< 「料理本」を参考に“野菜のお好み焼き風”作りに挑戦 >
今回は、「卵」を使った料理です・・・「お好み焼き」は「お好み焼き粉」を使って作るのですが、今回の料理は「粉もの」を入れず、「ひき肉」と「野菜」を「卵」でつないで作るものです・・・「炭水化物ダイエット」にはいいものかも・・・でも、「素材」から推測するに美味しそうですね。
さて、当たり前のようにたべている「お好み焼き」のことを調べてみましたよ・・・「ウィキペディア」からですが・・・「「お好み焼き」は「安土桃山時代」の「千利休」が好んだという「麩の焼き」が起源とされる」ようですが、異論はあるとのこと。
現在の「お好み焼き」に近いものとしては明治に東京で定着していた「もんじゃ焼き」から派生し、昭和の初めに東京を中心に流行した「どんどん焼き」ですが、主に、屋台や縁日などで販売されていたよう。その後、「お好み焼き」は当時の東京の花街において、座敷にしつらえた鉄板で客が自分の「好み」に焼く風流な遊戯料理として誕生したとのこと。
戦後には、「お好み焼き」という言葉は客が自分で焼いて楽しむという原義を離れ、「キャベツ」を用いた粉物料理そのものを指すようになり、全国に広がったとのことです。
さっそく、「武蔵のデコボコミチ」による「デコズキッチン」を始めたいと思います。作り方は、「家内」の古い料理本「決定版 100円おかず」に書いてあるものを参考にして、自分の「レシピ」に落とし、理解して始めます。
【 レシピ 】
《 「武蔵のデコボコミチ」のレシピ 》
フライパンに油を入れ「塩こしょう」で調味しながら「ひき肉」を炒め、別の皿に移します。同じフライパンで「玉ねぎ」「人参」「生しいたけ」「ピーマン」を炒め、「炒めたひき肉」を戻し混ぜ合わせた後、「卵」を流し入れて両面とも色よく焼くとのこと。
「卵」を流し入れるところまでは順調にできたのですが、「両面」を色よく焼こうとするため、ひっくり返そうとしても、崩れてひっくり返せません・・・卵だけでは、野菜のつながりがなくひっくり返せないのです。「卵」の個数をもっと多くするか、「お好み焼き」のように「小麦粉」などを繋ぎに使った方がいいような気がします・・・ひっくり返せないので、片側がうまく焼けず、「お好み焼き風」ではなく、「もんじゃ焼き風」になってしまいました。
【 完成品 】
《 「野菜のお好み焼き風」 》
さらに移せないので、焼いた「フライパン」に入れたまま、「夕飯」に提示しましたよ・・・あらかじめ「お好み焼き風」を止めて「もんじゃ焼き風」にしたと宣言したうえで、各々にスプーンを渡しました・・・スプーンですくって食べる方式にしたわけです。
「息子」は、「また、失敗作か・・・」とがっかりした顔をしながら食べ始めます。「師匠(家内)」は「いい味になっているよ。「卵」に「小麦粉」を混ぜたらよかったかもね・・・?」とのこと・・・「息子」は、「少し味がうすいなぁ・・・」とのこと・・・本来、これに「トマトケチャップ」か「マヨネーズ」で食べるので、無理もありません。しかし、固まってないのでそれらが使えないのです・・・「師匠(家内)」は、「これがもっと「お好み焼き風」になっていたら、「お好み焼きソース」を塗って食べてもいいかもね」
とにかく、作り方の研究課題が残った「料理」でした・・・でも、「私自身」はけっこう美味しかった気がします。「もんじゃ焼き風」の名前を付けておけば、何も問題なかったかも・・・。