12月12日 | 劇団 貴社の記者は汽車で帰社


こんにちは、虎御前です。
『曾我物語』の稽古場日誌に初のお目見え。まあまだ曾我稽古2回目なんですけどね。


さて今日の参加者はというと、箱王、一万、万劫、頼朝、虎、そして元帥さん、一木さんと
気持ちちょっと少なめのメンバーでした。先生も走る12月ですから仕方ないかな。

しかしそんな状況にも関わらず、いやこんな状況だったからこそ?
今日のお稽古は私、虎にとって大変有意義な稽古となりました。
〝虎集中練習〟
4時間の稽古時間のほとんどを虎のために割いていただくっていう。
虎の台詞一つ一つを演出家さんに細かく指導していただくっていう。
冷静に考えてなんとも贅沢なお稽古です。


今回この虎という役は劇中の人物でありながら、且つこの物語の語り手としても位置します。
なので、その役としての感情を伝える以外に物語の情報や、時には場面と場面を繋ぐ橋渡し的役割も担っています。もうとにもかくにも自分本当に頑張ろうかっていう感じ。
尚且つこの虎、可憐な女の子になったかと思えばお爺さんになったり、いきなりテンション上げキャラかと思えば、急に静かに淡々キャラになったり。挙句の果てには「さあクライマックスだよ!!!」って全精力をかけて言ったのにも関わらずお腹がすいたら戦が出来ない五郎君にぶち壊されます。もはや事故。


なんだか私のことばかりになってしまいましたが、今回の舞台はほとんど皆さん前回からは想像もつかないような役になってます!!!最後の1時間ほどで箱王、一万、万劫、頼朝の台詞も読んだのですが、今まで見たことない姿にこれからどんな風になっていくのか本当に楽しみです♪新しい方もいるし♪私も時間はかかりそうですが、少しずつ成長していけたらな。
今年もあと少しで終わっちゃいますが来年の6月まで私は虎年になりそうです。卯なんか追い払ってやる。
ではでは。