7月15日 帝練 | 劇団 貴社の記者は汽車で帰社
こんにちは、元帥です。稽古場日誌には初登場です。ウホッ

今日は始業直後に回ったメ―リスで“帝練”が京橋であることを知り、
立ち上げたばかりのPCでグーグルマップを開きました。
だって元帥はめったに稽古に行けないから・・・帝にもめったにお目にかかれない。。
ちぃとばかり残業して、たったか駆けつけましたよ、と。

で、行ってみたら稽古場には女院と三条の上と帝だけ・・・
平日夜は学生さんも忙しいのね。

稽古のほうはというと、なんだかあまり捗っていない様子。
帝のシーンはキモなだけに(決してキモいわけではない)、
なかなか「これだ!」というスポットが見つからない感じです。

それと・・・なんだろう、現実では絶対に恋に落ちない二人が、
芝居の中でバカップルになりきれない葛藤がちらほら。
本人たちの実感はどうか知らないが、少なくとも元帥の目にはそう映りました。

ま、目の前でいちゃつかれて照れていたのは元帥のほうかもしれませんがー。


一言で「いちゃつく」と言っても、そこは曲がりなりにも「王朝もの」。
あくまで所作は美しく。
手つき、角度、抑揚、表情。
ひとつ変えると、それに付随するさまざまな部分が変わっていきます。


無数の選択肢の中から、もっともお客様に見せたいシーンを探っていく。
日々の稽古はそんな作業の積み重ねなのです。
役者ってすごいです、ほんとに。

元帥も良い衣装を作ることで役者のみんなのバックアップをしていきたいと、
決意を新たにした“帝練”でありました。