昨晩の米株市場は休場。日経平均は、今日も上値を試しましたが、2月4日の13889円を今日も抜けられず。122円高い13757円で取引終了。今日も海外からの買い観測や自社株買いが相場の下支えになっていたようですが、上値を追うには出来高不足。
個別には、リバウンドに乗り遅れていた銀行が買われるなど循環物色が上手く回っている様子。
個人的には、米株に対する懸念から厳しい見通し継続。
昨晩の米株市場は休場。日経平均は、今日も上値を試しましたが、2月4日の13889円を今日も抜けられず。122円高い13757円で取引終了。今日も海外からの買い観測や自社株買いが相場の下支えになっていたようですが、上値を追うには出来高不足。
個別には、リバウンドに乗り遅れていた銀行が買われるなど循環物色が上手く回っている様子。
個人的には、米株に対する懸念から厳しい見通し継続。
日経平均は、先週の10-12月GDPのサプライズ以降、米株の下落に反して強い動きを見せています。今日も、前場は、先週金曜日の米株の続落に反して上値を試す展開。結局、後場は戻り売りなどに押されましたが、12円高い13635円で取引終了。今日に限ってみれば、今晩の米株市場が休場という事もあり、前場上値を試しやすいタイミングであった事もプラスに働いたのかもしれませんが、底硬い印象。15日を過ぎてヘッジファンドの換金売り懸念から開放されたという事もプラス材料か。
日経平均だけではなく、個別チャートも好転している銘柄が目立つ事も下支え要因になっていると思われます。今日の個別の動きを見れば、大手商社など下げた所もありますが、戻りが弱かった所が買われていて、循環物色が効いていると見れなくもない。
今日の業種別上昇率一位は鉄鋼。「鉄鉱石価格が65%引き上げで合意」というニュースがありましたが大幅高。市場予想では、50%から2倍との予想だったそうで、予想の範囲の中では値上げ幅は下の方だった事が好感されたようです。原材料65%の値上げは、普通に考えたらキツイ話。
東芝がHD-DVDから撤退という報道で5%超の上昇。ブルーレイの勝ちが見えて来た状態での早い決断が好感されたようです。これも、普通に考えたらプラス要因ではない。
個人的には、日経平均も個別も不透明要因から開放された分戻していると解釈しています。短期的な値動きは予測しにくくなって来ましたが、信用収縮の広がりを見れば、米株経済や米株への懸念は大きく、このまま日経平均が上値を追う展開になるとは考えにくい。デカップリングは想定してません。
先週末からの新興市場の盛り上がりが今日も継続しています。盛り上がりのきっかけになったと思われるサイバーエージェントは3営業日連続のストップ高。新興市場は久々のお祭りのようです。また短期で終わると思います。
足元の動きは、想定より強いですが、大筋見通しに変更なし。短期の上昇局面を狙うのはなかなか難しい。
昨日ブログ更新できなかったので2日分のまとめ。
12日のNYダウは133ドルの上昇。バフェットがモノライン3社に対して、地方債8000億ドルの再保証の提案をしたという事が好感された。しかし、リスクの高い資産の再保証はしない、など、モノライン3社にとってのメリットがあまりなく、実現の見通しは低そう。すでに拒否を表明している所もある。同日、複数の米地方債入札や学生ローン担保証券などで入札が成立しなかったというニュースがあり、信用収縮の広がりが確認出来る。
昨日の日経平均は、米株の上昇とシカゴ先物13235円を受け高く始まりましたが、上値が重い上に仕掛け的な売りもあり、46円高い13068円の小幅高で取引終了。
昨晩13日のNYダウは、178ドルの大幅続伸。1月の米小売り売上高が、市場予想の0.2%減に対して0.3%増と、予想外に増加した事が好感された。指数はサプライズとして好感されましたが、米個人消費の先行きに明るさが見える訳ではない事に注意。
今日の日経平均は、米株の大幅続伸に加え、寄り付き前発表の2007年10-12月期のGDPが市場予想を大きく上ブレ、サプライズ。高く始まった後、揉み合いとなりましたが、アジア株が堅調だった事などから後場ジリジリ上げ幅を広げ558円高い13626円で取引終了の大幅高。全面高となりましたが、東証一部売買代金が2兆5369億円と盛り上がらず。市場の慎重姿勢はまだ継続している。今日は、売り方が買い戻しを余儀なくされたという側面が大きい。
この二日間、日米のサプライズが重なり、平均株価は大きく上昇しましたが、株価への好影響は長続きしなさそうな材料ばかり。その裏で、信用収縮の影響の広がりを示す材料は継続して出てきています。今朝のサプライズとなった10-12月期のGDPも先行きに期待を持たせるものではなく、1-3月期には大きく沈む見通し。
「目先の乱高下はあっても日経平均12000円割れまで想定」という見方に変更なし。
昨晩のNYダウは57ドルの上昇。日足チャートでは、揉み合い状態。割安感から下げ渋っているようですが、明るい材料は見当たらない。
日経平均は3連休明けでしたが、薄商いで方向感なく13000円を挟んでフラフラした展開。4円高い13021円で取引終了。今日も国内年金資金の買いが観測されていたようですが、「日本の年金大丈夫なのか?」とちょっと心配になりますね。長期投資と割り切って、買い下がっているのでしょうが、短期的には大きな含み損を抱える可能性が高い。
特に厳しい見通しに変更なし。個別には今日も激しい値動きが目立ちました。特に悪材料を受けて極端に売られる銘柄が目立つ。
新日鉄の鋼板1~2割り程度値上げというニュースで注目されていた鉄鋼株も、決算発表後軟調だった流れを覆すほどのインパクトは今日の所無かったようです。そもそも、折込済みのネタだったのかも知れません。値上げの見通しがある中で下げてきていましたから。
簡単ですが今日は以上でまとめ。
先週金曜日の日経平均は、189円安い13017円で取引終了。かろうじて13000円台をキープ。12月機械受注が市場予想を大きく下回った事で大手機械株の下げが厳しかった。機械受注の下ブレ要因は内需にある可能性が高く、過剰反応という印象ですが、G7で世界経済の先行き不透明感があらためて確認されている事や、円高懸念を考えれば、反動があっても上値は限られると思われる。
G7で世界経済に悲観的なムードがありながら、具体的な協調政策が何も出てこなかった事は株価にはマイナス材料。期待されていなかったとは言え、下支えに要因になっていた分、多少の影響はあると思います。
旧正月明けの中国株も懸念材料。去年、このタイミングでやられています。
ヘッジファンドの3月末の解約に備えた換金売りも2月15日まで警戒される。
米株の動向が一番怖い。G7で協調政策が何も出てこなかった事で、米の景気対策に手詰まり感が出てくる事を警戒。ちょっとした経済指標に過剰反応する可能性有り。
個人的には、今週は警戒材料だらけという見方。短期的には荒い値動きで乱高下するかもしれませんが、日経平均12000円割れまで想定継続。無理に狙う場面ではない。打診買いも、日経平均年初来安値更新してからでいいと思います。
昨晩のNYダウは、前日の大幅下落の反動もあり、ウォルト・ディズニーなどの強い決算が反発を後押しして100ドル以上上昇する場面もありましたが、地区連銀総裁が相次いでインフレに対する懸念を示した事から失速。65ドル安い12200ドルで取引終了。
日経平均は前日終値を挟んで方向間のない展開。前引けあたりでは13000円を割れるか割れないかの攻防となっていましたが、後場は右肩上がりの展開。107円高い13207円で取引終了。オプションSQ前日という事もあり、今日の日経平均は参考外。今晩の米株が続落なら明日はあっさり13000円を割れる可能性が高い。
個別銘柄は、値動きがかなり極端。個別銘柄に対する短期資金の仕掛け的な動きに振り回されっぱなしの様子。日本株が底値に近いという判断はしにくい。引き続き12000円割れまで想定しておく必要がある。
今晩はECB理事会に注目。インフレ懸念で、利下げではなく、利上げの可能性を示して来たこれまでの態度に変化があるのかどうかに注目が集まります。市場はタカ派的な態度に変化がある可能性が高いと見ているようです。結果次第では為替が大きく動く可能性がある。
見通しに変更もないので、簡単ですが以上でまとめ。
今日はザラ場見れなかったので、場中のニュースなどチェックしてません。簡単にまとめ。
昨晩のNYダウは370ドルの大幅下落で、終値12265ドル。1月のISM非製造業景気指数の大幅な落ち込みが引き金となった。前月54.4、エコノミスト予想53.0に対して41.9という衝撃的な数字。輸入が前月の50.5から41.5、雇用が51.8から43.9というのもショッキング。
いくら新興国の経済が伸びているとは言え、米が世界の消費大国である事は間違いない。新興国は資源や製造業の輸出で伸びているというのが現状。米の非製造業景気指数がこれだけ急激な落ち込みをしているという事は、新興国の経済に対する影響が表面化するのは時間の問題だと思われる。
ここまでの経済指標から、米個人消費が急激に落ち込む可能性は高い。金融機関などの貸し渋りなども影響して倒産件数が上昇してくれば、サブプライムローン、SIV、モノラインなどに続いて、CDSに対する懸念が現実的になってきてしまう。これはかなり危険な兆候。
日経平均は、米株の急落を受けて安く寄り付いた後も軟調な展開。646円安い13099円で今日の取引終了。決算を受けた個別物色のムードも吹き飛んだという印象。日経平均は5日線を大きく割り込み、個別銘柄を見ても5日線割れが目立つ。
これまでの米経済指標から、ここ最近の米株の上昇がただの短期的なリバウンドである可能性が高いという事は、想定済み。再び緊急利下げの見方も浮上しているようですが、前例のない短期間での大幅利下げをしたばかりという事もあり、さらなる緊急利下げは不安心理をあおるだけという可能性も想定しておく必要がある。
日本は今週末オプションSQという事もあり、週後半の動きは非常に読みづらい所。しかしデイトレ以外はあえて参加する必要もない場面。
昨晩のNYダウは108ドル安、12635ドルで取引終了。銀行及びクレジット会社の投資判断が引き下げられた事が背景。サブプライム以外のさまざまなローンに対する懸念が広がって来ている事をあらためて確認。昨晩は、米製造業新規受注統計が予想を下回った事も下落要因になった。
今日引け後にトヨタの10-12月期決算発表がありましたが、トヨタにも昨年末から米景気減速の影響が出始めているようです。販売が減少している事に加え貸し倒れ率もわずかに上昇しているとの事。
日経平均は、昨晩の米株の下落を受けて114円安い13745円で取引終了。場中200円近く下げる場面もありましたが、年金などの押し目買いが下支えになったようです。東証一部売買代金は昨日に続き低調で様子見ムードが強い。
個別の値動きは材料があった所を中心にあいかわらず上下に荒いが、全体的な方向感が見えてこないという事もあいかわらず。
大筋見通しに変更ありません。
今日の日経平均は、シカゴの先物が13800円と高く返って来た事を素直に好感し、高く始まりそのまま揉み合いの展開。362円高い13859円で取引終了。東証一部売買代金は2兆5763億円と低調、先物主導の上昇で現物はいまいち盛り上がりにかける。
全体的な売買は膨らんでいませんが、個別にはなかなか派手な動きが目立ちました。先週金曜日の米株の上昇要因にもなっていた「マイクロソフトがヤフーに買収提案」という材料を受けて、ソフトバンクがストップ高。その他、決算や格付けを受けて上にも下にも派手な動きがありましたが、全体的な方向感は見えない。
現状リバウンド局面という見方を前提にすれば、日経平均の目先上昇余地はあまり残っていないと思われる。個人的には短期的なリバウンド局面という見方に変更なし。ただ、個別には、まだチャンスがありそうなムード。
先週金曜日の日経平均は、前日のドレッシング買いの反動もあり95円安い13497円で取引終了。米雇用統計などの重要指標を夜に控えていた事も上値を押さえる要因になったようです。
米株は先週末、木曜・金曜と続伸。金曜日雇用統計は、予想を大きく下回り-1.7万人でしたが、株価はそれほど反応しませんでした。またしても11月・12月の数字が大幅に修整されており、今回の数字もあんまり真に受ける必要はないのかもしれませんが、4年ぶりのマイナス。
ISM製造業景気指数は、予想外の上昇で、前月の48.4から50台を回復しましたが、こちらも雇用のところは前月の48.7から47.1への悪化している。
このところの米株は、あまり反応していませんが、最近の米の経済指標は悪いものが目立つ。モノラインへのちょっとした救済策のニュースなどでリバウンド基調を継続していますが、これからさらに悪化しそうな懸念材料がてんこ盛りなのが現状。FRBは思い切りよく利下げしていますが、インフレ懸念も消えた訳ではない。
米にも増して先行き不透明なのは日本の景気。日本企業の決算発表が相次いでいますが、上半期の貯金がある分今期良くても、来期に不安がある決算が多い。外需は円高・原材料高・米景気減速の影響が明らかに出始めている。そして、内需は外需以上に厳しい。
米株も日本株も乱高下しながらも、リバウンド基調が継続しています。短期的な値動きは読みづらい状況が続きそうですが、上げても所詮リバウンドと軽く見ておくのが無難。日本株は、決算発表の時期という事もあり、日経平均と個別がバラバラな動きという事にも注意。