Vol.675『過去生を思い出す旅?⑨』 | あんじゅの”シンプルライフ” ~理想の現実をしっかり創りませんか?~

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Vol.675『過去生を思い出す旅?⑨』

 

マチュピチュ遺跡再入場の朝。

7時に遺跡に入るために、630のバスを予約しています。

出発は6時。

朝ご飯は5時です。

足を休ませる時間はありません。

430に準備のために起きると、外の雰囲気は湿度といい、空気感といい、なんとなく日本の温泉街です(笑)。

渓流のある景色というのは風情があります。

ただ、平坦ではないということで、どこにいくにも、登ったり、降りたりです。

おいしい朝ご飯を食べて、6時までにホテルのフロントに荷物をあづけます。

いや、これ、予定通りということでしょうが、後でマチュピチュ村に戻ってきた際に、クスコの空港に行くために電車に乗る予定でしたが、本当に電車の発車までに20分くらいしか余裕がなかったです。

ギリギリの行程で笑えます。

さて、再びバスに乗って、遺跡に向かいます。

朝6時30分だというのに、バスを待つ長打の列ができていました。

乗車時間は約30分。

山から登る朝日を見るという予定でしたが、もう外は十分あかるい。

「これ、朝日昇ってません?」と聞くと、「遺跡を取り巻く山から朝日が昇るところを見るので、これでOK」と言われて、なるほど。

地平線からはすでに朝日がでてましたが、そういうことですね。

遺跡について、今日は下の道を行きます(涙)。

道は2つあるので、昨日は先に上に登る道、今日は主に下の街を歩く感じでした。

前日より細かな村の説明を受け、「今日は登らないのね~」と喜びにあふれながらの観光になりました。

さっそく、山々の間から朝日が顔を出します。

「あの山と山の間から太陽がでてくるのが夏至の日」

山の峰はジグザグしていて、わかりやすい。

映画ならスパ~っ光が入ってくるとかそんな感じになるのでしょうが、その日は残念ながら少しもやっていました。

十分明るいのですが、輝かしい太陽というよりは、「太陽、でてますよ~!」という体験をしました。

 

夏至の日ですから、昔の神官なら、その日は朝早くから儀式の準備とかしていたのかな?

いろんなモニュメントや家の作り方、儀式が行われていたという神殿の説明をうけながら、
昨日より元気に、遺跡のあちこちを回ります。

写真でよく見る遺跡の後ろに写っている山は聖域ですが、その山の写真を横にすると、男性の横顔に見えます。

そうみると、もう、人の顔にしかみえない(笑)。

ちょうど顎の部分にあたる山に登っている人が見えて、きょえ~。

細くて高い山です。

昔はその山にも自由に登れたそうですが、今は予約制でした。

ちょうど夏至の日だったので、登る人も多かったのかな?

この日は遺跡を本当にあちこちあるいて、面白かった。

遺跡の空気を十分体感して大満足。

では、「出口に向かいます」となり、体は「やった~。後はバスと電車と飛行機で・・・やすめる~?」という気持ちになっていました。

出口について、少し汗ばんだので、さくっと身軽に着替えてしまいました。

そうしたら、「さあ、今度は上からいきますよ」とにこやかなガイドさん。

にこやかだわ(笑)。

「・・・・」

頭はフリーズしています。

喜びも少し。後は、「行ける?」という自問自答になりました(笑)。

幸い、足が疲れているのと、階段で息が上がるくらいで、高山病にはなっていません。

7時に遺跡に入ったので、まだ10時前。

ランチは遺跡の入り口にあるお洒落なレストランだったので、休んでいるとしたら、その近くのカフェで座っているしかない感じ。

(カフェ、バーなど、座れる場場所は2つありました)

でもきっと、待っていたら、「みんな、どこ行ってるのかな~」って気になるよね。

「よし、いくぜ」と気持ちを切り替えて、上のゲートに向かいます。

やる気スイッチを入れたので、入場は1番(笑)。

ここからまた緩やかな坂が始まります。

若手より進みがゆっくりだから、早めにスタートしようかなと思って、行く気満々になっていたら、なぜか後ろが来ない。

「あれれ?」

なんと入口でもめていて、私以外は入れませんでした。

戻ってみると、時間制限が厳しくなったのかな。

持っているチケットで再入場ができませんでした。

でも、なぜか、私だけは入れた(笑)。(目の圧がすごいからじゃ?とか言われたけど(笑)、実際は頭ふらふらで、目線もぽわんだったはず)

その後、ガイドさんがごにょごにょ話をしていて、全員、入れることに。

これは私の予想ですが、前は入れたけど、「今日は人がいっぱい」とか、以前より条件が厳しくなって、本来はだめだったんじゃないかと思います。

でも、再入場できて、出発。

山に登る初歩的な大変さって、どれくらい険しいか、厳しいかわからないことじゃないですか?

その点、昨日、登っているので、これくらいの速度で歩いて、少し休んで、という感じで、ある程度の確信を持ちながら、ゆるゆるついていきました。

ほんと、富士山の8合目を歩いている感じかなあ。

個人差もありますが、私は富士山の9合目に入った時は、5歩歩いたら、立ち止まって30秒息をしないと進めませんでした。

だから、富士山の9合目よりはちょい楽かな~。

実際、富士山より高度、低いしね。

そして、まあ、実際はひいひいいいながら、一回目よりはもう少し高い場所まで登り、眼下に広がる遺跡を堪能しました。

古代の人もここから自分たちの住む村を見ていたんだろうな。

だんだん畑にはリャマがいて(アルパカとは違うよ)、リャマの親子の可愛さに引き寄せられたら、これまたすごい匂いで、のけぞる私。

また、リャマの肉はおいしくないそうですが、生活には欠かせない動物だったようです。

毛もそんなに良くないし、食べられないとなると、荷物を運んでくれたりするのかな?

逆にアルパカちゃんは毛は使えるし、お肉もおいしい(涙)、そして、なにやらかわいい!!ということで、いろんな意味で人気だそうです。

ゆるゆるおりて、昨日は遺跡を回りましたが、3度目の今回は遺跡の方にはいかず、そのまま出口へ。

最後まで頑張ったぜ。

そして、ランチ!!


休んでいた人たちと合流して、ゴージャスなビュッフェをいただきました(^^)。

アルパカのお肉ってあったのかな・・・?

なんか、疲れた頭で「へええ」とか言った記憶がありますが、何に「へええ」だったか、覚えてない・・・。

それにビュッフェとなると、もう、世界共通の味なのかな、と最近は思います。

似たり寄ったりで、外さないおいしさ。

ちょいちょいペルーらしい料理もありましたが、そんなに度肝を抜くような料理はありませんでした。

 

まあ、コカの葉が一番印象的よね。

そして、バスにのり、マチュピチュ村まで爆睡。

ホテルについて、慌てて荷物をピックアップし、20分後に電車で出発する駅に向かいます。

私は勘違いして、ペルーの通貨を3000円くらい残していて、「もう、使う場所がないのかな」と焦り、駅の道までの露店で、慌ててTシャツ1枚購入。

値段交渉もする暇なし。


後で、空港で、お塩とかチョコとかコカとか買えるとわかり、焦りは禁物でした。

まあ、思い出に(^^)。

後で着てみたら、脇の部分の縫製がずれていて、軽く残念(笑)。

駅について5分後には出発。

ほんとぎりぎりなツアーです(笑。

 

続きは次回(^^)。

 

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