昨日の春の嵐に雪⛄がちらつき、
今日は一気に2月の気温に戻った
真冬のこの寒さは、ここ昨今の
天候不順の象徴か!
約一ヶ月半ぶりに
「根来両景峰」
からの絶景を堪能し、
有酸素運動と脚腰鍛錬
に行ってきた
現地出発は「8:35」である。
さて、「根来寺」を出発して、墓場を抜けて、深い谷あいの林道を奧へと進んで行くと、既に山桜がちらほらと咲き始めている中、「大谷新池」の手前では何と「3.9℃」で冷え込みがキツイ
「大谷新池」に着くと、丁度陽光が当たって美しい光景が広がっていた。水面に反射された上下のシンメトリ-は、陽光が当たってると何とも言えない絶景を魅せてくれる
堤防沿いを暫く行くと、急登な「ススキ尾根」へ上がって行く坂に差し掛かる。
「笹峠」から「お菊山」へ上がって行く長い急登もきついが、
この「ススキ尾根」の急登も同様で自分には試練をくれる
10分程上がって行くと、一気に太陽が背中を温めてくれる。
徐々に上がって行くと、「シダの新芽」が乱立し、ヤマモモの丘で陽光に当り、ツツジの蕾が妖艶で、花咲くツツジがええ色で、藪椿に色気を感じ、赤く小さい花は可憐な姿、上空には数えられない程のカラスが乱舞して、下を観れば「スミレ」の花畑。
この「ススキ尾根」は不思議なほど、
季節に応じた変化を魅せてくれる
大自然・野生の宝庫である
ほどなく第一展望台に着き、ベンチに座って光景を眺めた。
出発して向かうは、「根来両景峰」である
△点を通過して、次の頂上である「根来両景峰」に着く。先ずは泉南市街、関空の燃料タンクのある大阪側を眺め、次は和歌山側を眺めて白く霞んだ光景は毎度のことである。
サ-管理棟に向け出発したが、道中には数か所の絶景ポイントがあるが今日も霞がキツイ
ドンドン進んで「管理棟」に着いたのは「11:41」であった。出発して既に「3時間6分」が経過していた。駐車場の植え込みを散策。ミツマタが満開で大きく膨らみ、南天がブドウのようにたわわに真っ赤な実をつけ、陽光に照らされて光り輝いていた。
駐車場に止まってる車は、今日はちと少ない。
「東展望広場」の方面へ進んで行くと、
満開の「山桜」が迎えてくれた
「東展望広場」に着いて、ここでロング休憩するのもまたルーティンである。
たっぷり休憩の後は、お決まりの遊歩道を戻っていく。
あちこちで「桜の花」が観れるようになってきた。
満開本番もあと一週間ほどである
遊歩道の最終地点である「西展望広場」まで来た。眼下には、向こうに「大門」、手前に根来寺本堂に庭園池、不動堂がはっきり見えた。
一気に下山し、不動堂にある「洗い観音」で参拝し、車に戻った。
今回の「7.7km/4h09m」は、
雲が通り過ぎるので照ったり、
陰ったりの繰り返しの中、
かなりの「春の息吹」を探すことができた。
次回来るときは、桜も咲き、ツツジはもっと咲き、
シダの新芽はニョキニョキと長く伸びて、
そして黄緑色の若葉も少しは大きくなって、
落葉広葉樹にも「春」が来てるだろう
いつもと同じ感覚で「ススキ尾根」
の急登を上がることができたことに、
「まだまだイケルな~ッ!」と感じた、
楽しい「春を探す!」ハイキングであった