2023年12月10日(月)
第1回小淵沢流鏑馬大会が開催されました。小淵沢の大会って、10月にもなかったっけと気がついたあなた素晴らしい10月のは流鏑馬(横打ち)ではなく、笠懸(カサガケ、横打ち以外の前打ち、後ろ打ち、下打ち等等)で、主催者が違う別々の大会なのです。
この日の相棒もニン太君です
カナディアンキャンプ八ヶ岳のお馬は、アラブ種が種馬だけあって、背が高い子が多いため、馬房も広く、お馬が顔を出すところも高めです。小柄な道産子のニン太君は、背伸びしてると言うくらい、ギリギリの高さですが、心細いのか馬房から顔を出していました。可愛いですよね
手作りの大会のため、カメラマンや観客がいなくて、写真も動画もあまりなくて
相乗りのS先輩の格好いい三懸に身を包んだニン太君の晴れ姿の写真がありません小麦色の馬体にエメラルドグリーンのフリンジが映えて素敵です
面懸(オモガイ)をつけた写真がないのが残念ですコレです
S先輩、素敵な三懸をお借りしましたありがとうございます
さて、ここの走路は実は山の斜面。結構ハードな登坂走路になります。ここは2の的。
本番では、的の正面に発泡スチロールの板が入ります。下方射(弓手下)と通常の横的があり、横が当たれば10点、下は当たれば20点です。皆さん当然下方射を狙っていきます
昨日から初めての会場、走路でドキドキ・ソワソワなニン太君この日も、おっかなびっくりです
特に、走路がアスファルトの道路と並行して作ってあり、アスファルトの道路を挟んで右側に待機馬場、左側に走路があり、アスファルトから走路へは、側溝の上を通る必要があり、危機意識の高いニン太君はこの側溝の蓋が怖くてたまらないのです
側溝の蓋、こういうのです。前日もヒーヒー言いながら渡ってくれたニン太君ですが、大会当日のこの日は、主催者が気を使って、この側溝の蓋の上に黒いゴムを敷いてくれたので、
「昨日と違う」
と、ニン太君の恐怖は高まります励ましながら「行け行け」と煽ったら、頑張って一歩踏み出してくれたのですが、
「グニャッとしたよグニャッてーーーー」
とゴムを踏んだ感触が気持ち悪くて、バックして
「気持ちは分かる気持ち悪いよねでも頑張ろね、ニン太、頑張ろ」
励まして励まして、やっと側溝を渡ってくれました。偉いぞニン太
大会が始まる前に疲れて果てていたニン太&kiriコンビ
でもでも、送路に入れば集中してくれて、送路を走り終わった後も、「頼れるのはkiriちゃんだけ」とばかりに、ずっとずっと耳を私に向けて、集中してくれるニン太が可愛くて可愛くて
大会は3走して3マトでの得点で決まります。私は弓が下手過ぎてでも3走目で皆中(かいちゅう、全ての的を当てること)したので、まあまあ満足ですニン太君とも仲良くなれたし
大会終了後の洗い場
笑顔で私を見る通常運転の月子さん、余裕ですねその向こうには、すがるような目で私を見るニン太君馬たらし、成功かな
この大会では、志賀杯の優勝経験者が3名いたので、優勝射籠手をみんなでパチリと
試合中、送路横で社長先生がメモを取っていたのを見ていたので、ドキドキしたけど、社長先生に聞いてみました
「あの、社長先生、私ダメダメだったのは分かっているんですけど、アドバイスがありましたらお聞きしたいです。。。」
すると、メモを見ながら、「え、良かったよ馬とのコミニケーション、ばっちり、馬上の姿勢も、弓使いも悪くなかったし。え当たってなかったのそれは大した問題じゃないから、あとは微調整だね」
はい、えっと私、この後微調整が長く続くことになりそうです。でもまあ、病気からの復活でなんとか試合に出られるようにまでになったのですから、あまり欲張っては行けないですね
楽しかった2日間もコレでお仕舞い。
帰りの駅で「生」信玄餅を買ってあずさに乗って帰りました生信玄餅は、賞味期限が短いのが難ですが、むちゃくちゃ美味しかったです
ニン太君も月子さんも蘭ちゃんも、この後また12時間かけて十和田に帰っていきました。ありがとう、ニン太君今度は成績残せるように頑張るからね
さて、まだ12月の初旬の記事なんですね
まだまだ書きます
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