火災現場で活躍する北九州市消防局の消防車両達 | 北九州 緊車.net

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今回は最近の撮影分より、火災現場で活動する、北九州市消防局の車両達を中心に。

 

まずは北九州市小倉北区 ビル火災現場

現場付近の国道上に集結した消防車両。

時刻は午前11時前、人通りも交通量も多い幹線道路沿いでの火災とあって現場付近は一時騒然となった。

 

小倉北消防署 15m級梯子車”ほくしょう306

北九州市に2台存在する15m級梯子車のうちの1台。

オーバーホール後に車体表記が更新され、306の数字が少し小さくなっている。

今回の火災は消火活動によりまもなく鎮圧に至ったため、同車の梯子を使用した活動は展開されなかった。

 

東部方面本部東部方面特別高度救助隊ポンプ車”ほくしょう322

特別高度救助隊運用のポンプ車で救助工作車と2台セットで出場することもあるが、この火災にはポンプ車単独で出場していた。

同車は2021年度に更新が予想されている。

 

小倉北消防署富野分署タンク車”ほくしょう311

富野小隊は通常ポンプ車をメインに運用しているため、同車が災害出場する機会は少ない。

 

小倉北消防署浅野分署40m級梯子車”ほくしょう309

2019年度更新配備の梯子車で、北九州市消防局では唯一の40m級。

この火災では同車の梯子による活動は行われていない。

 

東部方面本部 東部方面指揮隊指揮隊車”ほくしょう308”・東部機動指揮班指揮隊車”ほくしょう302

小倉北区内の火災や救助事案では必ず出場する指揮隊車2台セット。

どちらもここ数年で更新された新車。

現場活動の指揮を執る重要な2台。

 

小倉南消防署タンク車”ほくしょう416八幡東消防署高見分署”ほくしょう607

南タ416は通常予備車として配置されているが、撮影時は通常メイン運用されるタンク車が点検により離脱中だったために災害出場している。

高ポ607は八幡東特別救助隊が運用する車両で、撮影時は救助工作車が戦線離脱していたため災害出場している。

 

現場状況確認の他、交通規制などを行っている小倉北PS地域課"小倉北1"・"小倉北2"210クラウン無線警ら車

この現場でも素早い現着・素早い交通規制により迅速な消防活動が開始されていた。

 

交通規制を行うにあたって交通課も現場に。

小倉北PS交通課"小倉北73"CB1300P

 

交差点では北九州市警察部機動警察隊 警ら機動取締班"北九113"200系クラウン無線警ら車が交通規制を展開。

その後小倉北PS交通課へ引き継いで離脱していった。

 

 

続いては北九州市八幡西区 建物火災現場

煙が立ち上る火災現場。

炎上している建物は一番白煙が激しく噴出している場所で、写真では見えない。

画面右側から奥にかけて走る国道脇の小さな緑地部分も、強風により飛散した火の粉で延焼している模様。

 

こちらは消火活動が始まる寸前の様子。

道路脇の草木が炎上している。

空気が乾燥している今、ちょっとした火種でもあっという間に大きな炎に変わってしまう。

 

出火から約1時間後。

道路脇の火は消火済み。

建物自体も白煙は出ているものの、ほぼ鎮圧状態と言ったところ。

 

八幡西消防署折尾分署 高規格救急車"きゅうきゅうほくしょう26"

2017年度更新配備車両で、当初は若松消防署ひびきの分署配置だったが、配置転換により折尾分署へ。

この火災現場にもいち早く現着し、救護活動を行っていた。

 

現場で指揮を執る西部方面本部西部機動指揮班指揮隊車”ほくしょう702

2021年2月中旬に更新配備されたばかりの新車で、この火災が初災害出場となった。

同行している西部方面指揮隊と共に的確な活動の指揮が執られていた。

 

八幡西消防署黒崎分署タンク車”ほくしょう710

第一出場隊では無く後方支援の為に現場入り。

 

現場付近で交通規制中の、折尾PS地域課"折尾2"200系クラウン無線警ら車

 

鑑識活動の為に現場入りした折尾PS刑事課E25キャラバン小型輸送車

運転手は暇を持て余したのかスマホ捜査に夢中。

 

幸いにも負傷者は出なかったようだが、火災は本当に恐ろしいもの。

人の命も財産も一瞬にして飲み込んでしまう炎。

まだまだ寒さも感じる3月、火の取り扱い・火の元には十分注意しよう。

 

 

最後は北九州市八幡西区 危険物火災現場

 

危険物火災現場へ集結する北九州市消防局の消防車両達。

北九州市環境局ゴミ処理施設での火災は、様々な廃棄物を扱う施設だけあって数カ月に一度発生している。

今回は動画を中心に撮影し写真が無いので動画のキャプチャ画像で車両を紹介。

 

最初に現着したのは、西部方面指揮隊指揮隊車"ほくしょう703"西部方面特別高度救助隊 救助工作車"ほくしょう713"

同じタイミングで現場建物の反対側に八幡西消防署タンク車"ほくしょう715"も現着している。

 

続いて西部機動指揮班 指揮隊車"ほくしょう702"

先ほど紹介した火災に続いて納車以来2度目となる火災出場。

 

続いて若松消防署ひびきの分署 水難救助工作車"ほくしょう516"

水難救助工作車もタンク車と同様の消火性能を有しているので、火災にも出場する。

混雑する国道をかっ飛ばして現場へ。

 

続いて八幡東消防署30m級梯子車"ほくしょう609"若松消防署島郷分署救助工作車"ほくしょう513"

直近であれば八幡西消防署折尾分署と八幡西消防署黒崎分署の梯子車2台が出場してくる場所だが、当日は大規模な訓練が行われており隊配置が変わっていて直近だった東梯609が現場へ。

島工513はこの場所の火災には必ずやってくる車両。

 

続いて八幡西消防団本部指揮車

平日の日中ではあったが、素早い現着だった。

 

続いて小倉北消防署15m級梯子車"ほくしょう306"

直近梯子車の運用隊が訓練により不在だったため、代わりに小倉北区から都市高速をかっ飛ばして現場へ。

八幡西区で同車を見たのは初めてかもしれない。

 

先ほど現着し工場敷地内へ入っていったひ水516

放水開始に備えて建物反対側の消火栓へ緊急走行で移動開始。

 

続いて特別高度化学救助隊 特殊災害対応車"ほくしょう310"・特別高度工作車"ほくしょう321"

危険物火災には必ず出場してくる特化R運用の2台セット。

 

最後は小倉南消防署臨空分署 Ⅳ型化学車"ほくしょう408"・門司消防署老松分署 Ⅳ型化学車"ほくしょう208"

どちらもかなり遠い場所から出場してきており、北九州市の東端から西端へ出場してきた。

当時は化学車を運用する隊も訓練などで出払っていた。

 

多数の車両が出場した危険物火災。

屋内のゴミを溜めておく場所で出火したようで、数時間後に鎮火となった。

 

3月に入ったが、まだ寒い日もあり空気も乾燥している。

ストーブ等の暖房器具・火の元・火の取り扱いには十分注意しよう。

 

#春の全国火災予防運動

2021.3.3 kitakyu_pc