2024/8/4 20:12 しし座12度で新月になります。
今年のしし座新月の特徴は、
・太陽/月と、火星/木星がセクスタイル
・土星と火星がスクエア(接近)
・土星と木星がスクエア(接近)
・金星と天王星がスクエア(離反)
・金星がしし座29度
・水星が留
このくらいを挙げてみました。
太陽と月に絡むアスペクトは、火星と木星のセクスタイルです。実際に行動をすること、そしてその範囲を広げていくことがこの周期のテーマの一つです。
火星と木星は、土星とスクエアで接近しています。実際に行動し、その範囲を広げるだけではなくて、結果を出すことも必要になってきます。この土星が無いと、好奇心のまま、うろうろして「行動範囲は広がったね」で終わりますが、土星とのスクエアはお土産を持ち帰ろうとするのです。それは、モノとしてではなく経験として、強烈な印象としてのお土産です。
金星はしし座最後の度数で、天王星とのスクエアもあるので、表面上のお付き合いはきっぱりと終わることが、この周期の二つ目のテーマになります。
水星は新月翌日に逆行に入ります。三つ目の新月のテーマは、内省すること。夏休み真っ只中でお盆もある周期ですが、内省した結果、大きなリセットの準備をする人も多そうです。
そして、東京での新月図では、アセンダントと土星が2度違いでほぼコンジャンクションになります。今年のしし座新月周期の中で、特に土星が象徴すること、つまり結果を求めること、責任を負うこと、難しい課題と向き合う、などが、日本という国にとって浮上してくるかもしれません。 現場では当たり前に認識されている問題が、やっと公に表面化するのかもしれません。
水星が留の状態で迎える今年のしし座新月周期は、日本では土星の影響もあり、情報の混乱や、それによる勘違い、すれ違いも起きやすい時期です。
夏休みで、通常営業ではない時期でもあります。計画は余裕をもって立てたほうが良いでしょう。計画通りに進まなくても、そんな時期なんだよね~と笑えるくらいの余裕があると良きです。 直前でバタバタ準備すると忘れ物をしそうなので、前もって準備しておくのも余裕を持たせる方法の一つです。あとは、良き睡眠を確保することですね。
8/5☆金星がおとめ座へ移動(11:22)
水星がおとめ座4度で逆行に入る(14:46頃) 8/29まで
新月でしし座最後の度数だった金星がおとめ座へ移動し、水星が逆行を開始します。お盆休み前の月曜日。何かといそがしくなりそうな日に星が目立つ動きをします。完璧に片付けるのは気持ち良いのですが、そのために犠牲になっていることは無いか、情報の整理が必要なようです。いつも通りにできれば良いのですが、そうもいっていられない事情が出てきて、何を残すのか、優先順位の検討を始めることになりそうです。
8/6☆月がボイド入り(0:15)
月がおとめ座へ移動(6:16)
しし座新月から月がおとめ座へ移動し、金星と水星と重なって進みます。時間が十分無い中で、新しいことを試すことになって右往左往しそう。誰かにまかせっきりにするのではなく、自分で情報を確認したい。
8/7☆【立秋 太陽黄経135度】 土用期間終わり
ふたご座木星としし座太陽が15度でセクスタイル(22:36)
新月で接近していたアスペクトが完成します。現場では混乱が続きますが、方針は変わりません。新月のテーマのうち、行動の拡大が強調される日です。
8/8☆おとめ座3度で金星と水星がコンジャンクション(12:04)
月がボイド入り(17:40)
月がてんびん座へ移動(18:31)
順行の金星と、逆行の水星が重なります。現場での混乱の中で、一致点が見つかりそうな日。
8/9☆水星は金星と重なった後、逆行しおとめ座からしし座へ戻ります。昨日見つかった一致点は、あくまでも通過点のひとつ。水星がしし座に移動すると、揺り戻しがあります。過去やっていたことを復活させようとする動きも出てきそうです。
8/10☆月がボイド入り(6:44)
てんびん座の月が太陽とセクスタイルになったあと、約丸一日の長いボイドタイムに入ります。意味もなく不安になる場合と、逆に解放感を味わう場合があります。またこの期間に何かを始めても実を結ばないと言われたりします。何もしない、どこにもつながっていない(あるいは、もっと大きなところにつながっている)自由を味わえるといいですね。
[伝統的七夕]
[スピカ食(スピカが月に隠される)] 東京では20:24にスピカが月に隠れて、20:51に出現します。スピカは一等星なので、肉眼でも見られそうですが、双眼鏡だとよりはっきり見られると思います。
国立天文台のサイト→https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/08-topics02.html]
8/11☆月がさそり座へ移動(7:33)
すこし前からドラゴンヘッドとドラゴンテイルのラインと、月の遠地点と近地点のラインが重なっています。これは私見の読み方ですが、現状維持にこだわる派と、現状から逸脱していく派の乖離が目立ちそうだと思います。現状への不満や、現状の壁の中に納まりきらない勢いが増しているように思います。
8/12☆逆行中の水星は天王星とスクエアで接近しています。新しい方法と、今までの方法の良いとこ取りができないか試行錯誤をしていますが、比べてしまうと過去の利点が良く見えてしまって、悩みが増えてしまいそうです。
[8/12~8/14 ペルセウス座流星群が見頃]
8/13☆【さそり座20度で上弦の月(0:18)】
月がボイド入り(18:00)
月がいて座へ移動(19:00)
新月から一週間が経過し、今年のしし座新月周期の最初のチェックポイントです。現在進行していることが、あなたの元気の元になっているか確認してください。試行錯誤が大変でも、なんとか工夫しようとすることが、生きがいややりがいになっていれば良し。重荷になっていたり、これやって意味あるのか?など疑問を持つようなら、リセットの準備を考えたほうが良いかもしれません。
8/14☆水星がおとめ座からしし座へ移動直前で、冥王星と150度を取ります。天王星とは接近のスクエアです。上弦の月でちょっとした違和感を感じたら、その違和感を広げるようなことがあるかも。まだ決定打にはならないでしょう。
[深夜過ぎに東の空で木星と火星が最も接近する]
8/15☆ふたご座16度で木星と火星がコンジャンクション(0:21)
水星が逆行して、おとめ座からしし座29度へ移動(8:52)
新月のテーマの一つである行動範囲の拡大が強調される日。オーブ広めですが、柔軟サインでTスクエアができています(金星、土星、火星、木星)。土星が効いているので、ずっと続いているものに配慮しつつ、新しい場所への手がかりを模索することが要求されています。かなり工夫が必要です。
水星が逆行してしし座へ戻り、天王星とのスクエアに向かいます。うわべの新しさや変化に踊らされていないか? そもそもの原点は何だったか? 強く問われそうです。
8/16☆月がボイド入り(1:50)
月がやぎ座へ移動(2:50)
うお座土星とふたご座火星が17度でスクエア(14:30)
火星と土星のスクエアが完成します。新しいチャレンジの結果がはっきりと出ます。行動範囲の拡大がテーマではありますが、結果が伴わなければ、拡大する方向の変更は必至です。
8/17☆金星と土星のオポジション、金星と火星のスクエアが接近中。恋愛の楽しさから、結婚へのシフトチェンジのような星回り(比喩的に、です)。「好き」という気持ちはとても大切な動機になりますが、そのままの関わり方では飽き足らなくなって、責任を伴った関りへと深めていく。その覚悟を問われているようです。
8/18☆月がボイド入り(5:43)
月がみずがめ座へ移動(6:44)
おうし座天王星としし座水星が27度でスクエア(18:29)
月がみずがめ座に移動すると、満月モードになります。しし座新月周期で点火されたすべての薪に火が行きわたって、安定して燃えている状態に到達します。
逆行している水星は天王星とのスクエアを完成させます。水星と天王星のスクエアは、コミュニケーションの変革を象徴します。
一度目のスクエアが7/22でした。それほど前ではないので、7/22前後に何かあったか確認してみてください。そのときにし損ねたことは挽回のチャンスです。そして水星が順行に戻って9/7に3回目の完成になります。3回目は、7/22から始まった一連の物語の締めくくりになります。
8/19☆しし座26度で水星と太陽がコンジャンクション(10:50)
ふたご座木星とおとめ座金星が17度でスクエア(14:53)
うお座土星とおとめ座金星が17度でオポジション(17:30)
接近していたアスペクトが一日のうちに三つ完成します。
逆行中の水星と太陽のコンジャンクションは、自分と対話するのに最適なタイミング。特にここ数日のコミュニケーションや、情報との付き合い方で変化のあった方は、このタイミングで、ことば遣いやコミュニケーション手段の見直しをして、変えていく実験をしても良いかもしれません。
木星、金星、土星のTスクエアには、離反ですが火星も入っています。恋愛と結婚の違いを比喩的に書きましたが、好きなことを貫くために、我慢したり、本当の本音を隠すことになるかもしれません。そこまでして貫きたいかどうか、が考えどころです。
8/20☆おうし座天王星としし座太陽が27度でスクエア(1:45)
月がボイド入り(3:25)
水星に続いて太陽が天王星とスクエアになります。自分との対話をした結果、自分が変わることが必要なのだと分かる日。
そして、8/20 3:25 月がボイドに入ると同時に、みずがめ座27度で満月になります。
[月と土星が接近]
今年のしし座新月からみずがめ座満月までの間は、チャレンジした結果がはっきりと出ます。その結果、チャレンジする前の状態に一部戻すような動きも出てきそうです。
新月と同時に水星が逆行するので、迷走状態になりやすく、イライラしたり、精神的に疲れてしまうかもしれません。
水星逆行中は、水星が象徴することがら(情報、ことば、コミュニケーション、仕事など)を見直す期間になります。
満月までの水星の動きは、金星と重なって、しし座へ移動し、天王星とスクエアになって、太陽と重なります。
この象徴を読み解くと、現場でのコミュニケーションはなんとか落ち着くものの、チャレンジの結果がハッキリと出ているので、その結果をもってやり方を変えていく必要が出てきそうです。
そこで、今までやってきたことを各自が振り返り、各自のこれからの生き方と突き合わせて、プロジェクトとの関わり方、責任の取り方を自問自答する。こんな風に読み解けると思います。
各自の生き方は、千差万別。義務感だけでは生きていけません。いかに充実した人生にしていくのか。
この満月までに起こることと、ほのかに感じる違和感が、あなたの中の満たされていない部分を浮き上がらせて、さらに充実して生きていくためのヒントになってきそうです。