やっぱり「呼ばれて」たんだなあ……とつくづく思った。
今回の「のびのびオカルト」の旅。
このところずっと考えていた、「占い業界の集客」という問題への、回答をいただくことができたのです。
占い業界に限らず、集客全般に通じる答だと思います。
呼ばれたという意味では、そもそも「のびのびオカルト」の面々(森冬生先生、章月綾乃先生、敏腕編集さん)も、不思議な何かに呼ばれて集められた気がします。地球を救うために集められし4人の戦士たちみたいな……笑!地球は救わないけどね!でも何かしらは救うかもしれない!
今回はみんなで、熱海でおいしいものを食べて楽しくおしゃべりしようというノープラン旅だったのですが。
いきなりスタートから、どしゃぶり大雨!
ここでひとつ。
占いのマニアックなお話をします。
ジオマンシーという、大地の力を使う、すごく当たる占いがあります。
わたしも常々大活用しているのですが、ジオマンシーにはちょっと変わった注意があります。
ジオマンシーのアラビアの古いテキストには、
「大地の精霊が荒ぶっているときは、ジオマンシーをしてはいけない」と記されているのです。
なぜでしょうか。
ジオマンシーは、人間の「直観」という第六のセンサーを使う占いです。
繊細で微細な直観は気圧など外界の急激な変化にすくなからず影響を受けてしまうのです。
たとえば、気圧が低いときはいつも頭痛がひどくて、体調最悪という人もいます。
そんな状態では、センサーも狂ってしまいますよね。
わたし自身はわりと、気圧の変化には影響を受けないほうなのですが。
とにかく、荒天時にジオマンシーをしてはいけないというのは、お天気が荒れているときは占い結果も「荒れがち」という意味なのです。
と、ここで話は戻って、のびのびオカルト当日は、大雨の大荒れの天気。
大地のパワーが荒れ狂っているときは、脳の方角センサーも影響を受けるのでしょうか。
森先生はあとから合流とのことで、3人で釜鶴さんでランチ(↑絶品海鮮丼)をいただいたあと、ホテルに向かったときのこと。
雨が強くなりかけていましたが、歩いて行くことになり。
プリントした地図を手にした敏腕編集さんと、グーグルマップで確認しながら歩く章月先生。
ホテルはすぐそこのはず。
ところが、いくら歩いても歩いてもホテルに着かないのですよそしてなぜか、どんどん山道を登っていくのです。
大雨で、川のように水が流れる坂道を、靴の中がびしょびしょにぬれながら、ひたすらに歩いていくと。
山の中腹に「来宮神社まであと3分」と看板がありました。
こんなに遠かったかなと思いながら、あらためて地図を見てびっくり。まったく反対方向なのです。
それなのに、疑いもなく、3人でまっすぐに来宮神社に向かう道をずんずんと進んでいたのでした。
間違うはずがない道を間違ってしまったのは、荒れる大地に感覚が惑わされたのか、それとも……。
顔を合わせてうなずく3人。
「これは」
「呼ばれてるね」
「うん、呼ばれてる」
とりあえず、大雨なので、
「明日あらためて来宮神社に行くとして、今日はホテルに向かいましょう」
ということで、あらためて歩くこと10分。
ようやく、ホテルに到着したのでした。
そして翌日。来宮神社に行って……は、後編へ続く!
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