昨年から取り上げている栗橋堤防上の5億円施設。
『避難所』にすらならないことが判明しました。
念のため申し上げますが、堤防の強化自体は久喜市にとって間違いなく必要です。強化の完成は素晴らしいことですし、言うまでもなく賛成です。
ただ、堤防の強化と、堤防の上につくる建造物(上物)は話が別です。
水害時の避難先にすらならない上物ならば、『5億円』の費用対効果は見込めないでしょう。
栗橋に必要なのは、水害時の避難先です。
水害時にも避難出来る機能を備えた市民プラザ計画を進めるべきです。
以下、議会での議論の概要です。
▶貴志
市長は、約5億円をかけて栗橋の堤防上に公共施設を建設し、「地震等の災害時における一時的な避難先」等とする方針。
具体的な用途は。
▷答弁
地震時の「避難場所」と位置付けたい。
▶貴志
「避難所」は学校等のように災害時に滞在出来る。しかし「避難場所」はグラウンドや公園と同列。しかも地震限定ということは、水害時は一時的な避難すら出来ないのか。
▷答弁
洪水時の避難場所にする考えは無い。
▶貴志
栗橋の方の待望は洪水時の避難先。堤防の上ではなく、栗橋駅前に洪水時の避難も可能な施設を整備するべき。堤防上の新施設の建設スケジュールは?
▷答弁
地盤沈下により、建設時期は未定