明日に勉強会を控えた今の僕の状況についてです。
今回も僕は古典落語を2席演らせて頂く予定で、準備は完了しています。
大抵僕は勉強会の一週間前までぐらいが一番アタフタしていて、そのあとは精神的にアタフタしていますが準備は整っていていつ本番でも構わないという状態になっています。
それもこれも持ち前の臆病さのおかげではないかと思っています。
当日になってもネタが出来上がっていなかったらどうしよう。
高座でフリーズしたらどうしよう。
お客様に満足してもらえなかったらどうしよう。
途中で変なアドリブをかましてそのまま噺に戻れなくなったらどうしよう。
アドリブに関してはやらなければ良いだけの事なのですが、毎回かなり本気で最悪の状態を想像して、そうならないようにするために準備をしています。
良し悪しは分かりませんが、僕自身はこの場合の臆病さは良いことではないかと思っています。
ただ、今回は自分にあまり向いていなさそうなネタを演る予定なのでどれだけ準備を整えても不安はあるのですが（ネタ選びの時に臆病にならないのは自分でも不思議）、いつも通り全力で仕掛けていこうと思っておりますので、都合がよろしければ是非ともご来場下さい。
立川笑二