20代や30代の頃の様には行かなくなってくるのを体感してくるのが40代50代。
人間は60歳で一気に体に変化が訪れる(老化が進む)とも言われているので、まずはそれまでにそこそこ鍛えておきたいと思うところではあります。
20代や30代はある程度体の無理も利くし、睡眠でかなり回復できますので栄養補給さえ怠らなければ結構ハードなトレーニングもこなせます。
しかし早ければ30代後半から、無理が利かなくなってくるのが、寝ても疲れが残ってしまうのを徐々に感じるので、若いころにやっていた内容ではトレーニングも続きません。
ですので40代、50代はその年齢にあったトレーニングをすることが健康の為であります。
自律神経の話ですが、40代は20代の頃に比べるとその機能が半分以下に落ちてしまうため、自律神経的に疲労を貯めやすいというのがありますね。
人間は、生き物としての本来の寿命はその自律神経の機能が激しく低下するぐらい、だいたい50年ぐらいだと言われています。
ですので身体の機能低下も当然と言えば当然ですが。
あと、女性の場合はやはり50才前後で閉経を迎えますので、その点を考えても50才前後が寿命だったというのも頷けます。
しかし現実は50代でもまだまだ現役!と思っている方も多いと思います。
その辺りの心と体のズレは体調を崩す原因にもなるかと思います。
ではどうしたら良いのかと言えば、身体の方に合わせた活動をしてあげる必要があるのではないでしょうか。
身体の活動が変わればもちろん心も変わらなければなりません。
まあ、中には「若さは心から!」と言う人もいるかも知れませんが、それで体が持つ人は最初から遺伝的に強い種であるだけです。
そうじゃない人は心だけ若いといつか大怪我をしますので気を付けたいものです。
「身の程」という言葉を嫌う人もいると思いますが、でも大事なことだと思います。