昨日、教育委員会に設立を提案していた
坊っちゃんサポートチームの初会合を開催しました
メンバーは
SSW(スクールソーシャルワーカー)、校長、指導教諭、担任、養護教諭、私
SSWは教育委員会が選んだ方
(SV(スーパーバイザー)として、私たち夫婦も仕事で関わりがある大学教授がおられます)
坊っちゃんにも、サポートチームの会議があることを伝え、参加の可否を確認
「僕はいいかな」と言ったので、本人の目標と意見を聞いて行きました
坊っちゃんの目標
- 来週からの入院治療後、4月からしれっと登校したい
- 「何で休んでいたのか」を、友達から聞かれたくない
- 修学旅行にも行きたい
で、会議では坊っちゃんのストレングスをそれぞれの立場から確認していき…
(校長は発言なし)
親からの意見として
- 規則を守ることが重要であること
- 相手の気持ちを、相手以上に慮るので相手を傷つけたかもしれないという後悔や反省で、かなり強く傷つくこと
を伝えました
担任の思っている良いところの中で
「給食を喜んで、何でもたくさん食べる」は
「SDGSにむけたクラス目標が残食ゼロ」だから目標を守りたい。担任を喜ばせたいという思いから無理をして食べている
元々の食は細くて偏食傾向がある
時々、腹痛て保健室に行っていたのはそのため
など、先生方のストレングスについても補足をしていきました
校長からの提案として
- 本人のまばら登校に向けた支援の提案
- 玄関から入らず裏から登校
- 登校時(遅刻して登校ことを想定)に事前に連絡をもらい教諭が校門に待機して迎える
出来ないこととして
- 坊っちゃんに常時付き添うような人員は居ないこと
- 一人で過ごす時間があること
- 保健室は様々な子どもが出入りするので、入室制限はできないこと
などの発言がありました…が………
やっぱり分かってねぇな、校長
偏見が過ぎる…
それを受けて私からは
- 誰も特別扱いは望んでないし、坊っちゃんの今の目標は4月に【何事もなかったように】登校すること
- 最初から、まばら登校を想定していない
- ただし、「やっぱり」に備えた想定はしておくべき。親としては無理なら保健室での休養。それでも無理なら連絡を受けて迎えに行くことを考えていること
- まずは、本人が一番「嫌だ」と言ってい「何で休んでいたか聞かれること」に対しての対応、指導をお願いしたいこと
をお伝えしました
そして、次回は新年度の体制が整ってから…とSSWが言ったのですが
本人の前向きな目標のためには、3月中に再度受け入れなどについて確認すべき
と伝え、日程調整を依頼しました
あとは、子どもたちから「不登校であったことを揶揄すること」が今も実際にあるので
あと僅かの登校日となったが4月のために必ず指導しておくこと
をお願いしました
それにしても………
校長…
参加メンバーと聞いたとき、正直「役に立たないけど?」と指摘しましたが
学校の対応において可否の判断は校長がするから、と会議に参加しましたが
発言しないし、意見もないし、対応の提案が的外れ
とても残念だったし、だろうな…と納得した感じでした
また
- 本人は学力の遅れに対する恐れが強いため
- 補習などについても検討いただきたいこと
- 中学受験に向けて動いていること
- 自分のために「特別に」「今日だけは」がストレスになることがある
も告げました
そして、大人なんでね、わたし🤭
最後にひとこと言っておきましたよ
不登校児童一人のために、大人が何人も集まって対応を考えることは非効率的かもしれない
本校においても、他にも投稿が難しい子どもが複数人いる中で、全ての児童にサポートチームを作ることも難しいのは分かる
ただ、情報を共有することによって、親は親の役割、担任は担任の役割などに特化して対応できることや、イレギュラーなことがあったときの連絡先などを確認しておくことも互いにとって有益である
坊っちゃんのケースが学校の一つのモデルケースとして確立されることを願いたい
また、SSWが指摘した「教育機会確保法」による、許しのような考え方は坊っちゃんにとっての守るべき上位の法より下位であるので、それを理由に「だからいいじゃないか」という赦しにはならない
彼は「教育を受ける義務≫教育機会確保法」であることも告げました
だから、彼の中では学校は行かなければならないし、学校で培えることの大切さも分かっている
だから、通いたいと希望している今の気持ちを最大限尊重したい
そんなお話をしました
さて。次はいつになるのやら…
坊っちゃんが入院している間に、サポートチームの意識と方向性を統一して、イレギュラーの対応も固めておかないと…
そんなことを思いました
さて、どうなることやら
校長は、自分の【成果にする気満々】なのは分りました
きっと校長会や学習会で、「自分が提案してスタートした成功事例」にしたいんだろうな…
馬鹿らしい
あ。家に帰って、坊っちゃんに会議の話を報告
図書館も完全下校後に利用可能であることを伝えたら
なんと!!!!
「じゃあ、行く!」って感じで
図書館に行って、本を借りられました🙌💕💕💕
新しい本がたくさんあって嬉しかったこと
病院で本が読めるので嬉しいこと
を話しながら、養護教諭と図書館司書とはなしながら…
それが何より嬉しかったな💕
少しずつ
無理がないように
それでも傷ついていることは事実だから
その傷が膿んだときに気付けるように…
4月からに備えたいと思います
まぁ、親としては「どっちでもいいよ」を貫くことを