【三行で言うと】
・世代や専門分野を超えた放課後子ども教室ロボット講座の支援が広がる
・青毛小学校でも新規開講が決定
・「人をつなげる」→「世代間の学び合い」は多方面に応用可能
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今日は午後から久喜北小へ。
放課後子ども教室説明会の司会を務めてきました。
今日は土曜ですが子どもたちは登校日。災害を想定した保護者引き渡し訓練が実施されていました。
昨年までであれば、土曜日が登校日となった場合、月曜日が代休となりましたが、今年から代休は無し
。
授業時数増加策の一環として、まずは土曜登校日の代休を無くす取り組みが開始されています。
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そして!
説明会の後は、放課後子ども教室ロボットクラブの部品作り。
子どもたちに作ってもらうロボットは、部品から手作りのため、定期的に部品を作る必要があります。
部品作りに必要なのは以下3工程。
・アルミ板をカット→①
・①にねじ穴を空ける→②
・②を万力を使って曲げる
文字で書くと簡単ですが、寸法の違いはロボットのバランスを損ねます。
二足歩行のため、バランスこそ命!!
細心の注意を払いながらボランティアで参加してくださっている10名弱で作業を進めました。
この講座には日本初の二足歩行ロボットの開発を行った佐藤晟先生をはじめ、各分野の技術者、研究者の方から、ロボット博士の小学生・高校生までバラエティに富んだ皆さんが、それぞれの得意分野を活かし力を貸してくれています。
例えば今日は、現役エンジニアの方が、パーツの仕様書をCADを使って図面化して下さいました。
面白いのは、そんなメンバー間の世代を超えた学び合い。
小学生が大人に教える光景もこの講座では全く珍しくありません。
スーパー高校生ウシジマ君にいたっては、ロボット製作中30秒に1回の頻度で飛んでくる大人たちのヘルプを、全て解決する天才っぷりを発揮しています。
先日はロボットの組み立て方を小学生から教えてもらった研究者の方が製作終了後、(お礼に?)何やら難しい科学の解説をしている姿もありました。
世代を超えて、地域のチカラがつながり、やがて教育に波及していく仕組みは大いなる可能性を感じます。
私にできる事は皆さんを「つなげる」こと。
嬉しいことに青毛小学校放課後こども教室にて、ロボット講座の新規開講も決定しました。
「地域の方をつなげる」→「世代間で学びあう」という仕組みは他分野でも応用が利きそうです。
いろいろ考えて、ガンガン実践をしていきます!