Dramatic Autumn
2023年【紅葉特集】part・12
「紅葉」の時にしか行かない
年一回の300㎞
ロングツ-リング
で行く楽しみな場所
熊野古道中辺路にある
「福定の大銀杏」の黄葉
と
「とがの木茶屋」の紅葉
さて、一気に走って中辺路町に入り、国道311号を本宮方面に走ると国道沿いから山の斜面に一際自己主張の激しい有名なこの場面が鮮やかに見えてきた。
少し走ると分岐点があり、この看板が目に付く。
サ-もうすぐ「大銀杏の黄葉」が観れる。
田辺市中辺路町
樹齢400年以上の天然記念物
宝泉寺の境内に黄色い絨毯
「福定の大銀杏」
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緑色の山の斜面に一点、
「金色に輝く銀杏の巨木」
は迫力満点である
もうかなり落葉していて、「宝泉寺」の境内は「黄金色の絨毯」で敷き詰められていた。
ピ-クの時はこの黄金色の絨毯がまだないので、毎年ピークを過ぎたあたりに来るのが定石である。
先週の土日がピークの最後で大層にぎわったらしい。しかし今日も沢山の人が訪れていた。
次に向かったのは「熊野古道中辺路」の「とがの木茶屋」であるが、その道中には「熊野詣」の人たちがここで水分補給をし休憩したとされる名水百選の「野中の清水」がある。こんなに標高が高くても枯れたことはない。
バイクを走らせ着いたのが「熊野古道中辺路・とがの木茶屋」である。当時を忍ばせる茅葺屋根の茶屋の周りは、この時期には見事な「紅葉」が観れて、その当時の雰囲気を一気に盛り上げるのである。
この真横には「熊野古道・継桜王子」があり、境内には樹齢800年の杉の巨木があり、南向きだけに枝を伸ばしていることから「野中の一方杉」と呼ばれており、県の天然記念物に指定されている。
カメラを構えた人が数人いて、この絶景を何枚も撮っていた。
十分堪能した所で、「近露王子」方面に向かった。
「近露王子」に着くと既に3人がいた。挨拶をして写真を撮ってすぐに真横を流れる「日置川」の河川敷に向かった。
「近露王子」に来たら必ずこの河川敷に下ることにしてる。もういう事のない「絶景!」が堪能できるからである。ここでは10枚ほどの写真を撮ったが掲載は1枚だけにした。
充分に堪能して向かったのは「道の駅中辺路」である。
ここではマーキングと水分補給の休憩をして、出発した。
国道311号(中辺路道)から県道198号を北上して、国道424号に入って「道の駅龍游」で休憩ではなく、一つの目的があったのだ。
それはあの住み着いてる「カモ」を見る為に・・・。階段を下って日高川の水辺に近づくと、鳴き声が聞こえてきた。何年も近くに寄って眺めてきた「あの鴨たち」だ。数年前までは雄1羽に雌4羽の5羽がいたが、何時からともなく減ってきて今では「雌3羽」となってしまったが、元気な姿を魅せてくれて感情がこみあげて来る。
もう人慣れしてるのでゆっくりと近づけば逃げることはない。
「久しぶりやの~、元気やったか?!」
と声を掛けたら暫くして一羽が岸辺に寄ってきてくれたのだ。
今日一番の感動を貰った瞬間である
また来ることを言って出発
「道の駅明恵ふるさと館」に着いた時は1時30分を廻っていたが遅い昼をすることにした。こんな寒い冬場は「冷えた身体を温めるに十分な「ラーメン」が最適である。暖房の効く車と違って、身体むき出しのバイクならではの
水分補給
と暖を取る
「一石二鳥」
の有難い救いである。
この後は国道480号で有田迄行き、国道42号を走って、第二阪和に乗って帰路に着いた。
一年ぶりの熊野古道中辺路の旅
「福定の大銀杏」 と「とがの木茶屋」
だったが、共にピークは少し過ぎていたが、
共に色の濃さと鮮やかさはピークであった
また「道の駅龍游」の3羽の鴨が
元気に日高川を泳いでいたのを
観た時の溢れる感動は久しぶりだ
さらに300kmを超えるツーリングもまた
一年ぶりの攻めたアクションとなったことも
「まだまだイケル」という自信になった
ことも自分にとっては重要である。
走行距離・・・302.8km
所要時間・・・・7h50m