【本】『瑕疵借り 奇妙な戸建て』とコナンのチョコエッグ(結果発表) | ミステリな日常。

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 先日『瑕疵借り 奇妙な戸建て』(松岡圭祐)を読んだ。

 建築物に弱いわけではないけれど、「家」とか「館」とか「見取り図」には弱いのかもしれない。

 いや、以前『建築探偵桜井京介の事件簿』シリーズ(篠田真由美)を集めていたから、建築物にも弱いのか。

 

 松岡さんの描く奇妙な戸建てということで、気になって手にした一冊。

 最初に言っておこう。

 『瑕疵借り』というシリーズ一作目があるらしいよ。

 つまり、これはシリーズ二作目。

 順番を気にする人は気を付けて。

 あらすじは公式サイトから引用。

 

 殺人事件の現場になった賃貸マンション。

 退去者が相次ぎ困った大家は、住むことで瑕疵を軽減してくれる「瑕疵借り」の藤崎を頼る。

 そんな藤崎のもとを、犬を捜しているという秋枝が訪ねてくる。

 事件で殺された男と愛犬の失踪――真相に気づき、犬を見つけ出した藤崎は、程なく別の依頼である戸建てに赴く。

 家主はなんと、先日知り合った秋枝だった。

 思わぬ展開に戸惑いながらも藤崎はその“奇妙な戸建て”に入居する……。

 

 という、いわゆる瑕疵のある物件が舞台。

 そこにあえて住んでもらうことで、瑕疵を軽減してもらおうという大家さんが頼るのは、そういうお仕事をしている藤崎。

 物件はいろいろ出てくるが、まさかそういうつながりがあったのか、と。

 マンションはまだわかるけれど、戸建てになると、一気にホラー色が出てきて、ホラーなのかミステリなのかどきどきしながら読んだ。

 まあ、でもそこはほら、松岡さんだから(何

 不動産に関する薀蓄もあり、面白かった。

 こういうお仕事、本当にありそう。

 

 さて、高津くんが私の話を聞かずに購入していたチョコエッグのコナンシリーズ。

 やっと終わりました。

 いろいろな意味で。

 中身は全15種+シークレット1種類。

 ちなみに、高津くんが購入したのは全部で13個。

 そして、なんとそのうち6個が被りでした!

 怖っ!

 犯人が3個、蘭ちゃんが2個、紅葉が2個、沖田くんが2個、新一パパも2個……。

 そして、怪盗キッドは、ひとつも出ず!

 仕方なく、出たフィギュアを飾っておく。

 ところが数日後、ふと見ると飾ってあるフィギュアの中にキッドが!

 えええ、いつの間に!

 さすがの高津くんも諦め……たと思っていたところ、高津くんが魔法の力で手に入れたようだ(謎

 あまりにさりげなくキッドが飾られていたので、私は寝る直前まで全く気付かず。

「明日の朝まで気付かないのかと思ってたよ」と高津くんに呆れられた。

 ということで、毎日、愛でています。

「ありがとう、高津くん」と言ったら、変な顔をされた。

 どうやら、私のものになったわけではないようだ。

 みんなの怪盗キッド。

 

 あ、チョコエッグのチョコは高津くんがガトーショコラを作って消費。

 これが、甘さも丁度良い感じで、かなり美味しかった。

 怪盗キッドが出ず、うっかりチョコエッグを買ってしまい、チョコが余っていたら、ぜひ。