今朝は鍵山秀三郎さんが月刊「致知」に紹介されましたお話です。
“もっと、もっと、もっと”
際限なく求めて欲しがって生きるのは、「請求書の人生」であると、知人の有吉説志様から教えていただきました。
有吉様は、幼い頃お祖母さんから、寺社にお参りした時は「ありがとうございます」と請求書ではなしに領収書のお参りをしなさい、と教えられたそうです。
求めるばかりではなく、今与えられているものに感謝の心を持つ「領収書の人生」です。
日本には領収書の生き方をしている方が大勢おられますが、そういう方は世間から注目されることはありません。
請求書の生き方をする人が派手で目立つのに比べて、領収書の生き方をする人は地味で人目につかないところが共通しているからです。
誰からも注目されず、光の当たらないところで、いつ報われるか分らないことにも、心を込めて取り組んでおられるそのお姿からは卑しさは微塵も感じられません。
他人に頼ったり、求めたりすることなく、人の役に立つことだけを念頭において、一途に歩み続けるお姿は、人を惹き付ける豊かな魅力を備えています。
鍵山秀三郎さん
月刊「致知」より。
あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます
今朝はメンタルコーチたきざわひろしさんの
メルマガよりストレス解消法のお話をご紹介します♪
現代社会はストレスが多い。
少量のストレスは目の前の仕事に対する集中力を高めてくれる。
だが、ひっきりなしに問題が起きると、やがてストレスは極限にまで達し、
血圧が上がり、集中が途切れ、不安感がつのり、体重は増加し、免疫系の力が弱まる。
そこで、血圧をもとにもどすための簡単で効果的な方法をご紹介しましょう。
1.他の人のために祈る
ミシガン大学のニール・クラウゼが行った研究によると、
他の人のために祈ることで、祈り手の経済的ストレスを軽くし、幸福感を高める事実を発見した。
2.クラシック音楽を聴く
カリフォルニア大学のスカイ・チャフィンとそのチームは、
ストレスが溜まった時に血圧を下げる効果のある音楽を調べた。
その実験の結果、ストレスを被験者に与えたあと、
ポップスやジャズを聞いた人と、音楽を何も聞かずに静かに過ごした人
の血圧の回復度は同じだったが、
パッヘルベル<カノン>と、ヴィヴァルディ<四季>を聴いた参加者の血圧ははるかに早く下がり、
短時間で平常の血圧状態に戻った。
3.太陽の光を浴びる
ヴァージニア州心理・行動遺伝学研究所のマシュー・ケラーは仲間と共に、
人の情緒に及ぼす太陽の影響を調べた。
その結果、温度も気圧も高い暑い日には気分がよくなり、
記憶力も向上することがわかった。
ただし...それは外に30分以上いた場合に限り、
30分以下しか太陽を浴びなかった場合は、
逆にいつもより気分が沈んでしまうこともわかった。
4.笑う
ストレスに襲われても自然にユーモアで乗り越えられる人は、
免疫系がきわめて健康で、心臓発作や脳卒中を起こす確率が40%低く、
歯の手術で痛みを感じることも少なく、平均より4年半長生きする。
2005年にメリーランド大学のマイケル・ミラーが実験を行い、
参加者に不安を感じさせる映画と、笑える映画を見せた。
緊張が高まる映画を観たあとは、
参加者の血流量が35%近く低下したのに対して、
笑える映画を観たあとは、血流量が22%増えた。
研究者はこの結果を基に、毎日最低15分は笑うことを勧めている。
『その科学が成功を決める』
リチャード・ワイズマンさん
文春文庫より。
あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます