今日観たこの映画は、
{BS映画}ではなく、
Utubeで観た
1965年(昭和40年)作品の
映画「無法松の一生」
勝新太郎バージョン
である
三船敏郎バ-ジョンを{BS}で年明けに見たが、自分のカラオケ18番の一つである村田英雄の「無法松の一生(度胸千両入り)」を車の中でアカペラで歌ってるときに、「座頭市シリ-ズ」が好きでTVドラマ版や映画版を見てきたが、ならば勝新太郎演ずる「無法松」をぜひ見てみたいと検索を掛けたら、あったので今日観た。
1962年に勝新太郎主演で大映によって『座頭市物語』のタイトルで映画化されて以来、26作品というシリーズが公開されている。だから3年遅れというほぼ時を同じくして、この「無法松の一生」勝新バージョンが公開されているだ。
内容展開は、明治三十年代の九州小倉で、本名の富島松五郎より「無法松」の仇名で知られた荒くれ者の人力車を生業とする一人の男のもの悲しい人生の物語は、「三船敏郎バージョン」とほぼ同じであるが、この「96分」に込められた「勝新太郎」の細かな抜群の演技及び、脇を固める俳優陣のお陰で、
最終番のクライマックスでは、
嗚咽が出るほどに涙が
止まらなかったのだ
さらに「有馬稲子」の若かりし日の何とも言えない美貌・美形は、今現在の女優陣では「吉永小百合」を置いてほかに存在しない、と思う「昭和レトロなおっさん」である。若い女優陣でもなかなかええ演技をする方もおられるが、何かどこかにギンギンと脂ぎってると感じるのは自分だけだろうか、それとも自分の歳のせいだろうか!?
【キャスト】
勝新太郎(富島松五郎)
有馬稲子(吉岡よし子)
宇津井健(吉岡小太郎)
宮口精二(結城重蔵)
大辻伺郎(オイチニの薬屋)
安部徹(撃剣の師範)
五味龍太郎(先生)
遠藤辰雄(俥夫熊吉)
1965年(昭和40年)96分作品
この映画でより一層「勝新太郎」が
好きになったのは言うまでもない
イヤ-、こういう「昭和レトロな映画」は、
その生活実態や時代背景がよくわかる
「昭和レトロな人間」には、
自分の人生を振り返ったり、
あの時あんなことがあったな~ッ、
などと昔を懐かしむ積極的な気持ちが
大事であると感じる今日この頃・・・
こういう日々の積み重ねが、
認知症を遠ざけている、と確信する
まだ泪の乾かないうちに書いた
このブログが仕上がったころ、
やっと乾いた目頭であった
最高でした