今回は2021年3月に更新配備された 春日大野城那珂川消防本部の救助工作車を紹介。
新車の救助工作車は消防車両艤装メーカーである"MORITA"が手掛けた新型デザイン車両の「Intelligent Attacker」というモデルの全国第一号とあって、関係者の間では注目されているとか。
モリタ intelligent Attackerについてはコチラ☞MORITA 新製品発売のお知らせ(オリジナルキャビン)
こちらが更新配備された救助工作車。
日野レンジャーベースのバス型救助工作車で、先ほども書いたとおりMORITAオリジナルキャビン採用車の全国第一号である。
フロントマスクはレッドアーマーキャブと同じようなデザイン。
ウイレン社製LED補助警光灯とLED作業灯がフロントグリル付近に多数配置されている。
車体側面。
赤と黒のコントラストがカッコいい。
後部座席部分はドア開閉に合わせてステップが展開する仕組みになっている。
ダブルキャブの後席部分を拡大し、後席室内は室内最大高1,880mmを実現し空気呼吸器等装備の着装が容易に出来るようになっている。
キャブ部分と後部資機材収納部分は完全分離型になっている。
反対側の車体側面。
後席ドア上部には大阪サイレン社製LED作業灯、後部シャッター上部にはLED作業灯に加えてウイレン社製LED補助警光灯が多数配置されている。
各地でバス型救助工作車が多数配備される時代になったが、果たしてモリタ"Intelligent Attacker"は今後更に増殖していくのだろか?
車体後面。
装備されているクレーン装置はアーム部分を白色に塗装している。
テールランプやウインカーなどは全てLEDになっており、ウイレン社製LED補助警光灯も設けられている。
後方から見ると迫力が凄い。
後部シャッター部分には同消防本部のシンボルマークにもデザインされている"炎の中から蘇る フェニックス"がデザインされている。
新旧の救助工作車。
貴重だった三菱ふそうスーパーグレートがベースだった大型救助工作車は、今回の撮影の数日後に約20年の役目を終えている。
旧"春消救助1"。
役目を終えた同車はこのまま廃車になるという。
今まで一体何人の命を救ってきたのだろう。
約20年間お疲れ様でした。
今回の撮影は運用開始前の訓練中のもの。
訓練中にも関わらず快く撮影させていただき、ありがとうございました。
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2021.3.15 kitakyu_pc