日々の暮らしに福を呼ぶ
稲沢市の会席料理店
喜想菴 女将 鈴木美和です
ご来訪ありがとうございます
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父を亡くして後悔したこと
『そういえばお父さまあれからどうしてみえます?』
と
聞かれることが増えてきたので
まぁ
ここは正直に父が
天に召された事をご報告🙇♀
50代になると覚悟する親の介護
7月に
救急車で緊急入院し
肺がんが見つかり
本人の希望で
【一切治療はしない】
ということになり
それまでは
お風呂もトイレも
車の運転すらしてた父
病院の入ってからは
字もかけなくなり
歩けなくなり
箸も持てなくなり
ご飯も食べることが困難になっていきました
本当に
そっから寝たきりなるまでか早かった
そして9月の半ばに
ようやく
有料老人ナーシングホームに入所でき
ようやく
孫たちとも面会できる!
と思いきや
意識がはっきりあったのは
入所したはじめの3日くらいで
そこからは
ほぼ
私のことも多分わからず
骨に転移してたので
言葉にするのは
『痛い〜い…痛〜い』だけ
それでも
末の娘が来たときは
一番可愛がってた孫ということもあり
奇跡的にわかったのか
娘に
水も飲ませてもらい
帰るときも
『気をつけて帰れ』といった言葉が
父の最期の言葉
そして
ナーシングホームに入所しひとつきも持たず
朝の4時に施設から連絡があり
誰にも看取られず逝きました
どうしても優しくできなかった
買物担当の父は
『喜想菴のおじいさん』と
けっこう親しまれてました
ただ
私は
父のことかまってあげたりはできませんでした
どちらかといえば好きでなく
なぜか?
と言われれば
インナーチャイルドなのか…
縫製業を夫婦で営んでいただた両親は
それこそ
朝から晩まで
ズゥ〜と一緒で
私も
父がいなくて寂しいことなど絶対なく
必ず家にいる父
おまけに
ヤキモチ焼きで
母がそばにいないと気がすまない
母が買い物で
友達と喫茶店なんかによってくるものなら
よく
私に
『見てこい』などと言いはなつので
本当にうんざりすることもあり
母からも
よく
『同窓会にも行かせてもらえない』
などと愚痴を聞かされてたせいなのか
どうしても
父にだけは優しくしてやることができなかった
どんなに自問しても
前世で敵同士だったのでは?
などと
バカなことを想像するくらい
亡くなる前は
病院の通う頻度も上がり
私の休みが休みでなくることも増え
おまけに
どちらかといえば
ネガティブ思考で
会話するたび気が滅入るセリフにイラっとすることも
だから
『また美和に叱られるかもしれんけど』
が口ぐせになるくらい娘からも優しくされず
母を7年前に亡くし
寂しかったんだろうね…
私が
父の死を早めたんだ
今の私にできること
父がなくなり
お葬式まであっという間で
私が喪主もつとめ
仕事もあって
ブログなどのタスクもあって
父の死を思うまもなく
自分が二重人格になったように努めたてた
それでも
ようやく
49日の法要も過ぎホッとしまして
それまでは
毎朝
『起きてる?』なんて声をかけながら線香をともし
ナーシングホームに行けば
そこに
まだ父がいるかのような気もしてた
今の私にできることは
『私がもっと優しくできれば長生きできた?』
なんて気持ちと
しばらくはお付き合いすること
明日は我が身
子どもたちに負担のない老後を考えないとね
ご縁で
喜想菴のおじいさんへ
いつもありがとうお声掛けくださってた皆様
いままで
ありがとうございました🙇♀
そして
ここまで
お読みくださりありがとうございました🙇♀
さあ
今日もカニをほぐしにいきましょう💪
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