占い師4人の秘密の会合「のびのびオカルト」、今回は新宿のパークハイアットにてアフタヌーンティー。
優雅にケーキとお茶をいただきながら、占い業界のリアルな話をしてきましたよ…。
前に「本当の裏話はネットには出てこない」という記事でも書いたのですが、これだけなんでもネットで調べられる時代になっても、いえ、こういう時代だからこそ、本当の情報はリアルな対面からでないと入ってきませんね…。
情報を得るためには、リアルに会える人がどれだけいるか、ということになってくるのでしょう。
そんな生々しい情報交換もしつつ。
占い師にとって究極のテーマ、未来は決まっているのか?なんて話もしました。
一般的には、東洋占術は未来は決まっているという宿命論。
西洋占術は、ある程度は決まっているけれど、自由意志で変えられる部分もあると考えます。
わたし自身は西洋占術から入りましたし、後者ですね。
バタフライエフェクトのように、自由意志での小さな選択が、のちのち大きな変化となる可能性だってある、と思います。
そして。
これまたわたしの持論ですが。
未来が決まっていてもいなくても。
未来を当てるだけが占いじゃない。
(もちろん、当てることだって大事ですが)
占いの一番大事な役割は、
不可解で意味不明な人生の出来事を、意味づけて納得できるようにすること、と思うんです。
なぜ、出会ったのか。
どうして、出会えないのか。
この仕事をしているわけ。
理不尽な出来事の理由。
自分はなぜ、この世に生まれてきたのか。
本当は、なんの意味も無いのかもしれません。
でも。
ランダムに光の点がにちらばった星空を見て、星々をつなぎ、形を見つけ、否応なしに意味を見いだしてしまうのが人間です。
意味があるから生きられるのです。
意味が見つからないとき、悩み苦しみ、たちすくんでしまうのだと思うのです。
その人の未来につながるストーリーを一緒に見つけていくことが、占いの大事な大事な役割。
少なくともわたしは、そう思っています。
そんなことを、のびのびオカルトの面々に、語ってきました。
そしたら、
「前よりも、表情が明るくなった」
って言われて、嬉しかったです。
占いについて、まだまだ語りたいことはいっぱいあります。
占い、本当に好きなんですよ。わたし。
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