7月25日 | 劇団 貴社の記者は汽車で帰社
こんにちは。脚本家です。
最近、稽古の前日には、必ず稽古に関する悪夢を見ます。

この日のお稽古は、ゆったり、じっくり。
普段の稽古ではつい「ま、いいか」になりがちな、台詞の言い方や目線一つ一つから直していきました。
三条の上と内大臣の恋の場面や、中宮出産をきっかけとする左大臣家の幸せいっぱいの場面など。
特に内大臣について深く掘り下げていきました。
稽古の成果を持って帰って、ぜひ家で復習してほしいものです。

そうそう、この日はエチュードも取り入れました。
〔役になりきって会話をし続ける〕
という何とも過酷なゲーム。
初参戦の内大臣は終始黙りこくってました。
私は会話が途切れるとついつい率先して話題を振ってしまうのですが……実は私の役って、そういうタイプじゃないんですよねえ……うまくできないものです。反省。
こういう訓練も地道に続けていきたいものです。

そして、芝居の稽古の後は、殺陣のお稽古!!
最近取り入れましたが、非常に楽しい。
(楽しいと思っているのは私だけかもしれない)
この日は組手をひたすら総当たりでやりました。
始めたばかりですからマダマダですが、みんな、斬られ方が下手!!
練習していかなくてはなりませんね。
それと、この劇団の良いところは、みんな頭が良いところ(自慢です)なのですが、そのせいで「考えすぎる」という弊害も。
殺陣はアタマで考えるもんじゃない、カラダで感じるものだ!
というところに、なかなか辿り着けませんね。難しいものです。

稽古後は、今更ながら6月生まれのメンバーのお誕生日会をやりました。
遅くなってごめんね、Uくん、Sちゃん。