読んで、完結に喜ぶ……までがタイトルです(長
先日『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部女神の化身12』(香月美夜)を読んだ。
本編完結しました!
長かったようで、……やっぱり長かったこのシリーズが、やっと完結。
大まかな流れは知っていたけれど、こうやって加筆されたものを読むと、またひと味違う。
あ、シリーズものなので、あらすじにネタバレ要素があるかもしれません。
気を付けて。
あらすじは公式サイトから引用。
古代の大規模魔術の成功と引き換えに、意識を失ったローゼマイン。
フェルディナンドと魔力を繋ぎ、女神に断たれた記憶の海を辿ってゆく。
領主の養女として旅立つ以前、兵士の娘だったあの頃。大切に育ててくれた家族、愛してくれた彼ら――。
下町の人々との思い出が蘇る。
「……みんな……大好き」
そして、始まる建領のための忙しい毎日。
ユルゲンシュミット初の未成年領主の就任によって、図書館都市アレキサンドリアの歴史が幕を開ける。
「皆様に祝福を!」
全てを夢物語では終わらせないビブリア・ファンタジー完結!
大増書き下ろしに加えて、椎名優描き下ろし漫画「四コマ」「アレキサンドリア~ある晴天のバルコニーにて~」を収録!
面白かった。
きれいな終わり方。
以前読んだ『このライトノベルがすごい!2024』で作者のインタビューがあったが、そこで書かれていた内容を思い出して、納得するお話だった。
どこら辺がというと、「恋愛を排除して書こうと思いました」という部分。
ああ、やはり基本は家族なのだろうなと。
個人的には、恋愛要素があっても一向に構わない。
むしろ甘々なフェルディナンドをもう少し見てみたかったかも。
シリーズものが終わると寂しくなるね。
さて、高津くんはよくリストバンドをつけている。
ところが数日前の朝
「リストバンドが見つからないんだけど」と高津くん。
「洗濯して、いつものところに置いてるはずだけど」と私が答えると
「探したけどないよ。どこかに落としたのかな」
「床に転がっていたら気付くと思うけど」
しばらく探した後に高津くんが
「あ、腕につけてた」
ええええ。
そんな見逃し方ある???
メガネをかけたまま、メガネを探すのはまだいい。
リストバンドは、気付くよね。
と、思ったけれど、スマホ片手にスマホを探すこともあるから、まあ、ありだよね(謎