拙い文の大きな感謝の気持ち | 劇団 貴社の記者は汽車で帰社
ごきげんよう
客演で鏡宿の長者役を演じさせて頂きました、河野舞香です。
初めに、ご来場下さった皆様、関わることが出来た皆様に、心から感謝申し上げます。


私とは年齢も性格も全く違う長者。
自分は色気や妖艶さなどと程遠い存在ですし、義経様に触ることさえ恐れ多くて、初めはかなり緊張してしまっていた事を良く覚えています。
ですが、優しいご指導や、共演者の方々がやりやすい雰囲気を作って下さったお陰で、 とても楽しく演じさせて頂く事が出来ました。
兼ねてやらせていただいた稚児役と殺陣共に、多々不十分な点はあったと思いますが、 私なりに精一杯やりきりました。
皆様の目には、どんな人(子)として映る事が出来たでしょうか…?

稽古場では、いつも皆様が優しく接して下さって、賑やかで、楽しくて、
ここにいられる私は、本当に幸福者だなぁと感じていました。
稽古で歴史の話が出る度に頭に?を浮かべながら、
もう少し歴史を学び直さなくちゃ…と思っていた事は秘密です。。
そんな、思い返していると寂しくなってしまう、
笑いが絶えなかった毎週の稽古は、私の思い出の中の宝物です。

高校での有志でしか演劇をやった事がなかった私が、
この様な役をいただき舞台に立たせて頂けて、本当に素敵な方々に出会えた事が、今でも夢のようです。
この公演を通して、演劇の楽しさ、難しさを改めて感じることが出来ました。

お名残はつきませんが、お客様及び関係者の方々に
今一度感謝申し上げて、お別れの言葉とさせて頂きます。

本当に本当に、ありがとうございました!!