【車中泊旅】2日目(11月2日)
まだ夜が明けやらぬ早朝に
古座川リバ-サイドの
絶景最高級露天ホテルを出発
串本町に場所を移し、
①橋杭岩の日の出
②大島・名勝海金剛
③大島・樫野埼灯台
④潮岬・望楼の芝
⑤ 潮 岬 燈 台
⑥ 潮 御 崎 神 社
の順番でめぐってきた。
2日目の一番のメインは何といっても
串本・橋杭岩の日の出だ。
撮った写真は「優に50枚」を超える。
圧巻の晴天に恵まれた「日の出」は生唾を飲む!
その中でも気に入ったものを掲載した。
天然記念物・景勝地
「橋杭岩」の日の出
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着くと、赤く染まった日の出前の「道の駅くしもと橋杭岩」の駐車場には大勢のギャラリ-が待機していて静かな賑わいを醸し出していた。
東の空が徐々に変化が表れて来ると、あちこちでシャッタ-音が聞こえてくる。自分も場所を移動しながらできるだけ見ごたえのあるシーンを撮りたいと右往左往し、シャッタ-を押す指が止まらない。
撮った50枚強の中から、掲載したこの枚数に絞るのにはかなりの勇気と決断と時間を要したことは言うまでもない。
定位置を決めて写真を撮ってると、一人の外人さんが片言で話しかけてきた。
要は「あなたのそばで三脚をセットしてもいいですか?」
ということだったので「OK Please!」と返事した。
ここから片言の日本語と泉州弁との身振り手振りの会話が始まる。自分は英単語を並べて、それはまるで「出川イングリッシュ」である。何とまたそれが通じるのだから、笑いが止まらない。スペイン人で日本に来てまだ半年、34歳・名はマルコ。仕事は日本のあちこちに行って写真を撮る「フォトディレクタ-」だという。2ショットお願いしたら快諾してくれた
明るくなってブル-バックに冴える晴天の中、
「道の駅くしもと橋杭岩」の写真を撮って、
次に向かうは「紀伊大島」に行って
景勝「海金剛」
を見に行く。
ここは「南紀一周キャンプツ-リング」では定番の地であった。大阪湾では絶対見れない絶景が広がる「知る人ぞ知る!」景勝地だ。
遊歩道を奥へ進んで行くと、何とあのスペイン人の「マルコ」がいたことに二人がそろってお互いを指さし!
「また会えたな~ッ」
丁度この時、マルコは国際電話でスペインにいる両親と会話をしていたのだ。電話に出てくれとスマホをこっちに向けてきたので、スマホにむってこれ以上ない笑顔で手を振った。
マルコに「こんにちは!」って
スペイン語でなんちゅうねん?
と聞くと、「オラッ!」と教えてくれたので、「オラッ!」を何回か言って「息子は元気やで~ッ!」と日本語で答えた。
父は71歳、母68歳とマルコはあとで教えてくれた。
このマルコとの再会も普通はありえないことなので、昨日の母娘の二人連れのことをおもいだし、嬉しくなる。
次はこの先にある「樫野埼灯台」に歩いて行く。
前回来た時は燈台に上がる階段の門が閉まっていて上がることはかなわなかったが、今回は空いていたので早速上に上がった。
さっきいたマルコと再会した「海金剛」が見え、言葉を失うほどの絶景が広がっていた。
次に行ったのはすぐ近くの
「潮岬」界隈
をウォーキングがてら散策した。
「紀伊大島」を走り抜け、向かったのは「潮岬」である。「観光タワ-」に車を止めて、界隈をめぐるウォーキングのスタ-トである。
毎年バイクツ-リングでキャンプをしていたこの「望楼の芝」はコロナ以降に規制がかかっては入れなくなって、解放されてからも規制が色々かかって来にくい場所となってるので、あれ以降来ていないのが現状だ。
何十年も続いたここでする
「バイクツ-リングでキャンプ」
は中断したままだというのがつらい!
だからこうして車だが、せめて年に一回は潮岬に来たいという思が強いのである。
大回りで「望楼の芝」を散策後、
向かったのは
「潮岬燈台」である。
先ずは小さい公園の東屋から遠目で「潮岬燈台」の雄姿を眺めるが、「ヒヨドリ」の大群が飛び回る。近づいて行って門の前で写真を撮り、中に入って一周ぐるりと眺めまわした。
門の横にあるのが、「潮御崎神社」の入り口である。
参道を奥へ進んで行くと、途中に「潮岬の鯨山見」という絶景ポイントがあるので寄って行く。80mなのですぐにつく。
すごい迫力の絶景が一望できる。
戻って「潮御崎神社」に行って参拝し、この二日間の車中泊旅の「安心安全」で無事に終えたことにお礼をして神社を後にして車に戻った。
ここからは国道42号を北上し、再度「すさみ南IC」から高速に乗って、「道の駅くちくまの」で昼食タイムをしようと車から降りたとたんに声がかかったのだ。
何と昨日2回も偶然に遭遇した
あの「母娘の二人」であったのだ
「エエッ、日を違えても会うなんて先ず100%ないことや!」
「これで3回目やで~ッ!」
「赤い糸が引き付けたか」
などなど色々な会話が弾み、
また「紀伊風土記の丘」で
会う可能性が大きいと、
またの再開をお互いに期待して別れた。
このあとたっぷり休憩をとって、
「田辺IC」で高速をおり
国道42号をゆっくり走って
帰路に着いた。
今回の「車中泊旅」は両日ともに
ブル-バックに冴えわたる溢れる晴天の中、
「嶽の森山」の「雌岳」はきついと再認識でき、
「なめとこ岩」にはまたハ-トマ-ク💛、
数年ぶりの「滝の拝」の美しさに惚れ直し、
古座川リバ-サイドの泊地はサギが群がる景勝で、
何と途中の目覚めなく7時間半も爆睡できた喜び、
「橋杭岩」の日の出は生唾を飲む絶景MAXで、
前回来た時とは違った深い出会いがあったり、
同じコ-スでも、その都度違った味わいや感情、
季節感や深い出会いを含めて、
ええ意味で
「何をか言わんや!」
である。
印象に残る最高の「車中泊旅」だった