【本】『放課後ミステリクラブ 3 動くカメの銅像事件』を読んで校庭を思い出す | ミステリな日常。

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 先日『放課後ミステリクラブ 3 動くカメの銅像事件』(知念実希人)を読んだ。

 小学四年生の三人が謎解きするシリーズ三作目。

 子ども向けではあるけれど、今回も楽しく読めた。

 あらすじは公式サイトから引用。

 

 ある春の日、校庭のすみにあるカメの銅像が動いていた。
 カメの銅像に何があったのか。

 そして、それは、だれがなぜ起こしたのか。
 4年1組、辻堂天馬・柚木陸・神山美鈴、通称「ミステリトリオ」が動き出す!
「ぼくは読者に挑戦する」
 名探偵辻堂天馬の挑戦に、キミはこたえられるかーー?

 

 いつものように可愛いイラストもあり、ちょっと不思議な謎もあり、読者への挑戦もありという、一冊。

 今回の謎は動くはずのないカメの銅像が動いていたというもの。

 謎としてはなんとなく想像はついてしまったけれど、なぜという部分では全くわからず。

 一番理解できたのは、睡眠不足だと頭がまわらないという天馬の言葉。

 わかるよ、私もずっと眠いんだ。

 

 そういえば、知念さんの『真夜中のマリオネット』が文庫になりましたね。

 大好きな遠田志保さんが装画を♪

 もう、作品のイメージそのまま!

 痛々しいのに美しい……。

 作品の一部を津田健次郎さんが朗読している動画も公開中らしい。

 いろんな好きが多すぎる。

 そんな情報をくれたのは高津くん。

 本を読まないのに、いつも私より詳しいのが何より謎。