今回は何故女性にウエイトリフティングを勧めたいのかを書きます。
結論から言うと「骨の強化」です。
女性にとって「骨」の健康というのは非常に重要です。
なぜならば、女性は「閉経」と言うものを迎えた後、骨が弱くなりやすいからです。
良く耳にすると思います。
高齢女性の「骨粗しょう症」というのを。
男性の骨粗しょう症は聞かないでしょう?
これは女性の体の仕組み的に仕方のない事です。
少しだけ細かいことを書くと、女性ホルモンが分泌されなくなる関係でそうなります。
女性ホルモンは骨にも密接な関係がある大事なものなのです。
ということで、閉経後にも骨をある程度維持することはできるのですが、体の機能的にこのタイミングは非常に骨が弱りやすいです。
ではそうなっても年を取っても大丈夫になるようにはどうしたらよいかと言えば、骨密度を上げておくのです。
これも耳にしたことがある言葉ですね「骨密度」。
骨密度は骨に振動を与えること・そして血中の栄養に骨を作る成分がきちんとあるという条件で上がります。
栄養面については今回は置いておきますが、骨に振動を与える…
いったいどういうことなのかというと、ジャンプをすると着地の時に足に衝撃を感じると思います。それです。
振動、というか衝撃は骨が折れない程度にそこそこ強い方が良いらしいです。
で、それに向いているスポーツが「ウエイトリフティング」なのです。
学問的統計データでも、各トップアスリートから統計を取った競技ごとの骨密度、というのでウエイトリフティングと柔道はダントツで骨密度が高いのです。
何故柔道?というのは、柔道は投げられて叩きつけられますが、あれが骨に振動を与えているのです。
でも、女性の皆さんは畳に叩きつけられたくないですよね?(私は嫌です)
ということで、痛くなく骨に振動を与えることができるのが「ウエイトリフティング」なのです。
そういう、身体機能を上げるためのウエイトリフティングは時に「クイックリフトトレーニング」とも言いますが、骨密度を上げる目的ならクイックリフトトレーニングでも良いですね。
実は女性の健康維持にも貢献できるウエイトリフティング、やってみませんか?
骨密度目的ならフィジカルトレーニングというコースでそれが出来ます。
もちろん、大会にも出てみたいと思うならウエイトリフティング指導コースでも出来ます。
骨密度を上げて、寝たきり生活のリスクを下げてみませんか?