今回のピンポイント・ツーリングは、
和歌山県橋本市にある
関西花の寺第24番の古刹
①子安地蔵寺の藤
をメインに観に行ってきた。
さらに「子安地蔵寺」にある
案内地図に載っていた
②一 言 主 神社
③三石山不動寺
④三石山不動滝
へも行って見ることにした。
子安地蔵寺の正式名は、
高野山真言宗 易産山護国院 地蔵寺
と言って、天平9年(737年)の春、行基上人によって開基され、ご本尊の『地蔵菩薩』は行基上人自らが彫られたもので『日本最古の地蔵菩薩』という。ご本尊は安産祈願の為に安置されたものだから通称「子安地蔵さん」と呼ばれているらしい。
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さて、京奈和道を軽快に走って橋本ICでおり、一気に「子安地蔵寺」に向かった。本来であれば藤のピーク時の4/25までには来たかったが、少し遅くなったがまだまだ見事な「藤棚」を観ることができた。300円の拝観料を払って、先ずは参拝
し、境内の様子を見て回るのがどこの社寺に行ってもするルーティンである
山寺という感じが溢れていて、あちこちに「お地蔵様」が鎮座する。
今日はブル-バックに冴えわたる「晴天」のなか、もうピークを過ぎて残ってる色とりどりの「藤の花房」を堪能しよう
子安地蔵寺の藤
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白・ピンク・紫色の鮮やかな房が、大きな鯉の沢山泳ぐ小さな池の畔には、まだまだ見ごろな藤の房が鮮やかだった。
初めて来たが、申し分のない3色藤はテンションを上げてくれたのだ。
そんなに遠い遠方まで行かなくても、比較的近距離の場所にもまだまだ自分としての「未開の場所」があるので、今回は「藤」の場所としての大発見である。
かなりの時間を使って、この「藤の房」を堪能した。
駐車場に着いた時に見つけた
案内地図にはこのまだ奥に
「一言主神社」や「三石山不動寺」、
さらに奥には「三石山不動滝」
があることが分かったので、
ついでながら行って見ることにした。
ここからは行った順番に書き記す
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一言主 神 社
「一間社流造」のなかなか重厚な神社であった。ゴミも無く、よく整備されていて地元に根差し、大切にされている様子がよく解る。
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弘法大師旧跡
高野山真言宗
三石山不動寺
数年前に「chan kobaさん」と「杉村公園」から出発して、「三石山」を目指して登山した記憶が蘇る
本堂は民家のような佇まいだが、掛かってる大きな看板には重厚感と威厳が満ち溢れていて、さらに赤く染まったカエデとのコラボがまた美しいのだ
紀州百選の「不動滝名水」が綺麗で、一番端っこの大きな東屋には背の高い「観音菩薩」が一人、この境内を見守ってる姿に、また今回初めて来た自分に対しても「よう来たな~ッ!」と薄い笑みで迎えてくれたような気がしたので、お礼の意味で握手をさせていただいた
最後に「名水」を手で汲み上げて一口咽喉を通した味は、五臓六腑に染み渡る、流石!「最高の名水」であったのだ。
サ-境内をじゅっくり散策した後は、
本堂の左から「三石山不動滝」へ
向かうのも初めての体験である
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三石山不動滝(落差10m)
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「不動滝」まで【400m】とある。直ぐに「熊鷹大神」と「不動明王
」があり一礼して山道に入って行った
どんな道か分からないまま進んで行くと、何と急登な坂が延々と続き、昨日の雨で苔むした細い道は濡れていて、ただ滑らないように細心の注意を払って、「有酸素運動」と「足腰鍛錬」をしながら、上がって行った。「山歩き」を予定しない想定外のこの坂に、杖が必要になり、倒木の枝を折って杖とし上がって行ったら、高野槙にミカン・饅頭が祭壇に供えられ、縄や玉串などに付けて垂らす特殊な裁ち方をして折った白い紙「紙垂(しで)」がぶら下がっていて、さらに滝壺にはまだ真新しい「政伊志不動尊護摩 弘法大師旧跡」と書かれた「塔婆」が2枚置いてあったのだ
滝の水量は多くは無いが、落差10mの岩肌を舐めるように流れる滝であった。
「滝」好きの自分にとっては、
言う事のない発見であった
滝を堪能した後の下山は、滑らないように注意して、「三石山不動寺」まで10分程で下れた。
往復約45分かかってるので、滝で10分の休憩を差し引くと約25分程の登りにかかった時間だった
戻った「不動寺」の境内でちょっとだけ休憩して、この光景を目に焼き付けた。
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この後は国道24号に出て暫く走った。
少し前にネットで調べていた
今年1月22日にオープンしたという
国道24号線沿いにある
「柿の葉寿司」専門店
に寄って行くことにした
「柿の葉寿司」が大好きで、ちょっと前からこの店の存在を知っていた。今までは、京奈和道を走ってのツーリング時には必ず寄って「柿の葉寿司」を買っていた場所があるのだが、この店の存在を知ってからは一度寄って買って行こうと決めていたのだ。
店内は真新しく清潔で、持ち帰りは当たり前の「柿の葉寿司」の店舗であるが、かなり高級感があって、丁寧で接客も非常に感じが良かったし、値段もちょっとだけ高級である。
サバ8個入り一箱、サバ4個とシラス4個の8個入り一箱、の計2箱を買って今晩夕食として味見をする。
もし気に入った味ならば、
今後はこの店にしようと
思ってる今日この頃・・・
「柿の葉寿司」を買ってルンルン気分の中、久しぶりに「道の駅紀の川万葉の里」に寄って堤防に上がって見た光景は満足感で溢れた
この後は「かつらぎ西」に寄って
いつもの買い物を済ませ、
京奈和道を走って帰路に着いた
ブル-バックに冴えわたる「晴天」のなか、
少し冷え込んだ今朝の京奈和道は少し寒かった
良く知った橋本市でも
今回は初めて尽くしの
バイクツーリング旅は、
常に気の張った緊張感
溢れるテンション高き、
「非日常」満載の清涼感に
満ちたバイク旅であった
サ-今晩の夕食は今日買った
高級「柿の葉寿司」
の味は一体如何なものか
そう思うと「よだれ」が奥歯の脇から
じわっと滲み出て来るのが、
動物の本能である「食欲」という
滅却できない「執着・煩悩」、
つまり「本能」であることが
この「よだれ」によって証明された
今日この頃・・・・
走行距離・・・124.8km
所要時間・・・・5h25m