ヴァンパイアにインタビュー。
インタビューの名手・吉田豪的な、はたまた大川隆法的な。
ヴァンパイアは年寄りなので、話が長い。
なので、映画も長い。
自らの旅路を語る語る、話が止まらん。
誰かに聞いてほしかったんだろうな、この人。そんな優しい気持ちに。
公開当時は、萩尾望都の傑作漫画『ポーの一族』の劣化版じゃん。
と思ったものだけれど、改めて観たら、ガッツリとクラッシック・ホラー!
ジャジャーン!と音が鳴ってニヤニヤして、
恐怖描写にゾクゾクして、
ツッコミ所はクスクスしまくり。うむ。ナイス。
トム・クルーズはヴァンパイアになろうともトム・クルーズ。
元気いっぱい。勢いがある。ありすぎるので、ちょいちょい笑う。
ブラッド・ピットが美しかった頃。
豪華衣装のキルステン・ダンスト嬢が素晴らしい!
トンデモ映画になる際を救うのがキルステン・ダンストだ。
子供の皮をかぶった大人!
楳図かずおの傑作『洗礼』も実写化できた、この人ならば。
アントニオ・バンデラスが出ていて驚く。あんなに濃いのに忘れるとは・・・
自分がクリスチャン・スレイターのファンだったことも忘れていた。
ニール・ジョーダン監督の演出編集はいつも急なので、笑いが発生。
が、ちゃんとホラーを作ってくれており、出血も痛覚に訴えてくる。
しかも大量。見ているだけで貧血に。
皆、顔色が悪いので、ああはなりたくないと思わせてくれる。
永遠の命と引き換えに、いつも空腹。
なんという地獄だろう。
映画全体が豪奢なのも、目に嬉しい。
ヴァンパイアの哀しみというよりは、冒険だ。
シネマパレ30周年企画で入場料500円の出血大価格であった。
フィルムの色味が強烈。貴重貴重。
今作はリメイク企画が進んでいる。
トムが演じた役は、ジャレット・レトになる模様。楽しみ楽しみ。
スクリーン(秋田・週末名画座シネマパレ/Twitter)
INTERVIEW WITH THE VAMPIRE: THE VAMPIRE CHRONICLES
1994年・アメリカ
監督: ニール・ジョーダン
原作・脚本: アン・ライス
特殊メイク: スタン・ウィンストン
出演: トム・クルーズ、ブラッド・ピット、スティーヴン・レイ、アントニオ・バンデラス、クリスチャン・スレーター、キルステン・ダンスト
[関連作品]
トム・クルーズ⇒ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション/オール・ユー・ニード・イズ・キル/アウトロー/ナイト&デイ/オブリビオン
ブラッド・ピット⇒フューリー/ワールド・ウォーZ/イングロリアス・バスターズ/トゥルー・ロマンス
キルステン・ダンスト⇒エターナル・サンシャイン/メランコリア
クリスチャン・スレーター⇒トゥルー・ロマンス
※※鑑賞の感想です。情報に誤りがございましたら御一報頂けましたら幸いです。

