ジリアン ホフマン, Jilliane Hoffman, 吉田 利子
報復ふたたび

以前読んだ「報復」 の続編です。

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あれから3年??。悪夢のようなキューピッド事件も人々の記憶から薄れつつあった。だがマイアミで事件の起こらぬ日はない。恋人ドミニクとの平穏な暮らしを手に入れた地方検事補C・Jは、その夜も事件発生の報せに叩き起こされた。現場へ急行した彼女を待っていたのは、キューピッド犯を逮捕したチャベスの凄惨な死体だった。まさかあの事件のせいで? 不安にかられるC・Jに追い討ちをかけるように、当時の関係者が次々と殺されてゆく。悪夢ははまだ終わっていなかったのだ! ふたたび追い詰められてゆくC・Jを襲うさらなる恐怖とは? 前作を上回る戦慄で迫るジリアン・ホフマン最新作。
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今回も前作同様、かなり凄惨な殺人事件からはじまっています。アメリカの複雑な警察組織の描写とか、最初はとっつきにくい部分もあったけれど、 気が付いたら一気読みしてました。

前作ではあまりつっこんで描かれていなかった、主人公の検察官C.Jと警察官ドミニクの関係に、今回は結構ページが割かれているので、そこが良かった。二人の感情の動きには、引き込まれますね。あと、やはり作者がもと検察官だけあって、法廷の場面はリアルで読み応えがあります。

犯人は、消去法でなんとなく途中でわかっちゃうのですけど、それでも最後までテンポ良く読めます。主人公C.Jのネガティヴで弱弱しいところに、前作同様やっぱり感情移入してしまう作品でした。
アミューズソフトエンタテインメント
黒革の手帖 DVD-BOX

一昨年の年末にやっていたドラマですが、ビデオに録画してあったのを1年ぶりに見てみました。
米倉涼子ってそれまでは女優としてこれといって印象なかったんですが(むしろ演技あまり上手くないと思ってました)、黒革の手帖での悪女役は、 はまり役で、見ていて楽しかったです。

米倉涼子の、美人だけれどあまりスウィートではない顔つきと、華奢すぎずガッチリしている体型が、このドラマの昭和っぽいゴージャスな衣装とちょうど合っていて、 目の保養にいいです(なんか変な表現ですけどそんな感じ)。セクシーだったり女っぽすぎるところがあんまりないのが逆にいいんでしょうね。このドラマで米倉さん好きになった。

ドラマとしては、松本清張原作なので一定水準の面白さはもちろんあるのですが、 思ったほどドロドロ系にもならず、さらりと明るくまとまっていたように思います。

というわけで今日スタートの米倉涼子主演「けものみち」にも期待しています。
あまりなじみのないスウェーデンの映画です。

心臓を患ったために一線を退くことを余儀なくされた天才指揮者が、子供の頃過ごした村に戻ってくるんですが、その村人たちの編成する小さな聖歌隊を指揮することになり、そこから展開するいろいろな人間模様を描いた映画です。

観る前は綺麗な音楽と優しい感情ばかりが描かれた映画と想像していたんですが、そんな感じでもなくて、描かれているのは、嫉妬や、疑いや、よくある人間のダークな感情ばかりなのですね。でもそれが歌によって浄化されてゆく、そんな感じを味わえるお話でした。なんか声を出して歌いたくなる映画です。

なんといっても金髪のヒロインの笑顔が良かったですよ。健康的で可愛かった。
あとは、コーラスの練習中に、みんなで用意してコーヒーを飲む場面が何度か出てくるのですが、そういうちょっとした場面が何だか良かった。

大感動!と手放しに言える映画ではないし、明るいお話でもないんですけど、見終わった後しみじみ考えるような作品でした。 スウェーデンの自然ってこんな感じなんですね。
ジェネオン エンタテインメント
亡国のイージス プレミアム・エディション

普段はあまり興味を持ってみることのないタイプの映画なんですが、
俳優陣がかなり豪華なので、その点に期待して見てみました。

見終わった感想。娯楽作としてはそこそこ面白いです。原作読んでいないのでこまかい部分でわからないところありましたが、よくこれだけの俳優そろえたなって感じのキャスティングなので、その辺は楽しめる映画でした。女性工作員が何なのか映画ではちゃんと説明されていなくてよくわからなかったです。

重厚な人間ドラマとか、練られた脚本を期待すると期待はずれかもしれないんですが、(ちょっと物足りないのです)
日本映画でアクションを堪能するならそこそこ悪くないレベルなのではないでしょうか。ってこれじゃ全然誉めてないですが・・・・。なんとなく「バトルロワイヤル」の映画を観たときと似た気分になりました。真田広之が船に戻って一人で立ち向かってゆくさまは結構良かったです。
J.D. ロブ, J.D. Robb, 青木 悦子
カサンドラの挑戦―イヴ&ローク〈9〉

というわけで大好きなシリーズの9作目です。(10作目ももう売ってました・・・早く読みたい)。
今回イヴが相手にするのは殺人ではなく爆弾テロリスト集団です。NYの街の名所も色々出てきます。
ピーボディの弟も登場します。純粋で優しくていい子です。また登場して欲しいです。イヴとロークのアクションも、2人のちょっとした喧嘩も見所です。

個人的に一番の見所だったのは、イヴの真面目な助手ピーボディと、コンピュータ関係の捜査官マクナブのやりとりするところですね。いままでピーボディにとって憎まれ口をたたくだけの相手だったマクナブとの関係が、この巻で少し変化します。
マクナブ、結構好きですね~。お調子者でとても警官にみえない容姿。でもコンピュータは得意。このシリーズは登場人物の容姿や服装の描写がかなり細かいのも好きです。(近未来ということで服装でも未来っぽさを色々表現しているわけです) ロークはもちろんかっこよく描かれています。

毎回思いますがこのシリーズはサスペンスとコメディとロマンスとSFの割合がちょうどよいですね。(SFは少なめですが)読みやすいですし、おすすめ。

おまけ
InDeath(イヴ&ローク)シリーズのイラストのサイト
なかなか面白いのでリンク貼っておきます。
登場人物のイメージはかなり合っているのですが、メィヴィスが思ったよりセクシーだ。