今回は海沿いの美しい風景を堪能しに、
「道の駅とっとパ-ク」を起点に
「小島・大川・深山」
の絶景コース
を歩いてきた。
現地出発は「9:35」である。
さて、「とっとパ-ク」を出発した時はまだ少し駐車場は空いていた。しかし桟橋の先端部分には大物狙いのアングラ-たちがひしめいて、
曇り空の中、「明石海峡大橋」がくっきり見えていた。
一気に「小島漁港」に向かう
やっぱり平日とあって釣り客は少ない。風があるので外海は少し波があるが、堤防内は凪そのもで暑く無く寒く無く、釣りには丁度ええ塩梅だ。
サ-いよいよ和歌山県側に入って、海沿いの県道をひたすら進んで行くと「大川港」に着くが、何と今日は誰一人として釣り客がいなかったのだ。一縷の寂しさも感じながら、「大川港橋」に上がって途中から下に下り、コンクリの広場から大川港を眺めていると、淡路島の洲本市が手に取る様に近く感じ、また橋脚の下から大川峠の方を見ると、その向こうには多くの「漁船」が群れを成していた。加太港から出航してる船である。多分!
とうとう「大川トンネル」に向かって行く長い坂が目の前に来た。手前にある気温計は「17℃」を示し少し風が強い。
この坂が、行きも帰りも「有酸素運動」と「足腰鍛錬」の試練を与えてくれるこのコースでは唯一のロング坂である。
「1005m」ある大川トンネルへ入って行くと楽しみが一つある
トンネル内の響き渡る最高の
エコ-をふんだんに効かせた
「ど演歌カラオケ・ワンマンショ-」
の始まりである
車が入ってくるとその音にやや打ち消されるが、全く車が入ってこない時の「高級天然エコ-」は何物にも代えがたいワクワク感を与えてくれるのだ。いつもの「18番ど演歌」を、体をよじりながら、息切れもしながら、5曲ほど唸りまくって、丁度終わった時トンネルの向こうには、晴れた景色が徐々に近づいて来たのだ。
「アレッ、晴れてるやんか」
と目を疑った。
【長いトンネルを抜けると晴国だった】
トンネルに入る前は曇り空だったのに、
1005mの長いトンネルを抜けたら
「晴れた見晴らしの良い光景」が広がっている、
こういう変化に気付くという自分の感性に、
まだまだ「認知症は程遠い」と手をたたいた
陽射しがあって、緑・黄緑などあらゆる「緑色が冴えわたる」深山公園を一周して、さらにいつも休憩する駐車場のない広いグランドに向かって行くと、何と中学生の課外活動で40人くらいが、広場にシートを敷いて気の合う者同士が寄ってあちこちで昼食休憩をしていたのだ。当然あのいつも休憩する大きな東屋にも沢山の生徒や先生が座って占領されていたのだ
止むを得ず諦めて、また深山公園に戻って第二の定番場所であるベンチに座って脚休めをした
サ-、十分休憩して景色を堪能した所で、また来た道を戻って行く。
当然、戻りもトンネル内は、
「カラオケショ-第二幕」
の開演である
トンネルの出口に来ると、当然晴れていて、行きとは全く違う光景を魅せてくれた
自然海岸の向こうには、「大川港橋」があり、さらに向こうには明神崎のある「小島漁港」がブル-バックに冴えわたる光景は美しい。
偶々飛んできた飛行機もこの場所からは「60度」の角度で見上がられる場所としては、この「大川港」辺りが一番近くで見ごたえがある。
今回は久しぶりに「浄土宗報恩講寺」に寄って行くことにした。
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こういう場所にあるとも思えない由緒ある立派な寺だ。山門には表裏4体の天部「仁王」が睨みを利かす迫力は、圧巻である。
ここに来ると思い出すのが山門が凄い「孝子観音」だ。
少しくらいの雲があってもやっぱりブル-バックに冴えわたる光景は
何とも言えずテンションを上げてくれる
行きよりもはっきりと「明石海峡大橋」がその姿を魅せてくれた。
サギが海面すれすれに滑空し、明神崎から見える「とっとパ-ク」の桟橋と出っ張った「緑色の岬」、海の濃いブル-に空の淡いブル-、それに綿を千切ったような真っ白な雲、金では買えないこの景色こそ今日一番の「絶景」である。
「とっとパ-ク」前を過ぎていつも行く場所がある。「長松海岸」と並ぶ自然海浜保全地区指定の「小島海岸」である。海沿いまで降りて左右や海上を眺めるのが好きだ
濃い磯の香りが肺の中で充満し、塩分の含んだ潮風に身体を晒すこともまた「非日常感」に浸れるのも、今回のウォ-キングの締めとしてはこの上ない贅沢である
サ-、駐車場に戻ってくると、車が増えていた。いつもの丸いベンチで撮った写真のチェックを入れ、たっぷり休憩し、車に戻った
行きは曇りだったが、帰りは晴れで、
予期せぬ天気回復で自己満足度は、
相当にUPしたのは言うまでもない
暑からず寒からずの絶好の天候に恵まれて、
海岸線の陰と陽の絶景を堪能しながら、
トンネル内での「ど演歌カラオケSHOW」、
心地良さにあの坂のしんどさも忘れ、
結果、「13.1㎞」のウォ-キングは、
「苦しいことから逃げてはならない楽しいこと迄遠ざかっていく」
の言葉通りに、終始、楽しく身体が軽かった
今日この頃・・・