番所山の八重咲き「野生水仙群生地」! | 紀泉伝次郎・趣味のブログ

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趣味のブログをメイン内容として、
日々の活動や微妙な心の変化などの日記として、
身体が動かず何もできなくなった時、
読み返して記憶をたどりたいので、
  【 将来の自分の為に! 】
出来るだけ多投稿したいと思います。

去年は2月1日に来た

ツ-リングの毎年定番のコースである

由良町・番所山の

「野生水仙群生地」

を観に行って来た!

 

また、「金山寺みそ・醤油」の

発祥の地として知られるほか、

尺八と虚無僧の寺

として知られる禅宗の古刹、

臨済宗妙心寺派・鷲峰山

「興国寺」

にも寄って来た。

さて、いつものように湯浅町「救命艇」前でマーキングタイム。年齢的にに膀胱が膨らまなくなってきてるし、冬の寒さも重なって、このコ-スを走る時に毎回丁度我慢寸前にあるのがこの救命艇のトイレである。

毎回、有難いと思いながら放水開始!

 

湯浅を出発したあたりから空一面に雲が覆いかぶさって、

青い部分は針の穴ほども無くなった。

 

そして海岸線沿いの県道23号を南下して「唐尾の西広海水浴場」前の交差点から国道42号に入り一気に「由良町」に入ったが、青空が僅かでも出てくれと願いながら走った。

 

先ずは、「金山寺みそ・醤油」の発祥の地として知られるほか、尺八と虚無僧の寺として知られる禅宗の古刹、臨済宗妙心寺派・鷲峰山「興国寺」に寄って見た。なかなか見ごたえのある境内を順番に回って行く。石垣は「城」の様で、本堂は2回になっていて重厚感があり、両サイドの「釣鐘窓」が際立つ。池のほとりには迫力の「天部の像」があり、鐘楼はこれまた滅多にない2階の建物で、BIGな「宝篋印塔」が本堂裏側に鎮座する。

境内は綺麗に整理整頓されていて、来る者に心地良さを与える。禅宗の寺は全てと言ってよいほど、この様に境内は綺麗にしてある。

数の多い「浄土宗や真宗」の寺は適当な寺も多い中、禅宗の寺に行って適当だった寺はいまだかつてない。

この「興国寺」に来たらこれを見ないと来たと言えないだろう。天狗堂にある「大きな天狗様」である。

びっくりするくらい大きいので、

その迫力で圧倒され、

身体に付いた邪気は逃げていく!

サ-由良港を目指して海岸線に出る。人気の高い「由良海釣り公園」まで来た。いつもは毎回満車の駐車場は空き空きで、この天気にこの寒さなのでアングラ-たちも「巣ごもり!」だろうか。5人を確認。こんな少ないのは初めて見た。

次は「白崎海岸」に行って、久しぶりに展望台に上がって「曇った白崎」を見ようと階段を上がった。駐車場に入ってこれまたビックリ!車が2台しか止まっていないのも初めて見た。ここは常に強風で、冬の「白崎」は長居はできない場所である。帽子を飛ばされそうになりながらも、曇った空の下、「絶景」を堪能した。

来るときは気付かなかったが、出発しようと道の駅を出た途端に

「車両通行止」

だったので、警備員に聞くと、道の拡幅工事で大きなユンボが入って工事中とのこと。

エエッ、このちょっと先にある「番所山」に行きたかったのに!

夕方まで開通はしないのか?

と聞くと、

「あと10分~15分で開通できる!」

という返事が返ってきたので待つことにした。

時計を見るともうすぐ昼なのでその時間帯に開通させるのだろう。

「番所山の野生水仙群生地」をメインに見に来たのに!、と思いながら丁度良い時間に来たというものだ。

興国寺に先によって手を合わせた御利益だろう!

ラッキ-! としか言いようがないお願い照れグッ

上の写真は丁度時間が来て警備員が「柵を撤去!」し始めた場面である。

サ-無事に「番所山」に来ることができた。展望は抜群な場所にも関わらず、1mmの青空もない中、広場の斜面に咲いた「スイセン」を見る。この斜面のものは「一重咲きスイセン」でどこでも見れる見慣れた種類である。

広場の一番奥へ行き、先ずは展望台に上がって、青空のない「絶景を堪能」した。先程いた「白崎」が眼下に見えて、ズ-ムUPをすると展望台には一人の姿が小さく見えた。

サ-本命の「野生水仙群生地」へ向かう。もう何年もこの時期にこのスイセンを見に来てるが、以前はもっと一面に咲いていたのに、徐々に荒れ地が増えてきてるのは何故だろうか!

それにしても「八重咲きスイセン」は、自分の地元でも殆ど見ることが無いので、写真を撮りまくった。

サ-戻って行こう。

来た道とは違う裏道を走り、湯浅から一気に

金屋の道の駅「明恵ふるさと館」

へ行き、冷えた身体に対し、

頑張ってくれたお礼に、

暖かいご褒美をしようと、

「特製とろろ明恵うどん」

をフーフ-息をかけて、

のど越しに胃袋に投入、

出汁が美味かったし、

汗もかき身体中が温もった。

 

天気予報は「晴れ」だったのに、当てにならない予報は、行って見ないと解らない、という日が最近多すぎるので長距離移動の予定を組むのに苦労する。

 

一度も太陽を見ることなく走ったツ-リングは珍しい!

しかしこの冷え切った中でのバイクツーリングを

安心安全に終えたことに感謝である。

 

「興国寺」の天狗さんを見て感動し、

名勝・白崎海岸灰色絶景を堪能し、

番所山の八重咲き野生水仙に惚れなおし、

冷え切った身体にうどんのご褒美と、

なかなかテンションがUPしたままの、

ツ-リングが出来た今日この頃・・・・!

走行距離・・・179.3km

所要時間・・・・6h50m