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最近見た映画 参加中
こんばんは、元帥です！
先週の土曜日、初めて一人で映画館へ行きまして、観てまいりました！
『ザ・レイド GOKUDO』！！
インドネシア映画ですよインドネシア映画。しかもバイオレンス映画！
もう超～っ面白かったです！元は大好きな俳優・遠藤憲一さんがヤクザの親分役で出演されているということでエンケンさん目当てだったんですけど、最初から最後まで目の離せない素晴らしい作品でした(´∀｀)
冒頭から死人が出まくりで、たぶん２時間半の間に数百人は死んでると思うんですけど、不思議と流血は少なく感じられるんですよね。
たとえば刑務所の中で囚人と刑務官が100人くらい入り乱れて大乱闘するんですけど、雨が降ってて地面がぬかるんでるんですね。だからみんな黄土色というかモルタル色というか、そんな感じに泥んこで、殴っても棒きれをブッ刺しても血がよく見えないという。
ほかにもハンマーとか金属バットで頭をカチ割ったりするシーンでも、ぶつかる直前まではアップで撮っていて、ぶつかる瞬間とその後はものすごく引きで撮っている。何が行われたかは伝えるけれど、具体的にどうなっているかは徹底的に見せてくれないのです。
ことさらそういう残虐さをウリにしようとしていないということなのか、はたまたインドネシアの規制が働いているのか。いずれにせよ非常に好感が持てました。
『アウトレイジ』シリーズが凡人にも想像できそうな範囲の痛そうなシーンをじゃんじゃん出してくるのに対し、この作品は武器を用いた攻撃がいい意味でオーバーで、たいていの人は実体験やそれに近い体験をすることがなさそうな現実離れした痛みであり、「ああこれは絵空事なのだ」とどこか楽観的に余裕をもって見ることができるのですね。
インドネシア映画なのでもちろん出演者のほとんどがインドネシア人の方。
なんていうんでしょう、南方系というか、日本人でももっとも濃い顔に属する方のパーツの輪郭をマジックでなぞったくらいの濃さの顔立ち？そこはかとない親近感を覚えます。
皆さん演技が素晴らしくてね。特に殺し屋役のヤヤン・ルシアンさんと敵役のアリフィン・プトラさん。ネタバレになりすぎるから詳しくは語れません～(＞＜;)
でも、ヤヤン氏は主演のイコ・ウワイスさんと共にインドネシア護身術“シラット”を駆使した華麗な戦闘で作品を彩り、アリフィン氏は繊細な演技とイケメンと美しい御手で観客（私）を魅了しました。
まだ公開終了がアナウンスされていない劇場がほとんどですが、元から上映劇場が少ないのでもしご興味のある方はお早めにチェックしてください！
ちなみに私は銀座の丸の内TOEIで観ました！一人で！アラサー女、一人でねっ！
