最近の傾向 | 日本習字教育財団 上海支部

日本習字教育財団 上海支部

上海で活動を始めて11年目の日本式書道教室のブログです。
お知らせ、教室の様子、上海の教育事情、子ども達を取り巻く環境、書道史豆知識などについて書く予定です。

<教室の様子>

夏休み以降は、特にインフルエンザが幼稚園でも小学校でも流行し、毎日どのクラスでもお休みの連絡をいただきました。

また、まだコロナに罹患する生徒さんもいらっしゃいますので、気が抜けないです。

公共交通機関内(主に地下鉄)のマスク率は約20%位ですが、6月にコロナ入院した私としては、まだまだマスクが離せない状況です。

 

二学期になり、浦東の東和公寓教室も生徒が増えました。

浦西の各クラスも、そろそろ満席のクラスが増えてきました。

最近の傾向は、水曜日16時半から始まる幼児の硬筆クラスへ、リビングストーン幼稚園の子ども達の親御さんからのお問い合わせが増え、10月の体験希望者が全て入会されるなら、このクラスは満席になります。

また、日曜日15時クラスも残席が1席となりました。

 

<問題を持つ子ども達のクラス>

9月から募集を開始した、「学習障害・発達障害・またそのグレーゾーンの子ども達を対象としたクラス」へも早速入会者が増えています。

このクラスは、幼稚園や学校で問題行動が見られる子ども達に特化したクラスで、それぞれ子どもの個性と特性に寄り添った指導を根幹としています。

ですから、カリキュラムは各人みな異なり、子どもの理解と限界を考慮したものになっています。

 

特別な問題を抱えていたとしても、どの子ども達も学ぶことが楽しい!と、実感してほしいと思います。

また、人と比べるのではなく、毎週毎週少しずつ目に見える進歩によって、子ども達が自信を持ち自尊心が育ってほしいと思います。

そのような子ども達は、幼稚園や学校で注意されることはあっても褒められることは少ない子ども達なので、私の教室へ来た時には、沢山褒められて、「出来た!」という自分の進歩を味わってほしいと思います。

 

<10月の予定>

現在、中国は国慶節のお休み中です。

当教室は10月18日より、通常のお稽古が始まります。

 

どのクラスも残席が少なくなってきましたので、ご関心がある方はお早めにお問い合わせくださいませ。