今日はザラ場見れなかったので、場中のニュースなどチェックしてません。簡単にまとめ。
昨晩のNYダウは370ドルの大幅下落で、終値12265ドル。1月のISM非製造業景気指数の大幅な落ち込みが引き金となった。前月54.4、エコノミスト予想53.0に対して41.9という衝撃的な数字。輸入が前月の50.5から41.5、雇用が51.8から43.9というのもショッキング。
いくら新興国の経済が伸びているとは言え、米が世界の消費大国である事は間違いない。新興国は資源や製造業の輸出で伸びているというのが現状。米の非製造業景気指数がこれだけ急激な落ち込みをしているという事は、新興国の経済に対する影響が表面化するのは時間の問題だと思われる。
ここまでの経済指標から、米個人消費が急激に落ち込む可能性は高い。金融機関などの貸し渋りなども影響して倒産件数が上昇してくれば、サブプライムローン、SIV、モノラインなどに続いて、CDSに対する懸念が現実的になってきてしまう。これはかなり危険な兆候。
日経平均は、米株の急落を受けて安く寄り付いた後も軟調な展開。646円安い13099円で今日の取引終了。決算を受けた個別物色のムードも吹き飛んだという印象。日経平均は5日線を大きく割り込み、個別銘柄を見ても5日線割れが目立つ。
これまでの米経済指標から、ここ最近の米株の上昇がただの短期的なリバウンドである可能性が高いという事は、想定済み。再び緊急利下げの見方も浮上しているようですが、前例のない短期間での大幅利下げをしたばかりという事もあり、さらなる緊急利下げは不安心理をあおるだけという可能性も想定しておく必要がある。
日本は今週末オプションSQという事もあり、週後半の動きは非常に読みづらい所。しかしデイトレ以外はあえて参加する必要もない場面。