備の旧宗像2は宗像消防署へ移管配置され予備車として余生を送るようである。
福津消防署の皆様、ありがとうございました。
続いては....
粕屋北部消防本部 粕屋北部消防署
高規格救急車"粕北救急4"
粕屋北部消防本部に令和4年11月に更新配備された高規格救急車。
トヨタ救急車(トヨタ VⅡ型ハイメディック)で、日本損害保険協会からの寄贈車両。
同協会からの寄贈車両では県内で言うと中間市消防本部の高規格救急車がお馴染みだろうか。
しかし今回はトヨタ救急車が配備されることになった。
ナンバーは配備年を表す"20-22"。
車体前方側ビルトイン警光灯とフロントガラスの間には「AMBULANCE」の文字がデザインされている。
トヨタ救急車のフォグランプもLEDに変更され、従来車両とは異なるカバーが取り付けられるようになっている。
粕屋北部消防本部の車両は派手なデザインが多いが、今回は寄贈車両なのであまり派手にしていないとのこと。
しかし車体両側面のスライドドア部分は真っ赤にデザインされており、粕屋北部消防本部を表す"KHFD"の文字が大きく配置され非常に目立つようになっている。
この仕様は同消防本部では初となるデザインになっている。(👇比較画像)
粕北救急2 粕北救急5
車体後部は同消防本部に近年配備された車両と同じように黄色い再帰性テープを配置し、後方からの視認性を向上させている。
またコールサインと同消防本部のシンボルマークも大きく目立つように配置している。
リアガラス上部の"AMBULANCE"の文字はシルバーになっている。
反対側側面も同じデザイン。
前面警光灯・側面補助警光灯&作業灯は全て大阪サイレン社製の物を採用している。
寄贈表記 日本損害保険協会。
福岡市みたいに多数の市民からの寄贈車両があればもっと最新機器を装備した車両を各所で運用しやすくなるが、なかなか寄贈も少ないのが現状。
もはや寄贈車両なんて持っていない自治体が普通だろう。
撮影時は納車直後でまだ資機材の準備や無線機の載せ替えが終わっていなかったが、11月末には
運用を開始している。
今回更新となったのは平成15年度配備の日産パラメディック。
県内で活躍する同型車の中では長年生き残っていた個体だったが、ついにお役御免に。
新型コロナウイルスにより日々厳しい状態が続く救急医療体制。
市民の命を守るために、これからの活躍に期待したいところ✨
2022.12.7 @kitakyu_pc
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