続き。
そんな訳で、マスターズ全日本ウエイトリフティング大会は2度ほど出場しました。
初回は優勝ですが日本記録ならず。
初回は自分の階級にライバルがいて、その中で1位になれたのでそれはそれで楽しかったです。
2回目の連続出場で優勝&すべてのスコアにて日本記録を取りました。
マスターズ日本記録と言うことで区分されますが、公式で認められるちゃんとした日本記録です。
2回目になると前回ライバルだった人たちは私の居る階級を避けてしまうので、失敗さえしなければ優勝は確実で、実質日本記録を取りに行ったようなものでした。
ここまで2年ぐらいで到達してしまったので次は世界だ、と思うところですが、いろいろあって断念。
ということで、日本記録を取った後は何を目指したかと言うと「審判員」です。
審判員は3級から2級、1級、国際2級、国際1級というような形で区分けがありますが、最初は3級からということで私は3級審判員を取り、そして2年ほど務めました。
審判員になるには、都道府県の協会の役員になる必要があり、それにプラスでペーパーテストがあります。
そのペーパーテストに合格して3級審判員になれます。
そんな訳でテストも合格して3級審判員をやるのですが、そもそも大会が年間にそれほど多くないので経験を重ねるのも大変。
そもそも研修などなくてペーパーテスト受かっていきなり実践です。
先輩方にいろいろ指導を受けながら審判員をこなしましたが、事情があり2年で審判員を辞めました。
というのも、ちょっとウエイトリフティングの研究をしたくなってしまい、その内容的にちょっと距離を置いたところからウエイトリフティングを観察したいということもあり、協会から脱退して完全に一般人として活動をしようと思ったのです。
協会にいると、協会の決まりごとを守らなければならないので、客観的にウエイトリフティングを見たことについてネットなどで発言する時に、偏った発言になったりする可能性もあるなと言うことで、協会自体から離れることで偏見もなく本当に客観的にいられる体勢を作るために、ということですね。
その後7年ぐらいは考察などをしたり実践したりしてそれをネット記事にまとめたり、という作業をしていました。
昨年か一昨年ぐらいにその活動もしばらくお休みの状態です。
ということで、私のウエイトリフティングの軌跡の話はここまでになります。
合計10年ですかね、ウエイトリフティングと向き合っていたのは。
今はそのウエイトリフティングの経験と知識を持って、他の世界で挑戦している最中です。
ある意味まだウエイトリフティングの研究は続いているのですが、今度はウエイトリフティングがウエイトリフティングの外の世界でどれだけ通用するのか、という検証中ですね。
自分で動いてみて、経験して見て、実験してみて、初めてわかることもたくさんあります。
それをまた記事に出来る日が来ると良いなと思っています(今のところ未定です)。
後はウエイトリフティングの指導も同時にやっています。
研究したものを生かす為に、ウエイトリフティングのパーソナルトレーニングをしています。
やってみたい、興味がある、向上を目指したい等ありましたら是非体験してみてください。
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