公演が終わりまして | 劇団 貴社の記者は汽車で帰社
毎度の事ながら遅筆で申し訳ございません、という挨拶で始まるのもどうかと思いますが。
行平役をやらせていただきました、東です。
この度は社会人劇団一年目の公演に足をお運び下さいまして、ありがとうございました。

前回の公演後、初演にして最終公演だ!とか言っていたにも関わらず、また皆様の前に立たせていただきました。
前回「自称いい人」だった柏木をやらせていただいて、今回もまた方向性は違いますが「良き兄(だと思ってる人)」
である行平という役。
友人ではなく兄弟ということで立ち位置が若干違うという事、弟が夕霧と違って素直ではないという事など、相違点が多々ありましたので初めは距離感を掴むことに大分苦労した記憶があります。

それと今回は立ち芝居ということもあり、動きについては大分苦戦していました。
男優はそれぞれ動きについて大分煩悶していたように思います。
今回悩んだ分、その経験を血肉として、次回公演に生かしていかなければいけません。

冷静に考えれば、演劇を始めてから一年ちょっとしか経っておらず。
というか前回の公演からは一年も経っていないのです。マジか。

あっという間だったという言葉で片付けるには色々な事がありすぎた一年でありましたが、それでも怒涛のような日々でした。
あれです、カレーを食べるのは一瞬だが、その味わいの特徴を一つ一つ挙げていくとすごく時間がかかるような感じです。ものすごく濃厚でスパイスたっぷりのカレーでした。
また味わえるといいなと思います。ひとまずはごちそうさまでした。